紺碧の海と絶景が広がっていて神話などで有名な「ギリシア」を旅しよう!

紺碧の海と絶景が広がっていて神話などで有名な「ギリシア」を旅しよう!

数々の神話が誕生して、色んな芸術や美しい風景などが集結している地中海に面した国「ギリシア」は、長い歴史によってここまで発展して、素晴らしい海外旅行地として有名になっている。なので訪れると、感動に包まれること間違いなし。

歴史や神話、そして数々の素晴らしい光景で有名な「ギリシア」とはどんな国か

正式名所はギリシア共和国で古代文明が栄えた国としても有名である

東南ヨーロッパに位置する、地中海に面した国。人口は約1,080万人で、面積は131,957㎢である。紀元前の頃から文明が発達していて、あらゆるギリシャ神話が生み出され、現在では多くの人が訪れる観光地として有名になっている。

世界各国で行われる大切な式典・オリンピックが誕生したのもこの国である

今では世界的に有名な「オリンピック」は、ギリシアで誕生したということを忘れてはならない。写真は、誕生してから間もない様子を柄にして、陶器などに飾り付けたものである。ちなみに古代オリンピックは、全裸で競技を行っていた。

今でも大切に受け継がれている数々の有名なギリシア神話が誕生した

ホメロス、ピンダロス、アイスキュロスなどを始めとする作者が作り上げていった、数々のギリシア神話も、ギリシアを代表するものだということを忘れてはならない。そして現在でも多くの学者が、ギリシア神話の心理を研究している。

魅惑のエーゲ海を始め、歴史を伝える荘厳な建物など、見どころがいっぱい!

多くの人々を魅了するエーゲ海はギリシアの誇りとも言える名所だ

ギリシアとトルコの間にある、どこまでも青くて透明で神秘的な海。この海はギリシアを訪れたら必ず見ておきたい光景である。ちなみにこの海にはたくさんの島が浮かんでいる。

出典:www.history.com

何本もの柱で支えられているパルテノン神殿はギリシアの有名な遺跡だ

夜になると素晴らしくライトアップされる、古代からずっと受け継がれてきた大きな神殿。ここもギリシアの目玉だということを忘れてはならない。遥か昔、ここにはギリシアの首都・アテネを守る紙を祀ってあった。

素晴らしい展示品がずらりと並んでいるアクロポリス博物館も必見

アテネの古代都市・アクロポリスから出土した文化財を展示している博物館。ここは、ギリシアの遥か昔を詳しく調査するのにふさわしい施設である。なので旅行に来たら是非寄ってみるとよい。

出典:tdguide.com

あちこちの遺跡から発掘された貴重な資料を展示するアテネ国立考古学博物館

こちらは、ギリシアの各地で発掘された展示品を集結している博物館。貴重なものばかり展示しているので、絶対に見ておく価値はある。もちろん世界史の教科書に載っていたものも展示されている。

ミノス王の迷宮とも言えるクノッソス宮殿は古代の高度な文明を伝えている

ギリシアのクレタ島にある大きな遺跡。これはミノア文明を支えていた重要な遺跡でもある。元々は政治や儀式が行われていて、4階建てで1200個もの部屋があったが、かなり崩れてしまって今ではこうなってしまった。

晴れた日はのんびりと過ごしたいアテネ国立庭園には500種類もの植物が植えられている

アテネ中心部にある、憩いの公園。元々は王立庭園だったが、1920年代に国立庭園となった。周りには背が高いヤシの木が植えられ、中央には緑の芝生がたくさんある。そして、日の出から日没まで解放されている。

丘の斜面を利用して作り上げたディオニューソス劇場では喜劇が上演された

アクロポリスの砦に建てられていた、コロセウムのような大型劇場。たくさんの座席があるので、14000人以上の観客を収容することができた。これだけ広ければ、演劇は盛り上がっただろう。

多くの人々が神託を求めて訪れたとも言われるデルフィの考古遺跡

パルナッソス山麓にあったポリス(都市国家)・デルフィが残した遺跡。周りは渓谷なので、よりよい風景になっている。そして最高神ゼウスによって作られたと伝承されていて、太陽の神・アポロンの伝説も残っている。

そこから素晴らしい絶景が眺望できるギリシア自慢の遺跡・オリンピア

現代でも受け継がれているスポーツの祭典・オリンピックはギリシアの、このオリンピアと言う場所で誕生した。今でもその面影が残っているような光景が広がっている。

アガメムノンの父アトレウスゆかりの地として知られるミケーネ遺跡

ギリシア・ペロポネソス地方アルゴリダ県の古代都市。いくつもの砦と、王の部屋と墳墓がある。そして考古学者ならぜひとも訪れてじっくりと探索したい場所でもある。

アテネ市民の信仰心の強さが表れた、エレクティオン

ギリシャの首都・アテネに位置する古代都市・アクロポリスの中にあるエレクティオンは、紀元前5世紀末に完成したイオニア式建築の代表作で、かつては女神であるアテナの像が祀られていたこともある。いくつもの丈夫な柱に支えられていることから、古代には類まれな複雑な構造をしているとも感じられる。

戦いに勝って領土を拡大したことを記念して建てられたガレリウスの凱旋門

エグナディア大通りにある大きな凱旋門。古代ローマ皇帝がペルシアのササン朝と対決して勝利を収めたことで、記念に建てられた。アーチ状の部分の下をくぐっていくと、楽しい街が開けていた。

1年を通じて大規模なイベントが執り行われるアリストテレオス広場

大勢の人たちで賑わう、広い敷地の広場。周りにはホテルやレストラン、バーなどが建ち並び、向こう側には広い湾が広がっている。そしてこの広場では政治家の演説、市場などのイベントが開かれることが多い。

何世紀も昔から建っているホワイトタワーは博物館と展望台を兼ねている

現地ではテッサロニキと呼ばれていて、ランドマークの役割も果たしている。かつては敵の侵略を防ぐ砦だったが、牢獄としても使われた。そして世界大戦において町を守る役割を果たしたら、博物館として改装された。

元老院の議院によって建てられたヘロディス・アッティコス音楽堂

こちらは、アクロポリスが所有している屋外音楽堂、劇場。古代ローマの元老院が建設して、大理石で作った観客席は5000人を収容できた。そして今では夜でも観光できるように照明を付けている。

出典:alexanderinn.gr

素晴らしい絶景にたたずむ修道院・メテオラは修行にふさわしい場所だ

ピンドス山脈の麓に、300mや400mは当たり前に超える岩が乱立している。その中の1つには、メテオラ修道院と呼ばれている建物が建っている。ここから見下ろす景色はなかなか素晴らしく、俗世間の煩わしさを忘れそうだ。

そしてエーゲ海には、クルーズで渡れるギリシアの魅力的な島がたくさんある!

出典:owegoo.com

年間を通じて世界中からの観光客がどっと押し寄せる離島・ミコノス島

エーゲ海中部に浮かぶ、ギリシャ領の島。島なので本土から離れているが、立派なギリシアの名所なのだ。そして、リゾート地としても有名である。

青と白が見事に調和して言葉で表現できない美しさを作るサントリーニ島

青い半球型の屋根を持つ家がずらりと並んでいることで有名な、サントリーニ島も押さえておきたい場所である。ここの街だけでも立派な見どころとなっている。天気がいいと、よりそれなりの美しさが際立つ。

長い歴史によってここまで発展したロドス島もよい風景が詰まった感動の街なのだ

世界の7不思議の一つである「ロドス島の巨像」が存在したことで有名な、ギリシア領の島。そして美しい街並みや、アポロン神殿なども設置されている。

遺跡・博物館・人々が集まる広場などが集結したコス島もおすすめ

ここは、ギリシアと言うよりトルコに近い島である。これまで紹介した島にあるような大きな建物はあまり建っておらず、農作物を育てている農地が多い。そしてここには、ヒポクラテスの木が植えられている。

三平方の定理を発見した数学者・ピタゴラスの出身地として知られているサモス島

こちらもトルコに近い島だが、エーゲ海に浮かんでいる。ゼウスの妻であるヘーラーという女神が祀られている神殿があって、それは1992年に世界遺産として認められた。そしてここにはギリシア人を始めとする多くの観光客が来ている。

建物全てが白でまとまっていてとにかくおしゃれな印象が伝わるパロス島

純白のような白い建物で統一されている、清楚な感じがあふれる島。ここには古代からの歴史が伝わっていて、見どころもたくさんあるので、憧れの観光地として有名である。

まさにこの世の楽園という言葉が似合うイカリア島は長寿の島として有名

ギリシャ神話に登場する英雄・イカロスがこの島の近くに転落したという言い伝えから、現在の名前が付いた。現在は立派な観光名所となっているが、昔がとても資源が乏しかったのである。

湾曲した所に透明で青い海が広がっているザキントス島は誰もが感動

ジブリの映画・紅の豚の舞台にも使われた、どこまでも濃い青色を持つ海が広がるリゾートエリア。もちろんここでのバカンスを楽しめるような建物、設備、アクティビティ活動もしっかり整っている。

小説『封印の島』の舞台にもなった、スピナロンガ島

クレタ島の東部に浮かぶスピナロンガ島は、ヴェネツィア人が半世紀に渡って支配していて、ハンセン病患者を受け入れるコロニーの役割も果たしていた。ここにも毎年多くの観光客が訪れ、現在ギリシャはこの島を世界遺産として認めてもらえるよう活動を続けている。

出典:www.isango.com

ヘレニズム文化の宗教的・芸術的・商業的な中心地でもあった、デロス島

エーゲ海及びキクラデス諸島に位置するデロス島は、ヘレニズム文化の宗教的・芸術的・商業的な中心地として繁栄し、今でも大切な遺跡が数多く残っている。そして何より目を引くのが、勇ましい咆哮を上げている写真のライオン像である。

サントリーニ島第二の島とも言われる、ティラシア島

こちらもエーゲ海に浮かぶ素晴らしい島だが、紀元前1500年頃の大噴火で島の中央が沈み、、紀元前236年の地震でティラ島から見事に分離したのも特徴である。ここには伝統的な白壁の家並みが残っているので、晴れた日はのんびりと散策するのにふさわしい。

じっくりと見ておきたい、感動的なギリシア美術

多くの博物館で展示されることも当たり前にある感動を呼ぶ色々な彫刻

ギリシアで誕生した数々の彫刻は、どれも芸術的で素晴らしいものばかりである。特に男性の裸体は、力強さをしっかりと表現している。なので街のどこかで見かけたら、ぜひ写真を撮っておくべきである。

ヘレニズム時代の美術において最高傑作とも言われているミロのビーナス

現在はフランス・パリのルーヴル美術館で展示されている、美しい女性を模った彫刻。これもギリシアで作りだされている逸品である。ちなみに全体のバランスをよくするために黄金比を生かしているのも特徴だ。

多くの人が美味しいと唸る、この土地自慢のグルメも紹介!

一度食べると病みつきになってしまいそうなオーブン料理・ムサカ

一見イタリアのラザニアに似ているが、たっぷりのひき肉とナスが使われているのが特徴。もちろん子供から大人まで幅広く愛されていて、一度食べると病みつきになる味を持っている。

またの名をギリシア風の田舎サラダとも言うホリアティキ・サラダ

ヤギのチーズとオリーブオイルを使ったドレッシングがかかっている、食事にぴったりなサラダ。たっぷりの野菜が使われていて、それはチーズやドレッシングとよく調和する。

日本だとたらこや明太子を使って作ることができるまろやかな味のタラモサラダ

コイやボラの卵と茹でてつぶしたジャガイモを和えたサラダ。日本ではタラコを使って、そのまま食べることが多いが、現地ではコース料理の前菜として使われ、パンに塗って食べることが多い。

出典:www.drweil.com

古くから伝わるドルマデスは今までに味わったことのない風味がある

こちらは、ブドウの葉っぱで米とひき肉を包んで煮込んで作る料理。ブドウの葉っぱはそのまま食べられて、できたてでも冷めてから食べても美味しい。

地元で獲れた新鮮な魚を美味しく調理する数々の魚料理も喜ばれる

ギリシアの魚料理は、これまで紹介してきた料理のようなきちんとした名前が付いていない。そして作る方法は、お腹をさばいて内臓を取り出し、中にレモンや香草などを詰めて、直火でグリルするという方法で、最後はオリーブオイルをかけて食べる。


よかったら「いいね!」もよろしく♪