こんなの見たことがない世界の珍しいキノコを紹介!

こんなの見たことがない世界の珍しいキノコを紹介!

菌で繁殖する「キノコ」は、私たちが日常で食べているものだけではなく、毒があったり、奇妙な形をしていたり、鮮やかな色をしているものもある。それらをじっくりと見てみると、まるで非日常的な光景を醸し出しているかのようにも見えるということを紹介する。

2016.12.13 UPDATE

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色合いや形状を始め、奇妙なものがある、世界中の珍しいキノコ!

カエンタケ

触れると皮膚に炎症を起こし、食べると死に至ると言われている恐るべきキノコ。日本では奈良県の森林で大量発生しているということが明らかになっている。なので山歩きで見つけても絶対に触れたりしてはならない。

ドクツルタケ

一見白くてかわいいキノコのように見えるが、これにも危険な毒が含まれているのだ。地方によっては「シロコドク」や「テッポウタケ」という名前が付けられていて、欧米では「破壊の天使」というあだ名がある。

ワカクサタケ

艶もある緑色をしたこのキノコは、まるでエメラルドやヒスイのように美しい。これはまるでおとぎ話の世界に出てきそうなキノコとも言える。ちなみに緑色の要素は植物にある葉緑体ではない。

出典:m.blog.daum.net

カニノツメ

タラバガニやズワイガニといったカニの爪のような、非常に珍しい形状のキノコ。新鮮なうちは生きているカニのように真っ赤だが、しぼんでくると色合いもくすんでくるのだ。

イカタケ

ひっくり返すと、たくさんの脚を持つイカのように見えるキノコ。写真に写っているようにこんなに赤ければ、海で暮らしているイソギンチャクのようにも見える。こんな形でも立派なキノコなんだから実に素晴らしい。

アカダマキヌガサタケ

白いレースのような傘をまとった、おしゃれな感じのキノコ。この姿自体が美しいことから、「キノコの女王」として称されている。そしてこれは中国でスープの具や料理に使われることも多い。

出典:www.mnn.com

シャグマアミガサタケ

笠の部分は、色々と考えたりする脳のようになっているので、非常にユニークである。そして猛毒があることでも有名だが、毒を完全に抜いたものを欧米や中国では缶詰にしてスーパーなどで販売している。

出典:www.wikiwand.com

ツチグリ

地面にへばりついていて、花のような笠も持っている。乾いている時は丸まっていて、湿気を帯びると外側の皮が開いてくる。真ん中の白い部分をつついてみると、胞子を吹き出すのだ。そして今日、塩ゆでや汁ものや煮物、炒め物といった料理にも使われている。

出典:www.wikiwand.com

オニフスベ

一見ゴムまりやバレーボールのように見えるが、れっきとしたキノコなのだ。またの名を「セイヨウフスベ」とも言い、大きさは最大で50センチにもなったりする。そしてヨーロッパではこれを食べやすい大きさに切って、バターで焼いてパンにはさんで食べるのだ。

ヤマブシタケ

まるでおじいさんの髭や高級な毛皮のように見えるキノコ。主に古くなった木の幹に菌を張り巡らせて繁殖していて、食材としても使われている。ちなみにこれはキノコ農園でも栽培されて、スーパーで売られていることもある。

タマゴタケ

ニワトリが生んだ卵のようにも見える笠を持っている。遺伝子研究が進んだことによって学名が変わり、中にはこれとよく似た「タマゴタケモドキ」という品種もある。もちろん食べられるが、毒キノコと間違わないようにすること。

アミガサタケ

頭部が網目状になっているのが特徴の、春になるとよく見かけるキノコ。日本ではあまりなじみがないが、ヨーロッパでは高級食材として重宝されており、「モリーユ」という名前が付けられていて、既に乾燥させたものを販売している。

出典:dl.id.au

ソライロタケ

神秘的な青色をまとった、不思議な雰囲気のキノコ。シメジと同じ仲間に分類されて、表面に少しでも傷がつくと黄色に変わるという奇妙な習性を持っている。そしてなかなか見つけることが難しい。

出典:www.rysch.com

キツネノロウソク

確かに、炎が灯っているロウソクのような形状をしているおかしなキノコ。先端部にはものすごく臭い匂いを放つ粘液が分泌されていて、梅雨の時期から秋にかけて、ヨーロッパのあちこちで発生するということが多い。

出典:www.linkedin.com

出血しているように見えるキノコ

このまとめの中で、一番奇抜なキノコと言えばやはりこれだろう。日本語での名前はなく、「Hydnellum peckii」という学名があって、世界中では「悪魔の歯」や「イチゴとホイップクリーム」といった愛称で親しまれている。

ヤコウタケ

ハラタケ目、キシメジ科、クヌキダケ属に分類されるキノコ。昼間は真っ白な普通のキノコに見えるが、夜になるとこんなに光るのだ。ちなみに光る要因は、キノコ内にある「ヒスピジン」という物質のせいである。

出典:amanitashop.com

ベニテングタケ

これも、おとぎの世界で出てきそうなメルヘンチックなキノコ。白い点が付いた赤い笠は、多くの人の心を惹きつけてくれるに違いない。だけどかわいい見た目とは裏腹に、強い毒があるということを忘れてはならない。

出典:www.flickr.com

カゴタケ

幾何学的な立体のように見えるが、これでもちゃんとしたキノコなのだ。針葉、紅葉樹林の中に生息していて、内側に繁殖に欠かせない胞子液が付いている。本当にキノコは奥深さと神秘的な印象がある。

出典:www.flickr.com

スエヒロタケ

多くの大陸で発見されているので、世界でも最も印象的なキノコの1つとして知られている。そして近年では、人の肺に寄生して気管支炎や喘息などを起こす「スエヒロタケ感染症」の要因となることがわかってきた。

ウスキキヌガサタケ

以前紹介した「アカダマキヌガサタケ」の仲間。レースのようになっている部分が黄色となっているのが特徴である。例え黄色でも、自然と十分に馴染んでいて白の時にはなかった雰囲気があふれている。

出典:www.nahuby.sk

カンゾウタケ

見た目はまるで人間の肝臓のように見えるので、その名前が付けられた。世界中に分布していて、ヨーロッパでは食用としてよく使われていて、アメリカでは「貧者のビーフステーキ」、フランスでは「牛の舌」と呼ばれている。

ウスムラサキホウキタケ

淡い紫色がある、マイタケのようなキノコ。広葉樹林の中に生息していて毒もないので、食用として使われることも多い。そしてたくさん採れるのでキノコ狩りのお目当てとなっていて、色々な料理方法が編み出されている。

キノコには、私たちが知らない神秘が秘められている!

これまで紹介してきた数々の珍しいキノコは、明らかにスーパーで売られているものとは大きく異なっていて、奇妙な形や色をしていたり、毒を持っているといった特徴があることがわかった。それらはキノコたちの個性や、生き抜くためにある特徴、そしてキノコ菌の繁殖の脅威を示していると言えるだろう。もし山を散策してこのようなキノコに巡り合えたら、ぜひじっくりと観察して写真に収めてみるとよいだろう。


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