猫ブーム!日本中が猫だらけになった理由がわかった

猫ブーム!日本中が猫だらけになった理由がわかった

今、日本は空前の猫ブーム!なんでこんなにカワイイの?人気の秘密は?ブームに乗り遅れないために、ペット界癒され度ナンバーワンの猫の人気の秘密を探ってみた。

2016.4.14 UPDATE

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猫を飼う人が増えて本や写真集グッズがどんどん売れている

今、日本は空前の猫ブームと言われています。犬を飼う人が減り、逆に猫を飼う人がどんどん増えているのです(一般社団法人ペットフード協会調査)。アベノミクスに倣ったネコノミクスなる造語も生まれました。猫に関する本も充実、癒しをキーワードに魅せる「猫びより」、猫と楽しく暮らすための情報誌「猫生活」や「ねこ」などが飛ぶように売れています。カワイイ猫の写真でいっぱいの本がずら~っと並んだ猫専門のコーナーを設ける本屋さんも増えました。猫グッズを取り扱ったお店もにぎわっています。また、もっと猫に癒されたい猫不足の方のために、「猫カフェ」なる場も現れました。放し飼いにされた猫とふれあうことができる空間は、いつも、くつろいだ笑顔の猫ファンでいっぱいです。難しいことはわかりませんが、2015年の経済効果は2兆円を超えたらしい。2兆円ってどれくらい?平成27年のトヨタの営業利益とか、電子マネーWAONの年間利用額とか、安倍総理がやろうとしているエジプトへの経済協力規模とか、とにかくすごい額であることがわかります。時代は「ペットといえば猫」に変わってきているのです。名実ともに、カワイイと大人気の猫がペット界のトップに立つのもそう遠い日ではなさそうです。

出典:www.amazon.co.jp

うにの写真集

インターネットで大人気”うに”の写真集。残念ながら2016年1月27日に亡くなったが、今もってその人気に陰りはない。

ブログ:うにの秘密基地
http://ameblo.jp/sauta19/

出典:wagahaido.com

猫専門の書店「書肆・吾輩堂」

日本で最初の「猫本専門」の書店。「毎日が猫の日」として、2013年2月22日・猫の日に猫が登場する書籍を集めたネット書店をオープン。猫好きの期待に応えられるような猫道を極めた書店にしたいと日々努力している。

http://wagahaido.com/shopping/archives/category/genre/photo

インターネットで目にする猫の写真が増えて猫の魅力を拡散した

猫の魅力は、30年前と何も変わりません。ぱっちりした大きな目も、つややかな毛並みも、ぷにゅぷにゅした肉球も、思わずぎゅっと抱きしめたくなってしまうほどのカワイさは、昔も今も同じです。変わったのは、そのカワイさに触れる機会が圧倒的に増えたこと。Twitterツイッター、Facebookフェイスブック、Instagramインスタグラムなど、SNS(誰かと誰かをつないで情報を交換するサービス)を使って、簡単に猫の写真を共有することができるようになったのです。毎日数えきれないほど投稿されるそのカワイイ写真は、SNSを通じて広がってゆきます。それぞれが自慢の写真を交換することでSNSがにぎわいます。やがてその様子がたくさんの人たちの目に留まり、猫の魅力に気づくこととなりました。

吾輩は猫駅長たまである!

駅長の「たま」は、ホームページでその魅力を発信するとともに、駅の集客にも貢献している。

和歌山電鐵公式サイト
http://www.wakayama-dentetsu.co.jp/

出典:nekozamurai.info

ツンデレ白猫 玉之丞

「猫侍」でブレイクした玉之丞。その後も数々のテレビ出演を果たしたスター猫である。その魅力は、SNSを通じて日本中を萌えさせた。

公式サイト
http://nekozamurai.info/season2/tv/index.html

猫は薄情。でも人はそこがたまらない!だから骨抜きにされる

猫は飼い主の言うことを全く聞かない。犬と違って呼んでも来ない。機嫌が悪いときは飼い主であっても無視される。近づいたら隠れてしまうこともある。そして物陰からじっと飼い主の様子を伺っている。3日会わないだけで捨てられたと勘違いされ敵だと思われる。あっさりと忘れられてしまうのだ。もっとヒドイときは突然猫パンチが飛んでくる。飼い主のプライドが音を立てて崩れていく。ひどい、ひど過ぎる…。犬は一度飼われると、飼い主のことは忘れないというのに…おまえなんか捨ててやる!…。いや、それはダメだ・・・。だけど、そんな飼い主の葛藤に思いをはせることもなく、餌をもらう時だけ、この時だけはしっかりと近寄ってくるのです。何故だ?何故なんだ?飼い主は、簡単に自分を忘れられたりしたら当然イライラし腹が立ちますよね。ですが、逆に、猫にとって簡単に飼い主を忘れることは、ストレスがたまらないのでいいことなのかもしれません。普通の人間は、こんなに簡単に誰かを無視したり都合のいい時だけ笑顔で近寄るなんてできません。まったくもってうらやましい限りです。この、犬には持ち合わせない押したり引いたりの気まぐれさが薄情といわれる所以で、それがたくさんの人を魅了するのでしょう。

隙間に頭を突っ込んで抜けなくなってしまった間の抜けた瞬間が人の心をつかむ

猫は、好奇心いっぱいの動物です。退屈が嫌いなので、自分の周りにあるものには何でもちょっかいを出したがります。でも、その結果に笑えてしまうことがたくさんあります。床に置いてあった段ボールのふたを開けようとしたけど逆に段ボールの中に落ちてはまってしまったり、高いところにあるものに飛びつこうと何度もジャンプしてみたけれど届かなかったり、ちょっとした隙間に頭を突っ込んでみたら抜けなくなってしまったりなど、上手くいかなかったその間の抜けた瞬間が人の心をくすぐり、人の心をつかんで放さないのです。自分の知らないことには何にでも挑戦し経験を増やしていきます。ですが、忘れてしまうのも早いので同じことを何度も繰り返してしまいます。これも、人が共感を覚える理由でしょう。人間の世界では、失敗を許してもらえることが少ないので、「自分もこんな風に楽に生きていきたい」という思いが重なるのではないでしょうか。ストレスいっぱいの社会で生きる私たちにとって、思わずクスッと笑ってしまうような間抜けな姿は、ほんのひと時の安らぎとなっています。

猫の飼育費用は犬の半分!圧倒的に猫の方が安い

1年間に費やす飼育費用を比べると、犬が36万円に対し、猫は18万円(アニコム損害保険株式会社調べ)。圧倒的に猫の方が安い。

犬にかける費用は年間36万円、猫は18万円。犬猫ともに病気やケガの治療費が増加している。若齢では誤飲や骨折による手術に注意が必要だ。

出典:www.anicom-sompo.co.jp

猫は外で散歩をさせる必要がないので手間がかからない

猫は、外で散歩をさせなくても大丈夫です。室内で飼う猫の運動不足解消方法は、部屋にキャットタワーを置いて上と下を行ったり来たりする上下運動をさせることで解決できます。もともと猫はじっとしていることを好みます。わざわざ外へ連れ出して走り回らせる必要がないのです。それは、足腰が弱った高齢者にとって、犬よりも飼いやすい理由となりました。

猫は犬のように大きな声で吠えないから近所迷惑にならない

アパートやマンションなどの集合住宅でも、ペットの飼育を許可する大家さんが増えてきました。しかし、入居しているすべての人がペットを飼っているわけではない。ペットの飼育を好まない入居者にとって、ペットの鳴き声は苦痛でしかありません。とりわけ大きな声で吠える犬に比べると、猫の声は音量が小さいので壁一枚を隔てた集合住宅であっても響きにくいです。また、猫は眠っている時間が長いので、周りに声が響く時間が短いことも迷惑度を下げる理由の一つです。

猫は飼い主が外出して一人きりになっても寂しがらないから一人暮らしでも飼える

猫は、一人の過ごし方がとても上手です。自分の居心地のいい場所で昼寝をしたり、日向ぼっこしたり、1日のほとんどを部屋でゴロゴロして過ごします。飼い主が仕事で部屋にいなくても、一人遊びができるのです。犬のように、寂しくてつい飼い主を求めて大きな声で吠えてしまうようなことはありません。帰宅した後に愛情を注いであげれば猫のストレスも解消してあげられます。一人暮らしであっても、「寂しがっていないか」と心配する必要がないので安心して飼えます。

自由気ままな生き方が現代人の共感をよんでいる

猫は単独行動を好みます。そんな姿は、現代を生きる私たちのあこがれの対象でもあります。自分を主張することが求められ人間関係に疲れを感じやすくなった社会で、周りに媚びることなく颯爽と自身を生きる事はなかなかできることではないからです。人は、それができる猫たちをうらやましく思えるのでしょう。SNSを通じて、猫と一緒に楽しく生活している暮らしぶりがたくさんの人の目に留まったことで、猫好き同志が交流する機会も増えました。自由気ままに生きる猫の姿を知る人も増え、次第に共感する人も増えました。比較的手間をかけずに飼うことができる猫は、一人暮らしや高齢者から指示されています。猫好きを増やしているのは、人生の多様化に戸惑う私たちの理想であるからだと思います。


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