世界遺産もあるフィリピンのリゾート・パラワン島のまとめ

世界遺産もあるフィリピンのリゾート・パラワン島のまとめ

フィリピンの南西部にある島・パラワン島は、多くの人には知られていない世界遺産もあるという魅力の島だ。もちろん心から癒せるビーチリゾートや国立公園、そして楽しいアクティビティも充実しているので、毎年世界中から多くの観光客が訪れている。

フィリピンが所有する、パラワン島とはどんな島か?

フィリピンの中で5番目に大きいパラワン島は最後の秘境とも例えられる

パラワン島とは、フィリピンの南西部にある島を指す。面積は11,785平方kmで、熱帯雨林に覆われた山岳地帯に占められている。そして周囲には無数の小島があって、周りはきれいな海で囲まれているので、多くの海外旅行客が訪れている。

島全体の形は細長くてまっすぐに伸びているように見えるのが特徴

パラワン島の形状を、拡大したフィリピンの地図で見てみると細長いことがわかる。(赤い四角形で囲んだ部分)その上、首都のマニラがある本土を始め、同じく所有しているセブ島から、少し離れた場所にあることも理解できる。

北部には日常の煩わしさを忘れられそうなエルニドという島もある

このパラワン島の北部には、エルニドと言う有名なリゾートの島が浮かんでいる。そこもパラワン島に劣らないくらいの素晴らしいリゾートがあって、多くの観光客が訪れている。透き通ったエメラルド色の海が、ここの最大の名所である。

この島が誇る最大の目玉でもある、2つの世界遺産は見ておきたい

カヌーに乗って潜ることもできるプエルト プリンセサ地下河川国立公園

パラワン島の洞窟内に流れている川を保護するための、国立公園。1999年にユネスコの世界自然遺産として登録された。そしてこの川には独特の生態系が生きているのだ。カヌーに乗って川を下って、中の洞窟に入るツアーも実践されている。

サンゴと戯れる熱帯魚や海の生物が暮らすトゥバタハ岩礁海中公園

パラワン島の東にある、きれいなサンゴ礁を保護するために設置された海中公園。1993年に世界自然遺産として登録された。そして2009年にこの範囲を拡大している。もちろんダイバーにとっての穴場でもある。

周囲の海より浅くて、誰でも気軽に訪れることができるビッグラグーン

エルニドの中でも特に群を抜く観光名所となっているのが、断崖絶壁に囲まれたビッグラグーンである。ここは周囲の海よりも浅く、壮大なランドスケープが楽しめて、一度足を踏み入れるとどんどん奥まで進みたくなる穴場である。

シーカヤックで訪れることが多い、スモールラグーン

先ほど紹介したビッグラグーンと肩を並べる名所でもある、スモールラグーンは仲間たちと一緒に漕ぐシーカヤックの目的地となる。なぜ細長いシーカヤックで向かうのかは、入り口が狭いため大きな船で入ることはできないからである。

ぜひとも目に焼き付けておきたい、パラワン島の素晴らしい風景!

やっぱりどこまでも透き通っている青い海はリゾート島の魅力と言える

パラワン島を始めとする数々のリゾートの島には、やはり青い海が欠かせない。透き通った海水はどこまでも広がっていて、青空とそこに浮かぶ太陽と映えさせてくれる。まさにこれは自然が作りだした楽園と同じだ。

出典:www.eihr.com

どこまでも続いている白い砂浜は青い空や海とよく調和しているのが伝わる

青い海と空とよく馴染むものと言えば、やはり白い砂浜だろう。純白のような色合いをしていて、全体をより引き締めているということが伝わってくる。そして感動的な風景になっているので、写真に収めておきたい。

一日の終わりを告げる感動的な夕日は海をこんなに赤く染め上げる

日中が終わる時を知らせる、沈む夕日もぜひ見ておきたい。オレンジ色に輝く太陽は、海を赤く照らして、感動的な情景を作り上げる。この役割は、一日の終わりを知らせてくれるということを示す。

出典:trip101.com

キラキラした水面にはっきり映える宿泊用の水上コテージも素晴らしい

島を訪れた時に泊まる、宿泊用の水上コテージもなかなか素晴らしいものが揃っている。きらきらきらめく海と、素朴な色合いと形状のコテージがよく馴染んでいるのが伝わってくる。

真っ赤な空と暗い空が、見事に調和しているのがわかる

こちらは、太陽の半分が地平線へ沈んだ様子を示している。それと同時に空が暗くなってきているが、まだ太陽が照らしている赤い空と調和していて、感動的な風景を作り上げる。

出典:redosity.com

共に青い空と海は断崖絶壁の山に生えている緑ともよく馴染んでいる

この島のほとんどは、険しい山岳地帯に覆われている。そしてその山々には、うっそうと茂る木々が立っている。これはまさしく、圧巻の大自然と言える光景である。そして登山家が積極的に登りそうだ。

出典:www.ayc.com.au

浜辺に備え付けられた屋根付きのハンモックでゆったりとくつろげる

浜辺に建っている小さな小屋には、屋根が付いたハンモックがぶら下がっている。そこに寝っ転がって、潮風に吹かれながらのんびりくつろいでも全然かまわない。

たくさんの魚が生息しているのでよりシュノーケリングやダイビングを楽しめる

パラワン島を囲む海には、カラフルなたくさんの魚が生息している。その魚は、ダイビングで深く潜ると、ダイバーを歓迎してくれそうだ。

さらに深く潜るとのんびりと泳ぐウミガメも生息していることがわかる

大きな体を持つウミガメも、この島の海で暮らしている。もし会えたなら、非常に感動的な思い出となるだろう。

出典:www.newsday.com

旅の疲れを癒せそうなリゾートホテルも充実しているのもありがたい

パラワン島の宿泊施設は水上コテージだけではなく、立派なリゾートホテルもあるのだ。もちろん造りは観光客を温かく迎えてくれるような造りとなっている。これなら、快適に過ごせるに違いない。

出典:sg.carousell.com

さらにこの島には、最大級のクワガタ・パラワンオオヒラタクワガタが生息

大自然に恵まれているエルニドは、色々な野生の生物が暮らしているが、その中でも特に注目を集めているのが、最大110mmの体調を持つパラワンオオヒラタクワガタである。これは世界最大のクワガタと言われていて、大きさとは裏腹に機敏な動きができ、狙った獲物は外さないという凶暴さもある。

有意義なアクティビティ活動・美味しい地元料理も豊富!

専用のメガネを使って浅い海を楽しむアクティビティ・シュノーケリング

息ができるような管が付いた水中メガネを付けて行う、アクティビティ活動。広くて透明な海を、初歩的に楽しむなら、この方法がとてもおすすめである。そして、あまり費用も掛からないのがありがたい。

エンジンが付いていないボートに乗ってオールで進むシーカヤック

カヌーのようなボートに乗って、オールで漕いで進むというアクティビティ。透き通った海に浸かったオールが、心地よい水しぶきをあげている。もちろんボートは一人でも乗れるが、複数の人と乗っても構わない。

専用の酸素ボンベを背負って海に深く潜るスキューバダイビングも忘れず

やはり海を存分に楽しむアクティビティと言えば、深く潜るスキューバダイビングだろう。より深く進んでいくと、たくさんのカラフルな魚たちが出迎えてくれる。そしてダイバーの心をつかみそうだ。

出典:www.eoasia.com

プロペラが付いた海中スクーターはなかなかユニークな海中散歩だ

これも、深い海を存分に楽しむアクティビティである。頭を覆うヘルメットが付いたスクーターに乗って、海の中を探検していく。こんな活動もあるなんてとても素晴らしいことである。

洞窟の中の独自の生態系も見ることができるプエルト・プリンセサ探検

先ほど紹介したパラワン島の世界遺産・プエルト・プリンセサ国立公園を満喫するためのアクティビティ。カヤックに乗って川を渡り、洞窟に潜っていくという、冒険のような活動を行っている。

特別な形の船に乗って島々を渡る、アイランドホッピングツアー

パラワン島を訪れた世界中の観光客が参加する、アイランドホッピングツアーというアクティビティ活動は、アメンボのような船に乗って小さな島々を渡り、ビーチ遊びやシュノーケル、ランチ、散策、写真撮影などを楽しむ。日程は日帰りとなっていて、終了した後は有意義な思い出になること間違いなし。

島に1か所しかない工場で作られる地元ビールを味わうのも忘れず

パラワン島に来たら、地元のビールで乾杯することもお忘れなく。これがあると、より一層楽しい旅行になるに違いない。もちろんお土産としても販売されている。

満足いくまで食べたい地元の美味しい料理は結構リーズナブルな価格

地元で採れた魚介類やマンゴーなどを贅沢に使った、地元料理は是非食べておきたい料理である。アクティビティ活動を楽しんでお腹が空いたときに食べると、もう格別である。

実はパラワン島には、こんな意外な観光名所もある!

日本の刑務所では決して見られない温かさが込められたイワピグ刑務所

大抵の刑務所は、観光向けには開いていないことが多いが、この島の刑務所は観光客を温かく受け入れてくれる名所なのだ。受刑者が案内してくれて、受刑者が作った刑務作業作品を販売している。

たくさんの珍しい蝶が生息しているパラワン バタフライガーデン

珍しい蝶が生息している、自然な感じがあふれている花園。おそらく日本には生息していない蝶もたくさんいるに違いない。蝶が群がるように、おしゃれな花を植えているのも最大の特徴である、

出典:www.flickr.com

水色と白でまとめられているイマキュレート コンセプション大聖堂

プエルトプリンセサを駆け抜ける通りに建立している、荘厳な雰囲気の教会。ここにはたくさんの人が訪れて、祈りを捧げている。そしてこの島の立派な観光名所となっているのが特徴である。

何匹もの大きなワニが生息しているクロコダイル・ファームも楽しい

ここは野生動物保護センターの1つとなっていて、さらには研究にも勤しんでいる施設。飼っている生物はほとんどワニだが、色んな種類や大きさがあって、さらには骨を博物館で見かける恐竜の骨の化石のように展示している。

色んなお店が集結しているリサル アヴェニューは非常に楽しい街

地元の人や観光客で毎日賑わっていて、両側には色んなお店が並んでいる通り道。ここを訪れたらただ散歩したり、お店や食べ物屋さんにふらりと立ち寄るとよい。

パラワン博物館でこの島の歴史や文化などを深く学んでも構わない

島の観光に加えておきたい、小さいけれど立派な博物館。ここではパラワン島の歴史を示す資料や発掘されたものが展示されているので、パラワン島を深く学びたい方におすすめ。

空港から歩いて行ける距離にあるパラワン州特別大隊第二次世界大戦博物館

今度は先ほどのパラワン博物館とは異なっていて、主に第2次世界大戦中に起こった当時の様子を展示している。戦争中に兵隊が使っていた遺品やもうボロボロになって動かなくなったジープなど、戦時中の様子が伝わってくるようなものばかりが展示されている。

パラワン島に来たら気を付けておきたい、2つの注意事項

クレジットカードが使えない店がほとんどで現地のお金のみの支払いとなる

パラワン島は、フィリピン本土と違って、世界共通で使えるクレジットカードが使えない店がほとんどだ。だから現地で買い物をしたり宿泊費を払うなら、きちんと現地のお金を持っていくことが不可欠。

朝の6時から14時まで電気が使えないのでポータブルバッテリーを携帯するとよい

さらに気を付けておきたいのが、パラワン島では電気の使用時間に制限があることだ。朝の6時から14時までは電気が一切使えないので、夜の間に携帯電話などの充電を忘れずに。

日本から、パラワン島へ渡るには

パラワン島には空港が一切ないのでマニラへ旅立つことが必須となる

美しい大自然があふれている、パラワン島を訪れるには、日本から5時間かけてフィリピン・マニラへ旅立つことが必須である。そしてマニラ空港に降り立ったら、パラワン島行きの直行便で向かうとよい。


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