他人にイライラする…即効でイライラを抑える感情のコントロール方法
他人にイライラする…感情に振り回されがちな人のためにイライラをコントロールし自身の感情とうまく付き合っていくための対策を解説。原因を知り、ちょっとしたトレーニングを積み重ねイライラの軽減・抑制ができるようになると、それだけで余計なストレスをためることなく問題をスムーズに解決する態勢も整います。
他人にイライラする…感情に振り回されがちな人のためにイライラをコントロールし自身の感情とうまく付き合っていくための対策を解説。原因を知り、ちょっとしたトレーニングを積み重ねイライラの軽減・抑制ができるようになると、それだけで余計なストレスをためることなく問題をスムーズに解決する態勢も整います。
2018.9.24 UPDATE
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他人にイライラする原因とイライラを抑える感情コントロール術
他人にイライラする…といった感情は、ちょっとしたトレーニングで軽減・抑制ができます。
同じ人間同士でも、いつもやたらイライラしている人もいれば、職業はお坊さんか!と思うほど日頃から平常心を保っている人もいますが、両者は感情の処理の仕方が違います。
イライラなどの怒りの感情を垂れ流さず乗り越えるには、イライラを否定するのではなくコントロールすることが大切です。
【STEP1】「あ、今イライラしている」と思う(だけ)
どうしようもなく他人にイライラするとき、まずは、自分の感情をそのまま受け止めましょう。
喜怒哀楽のある人間ですから、イライラだってします。そこを否定も肯定もせず、「私、今すごくイライラしているわね…」と心の中でつぶやいてストレートに受け止めます。
この工程で一呼吸おくのですが、慣れてくるとわりと瞬間的に100%のイライラが70%くらいには落ち着くようになり、鉄人になるとこれだけで問題をほぼクリアできます。
【STEP2】イライラを増幅させる考え方「なんで?」をやめる
つぎに、他人の言動に対する「なんで?」は、とりあえずやめましょう。
「なんであの人はあんなことをする(言う)の?」という思考回路では、あなたの問題解決のために他人が(あなたにとって良くない)言動を悔い改めろと言っているようなもので、イライラの解決にはなかなかつながりません。
あなたの言動に対して、相手があなたに都合の良い言動とそうでない言動のどちらを選ぶかは、基本的に相手の自由です。
相手の言動が自分にとってあまりうれしくないものだった場合、必要に応じてそれにより自分がどう感じたかを伝えるのが良いのかもしれませんね。
ま、大人の対応ですかね!?
【STEP3】イライラを増幅させない!出来事と感情を切り離す
親にイライラする、彼氏や旦那にイライラする、職場の人間関係にイライラする、子育てでイライラする…。イライラなど怒りや悲しみを含めた喜怒哀楽の感情は誰か他の人によってもたらされると感じることが多々ありますが、果たしてそうなのでしょうか?
あなたがイライラすることになったきっかけは「他人の言動」にあっても、自身の中に湧き出た怒りや悲しみの感情を増幅させているのは自分自身である場合は少なくなさそうです。
無駄に感情を増幅させてしまうと本来の問題がこじれてしまいます。相手があなたにとって悲しかったりイラつく言動をとったとしても、相手の言動とあなた自身に湧いた感情は切り離し、問題点を明確に捉えるようにしましょう。
どういうことかと言うと・・・・・
「彼氏とケンカした、イライラする!」の場合、「彼氏とケンカした!」で一区切り。「彼氏とケンカした」と「イライラする!」を同じ問題として捉えないようにします。
「彼氏とケンカした」この場合、問題は彼氏とあなたふたりのものですが、あなた自身の「イライラする!」は、あなただけの問題です。「相手の言動に起因してついイライラしてしまった…」はい、ここで一区切り。
【それはそれ、これはこれ】のスタンスで受け止めるのがコツですね。
相手の感情に振り回されないことも大切
同じように、立場を逆にしたケースでは、相手の感情にあなたが振り回される必要は全くありません。相手がイライラしていたとしても、その感情を増幅させているのは相手自身なので、それに関してあなたは責任を感じることは一切ありません。
相手があなたに対し、怒りあらわにイライラをぶつけてくるようなことがあれば、物理的に距離を取り、なるべくそっとしておく(かかわらない)ようにしましょう。
【STEP4】イライラしたのは「思い通りにならなかったから」と知る
イライラの根本的な原因として、ひとつ共通していることがあります。
あなたがイライラする!というとき、何かが自分の思い通りにならなかったのではないでしょうか?
イライラの根本的な原因を認識すると、感情のコントロールがスムーズになります。
例えば・・・・・
イライラの発端は誰かの言動にあったとして、では、自分はどうしてほしかったのでしょう?どうなればよかったのでしょうか?
あんまり話を聞いてくれない彼氏、子育てにいちいち難癖つけてくる義母、家に帰るたびに小言ばかりの妻・親、仕事で頑張ったのに、良い評価どころかいつまでたっても雑用ばかり…こういった感情の裏には、「そうだね、と共感してほしかった」「少しだけでも自分を認めてほしい」「これくらい言わなくてもわかってほしい」といった、相手に対する「〇〇してほしい」≒「自分の思い通りに行動してほしい」が隠れているものです。
【相手があなたにとって都合の良い言動を選んでくれなかった】
ここだけ切り取れば「人に求めるには無理のあることかな?」と認識できます。あなた自身も、なかなか相手の思い通りには行動できないように、相手もあなたの思い通りになるようにと考えて行動をしているのではありません。
そもそも他人の言動を自分の思い通りにしようとしていた自分のエゴに気付けたなら成長です。
【おまけ】自分がイライラしがちなタイミングを知る
体調がすぐれないときなど、気持ちに余裕の持てない状況以下ではついイライラしてしまいがちになります。疲れがとれないとき、空腹時、眠たいとき、女性だったら月経前など、自身がイライラしがちなタイミングも認識しておきましょう。
イライラしていると感じたとき、「もしかして、体調がわるいせいかな?」と推測出来たなら、状況に合わせて合理的に対策できますし、無駄にイライラを悪化させることなく落ち着きを取り戻しやすくなります。