ベルギー旅行で行きたい歴史遺産・観光・グルメのまとめ!

ベルギー旅行で行きたい歴史遺産・観光・グルメのまとめ!

ヨーロッパの国・ベルギーは、中世の雰囲気があふれている歴史的建物を始め、美味しいグルメやスイーツなどが揃っている。なのでフランスやイタリアでは決して見られない素晴らしさがあふれているに違いない。今回は、そんなベルギーの魅力について紹介する。

西ヨーロッパの国・ベルギーとは一体どんな国か

出典:www.slh.com

正式名称はベルギー王国で街の至る所に中世ヨーロッパの風情がある

西ヨーロッパに位置する、連邦立憲君主制国家。首都のブリュッセルには欧州連合(EU)が置かれていて、公用語はオランダ語、フランス語、そしてわずかだがドイツ語が使われている。ちなみに面積は30,528㎢で、人口は11,116,242人である。

神聖で芸術的なものが多い、ベルギー自慢の見どころ!

世界遺産としても認められたグランプラスは多くの芸術家を魅了する

ベルギーの首都・ブリュッセルが誇る最大の名所と言えば、この「グランプラス」というとてつもなく広くて芸術的な広場なのだ。周りには市庁舎、王の家、ギルドハウス(同業者組合の家)などがたくさん建てられている。

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2年間に1度催される花の祭典・フラワーカーペットは実に芸術的だ

夏になると、先ほど紹介したグランプラスは、写真で見てわかるように色とりどりの花で彩られる。これはまさに芸術的な模様をした絨毯のようになっているので、世界中から多くの人が訪れて見ている。もちろん花をきれいに整えるのは手作業で行っている。

1619年に誕生した小便小僧は街を盛り上げる最高傑作として有名

世界中で有名な、なかなか面白いデザインの噴水。これはなぜ誕生したのかというと、ブリュッセルを爆破しようとした反政府軍が爆弾を投げつけた時、少年が尿で爆弾の導火線の日を消したという功績から誕生したと言われている。

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遠くから見るとまるで青い花の絨毯が敷かれているように見えるハレルボスの森

まるで絵本の世界に出てきそうな光景が広がっている。光が差し込む緑の森には、たくさんのイングリッシュ・ブルーベルという花が咲いていて、多くの人を魅了する。これは絶対に写真に撮っておきたい光景である。

川を渡る船に乗って素晴らしい景観を楽しむこともできる古都ブリュージュ

ここも、ベルギーならではの素敵な光景の1つに該当する。少し古ぼけた感じの建物がずらりと並んでいて、そこを通っている川と共に映えている。ちなみにここの名前は、またの名をブルッヘ(オランダ語で)と呼ぶこともある。

ブリュッセルが誇る荘厳な聖堂として知られるサン・ミッシェル大聖堂

とても高くそびえ立っている、荘厳で壮大なゴシック様式の大聖堂。入場料はなんと無料なので、積極的に立ち寄る人が多い。中には彫刻が置かれていて、ステンドグラスが設置されている。これは是非見ておきたい名所だ。

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市の中心に位置するマルクト広場は周りに店があって毎日多くの人が行き交う

ヨーロッパ風の雰囲気が伝わってくる、立派な建物がずらりと並んでいるベルギー自慢の広場。ここは世界遺産として登録されていて、立派な風景を作り出している。そしてここの名物と言えば、鐘楼である。

15世紀から現代までの芸術作品が展示されているベルギー王立美術館

古くからの美術と現代美術の作品を展示している、この国自慢の立派な美術館。絵画、彫刻など、芸術家の個性が光る作品がずらりと展示されている。そして世界中から来た人がその作品を見に来ている。

世界の様々な楽器やヨーロッパの古代楽器が揃っている楽器博物館

音楽が好きな人は、ぜひ立ち寄ってみるとよい施設。ここには演奏で使われる様々な楽器が展示されていて、見る人の心をわくわくさせてくれるに違いない。やっぱりベルギーは、ありとあらゆる芸術の国だということが伝わってくる。

未来のようなカッコいいデザインをしたアトミウムも見ておきたい

1958年に首都ブリュッセルで開かれた、万国博覧会のために建てられたモニュメント。8つの球体は同じ素材の管で繋がっていて、鉄の結晶構造を表している。そしてこれは103mもの高さがあって、ベルギーの技術力を表している。

ピサの斜塔やエッフェル塔などが小さいサイズになって収まっているミニ・ヨーロッパ

先ほど紹介したアトミウムの近くには、欧州連合・EUに加盟している27か国の観光名所を小さくしたものが集まった町がある。どれも本物忠実に再現していて、子供たちが大喜びする名所にもなっている。

170年の歳月をかけて建てられた聖母大聖堂はベルギーとフランスの鐘楼群でもある

日本でも有名になった名作「フランダースの犬」の最後のシーンにも登場する、神聖な教会。この中にはルーベンスの立派な作品が展示されていて、外側には高くそびえる塔があって、多くの人を感動に包んでいる。

子供が満足するような楽しさが詰まったテーマパーク・プロプザランド

夏の暑い時期になると、地面に設置した噴水から水が勢いよく出て、多くの人を癒しているという、立派な通り道。もちろんここの周りにも立派な家屋があって、より楽しい雰囲気にしているのがわかる。

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中にサンカントネール門やミュージアムなどがある広場・サンカントネール

ベルギー独立50周年を記念して、シャルル・ジローという建築家が考案して建てた。これはまさにブリュッセルの凱旋門と言われていて、入場料もかからずに、門をくぐると300ヘクタールのサンカントネール公園が広がっている。

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シュールレアリズムの要素を取り入れた絵画も展示するマグリット美術館

ベルギーを代表する画家・ルネ・マグリットが残した数々の作品を展示している。楽器博物館と王立美術館の間に挟まれていて、カフェやグッズを販売する売店も備えている。

ビジネス地区の旧デパートにある、ベルギー漫画センター

世界一美しい駅の建築デザインを取り入れているアントワープ中央駅

外側は素晴らしい芸術の造りとなっていて、内側は重要な役割を果たすターミナル駅となっている。もちろんここは観光にも役立っていて、カフェやバーも完備していて、世界一美しい駅だと称えられている。

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ヨーロッパ各地の国旗が風になびいている、アントワープ市庁舎

ゴシック様式の建築と豪華な装飾に引きつけられそうな聖バーフ大聖堂

12世紀から16世紀にかけて建設されて、聖堂だけではなく美術館の役割も果たしている建物。中に入ってみるとバロックオルガンや祭壇、そしてここの目玉となっている「神秘の子羊」という絵画が待ち受けている。

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自由と権力のシンボルを担っている、ブルッヘの鐘楼

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かつては聖ヨハネ施療院だった、メムリンク美術館

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世界で一番小さい町だけど美味しいグルメが集まっているデュルビュイ

ベルギー・ワロン地方にある、ウルト渓谷に囲まれた小さな町。人口は500人程度で、グルメの里としても知られている。首都ブリュッセルよりものどかな印象があるので、ここに長い間滞在する人も多い。

国内で愛されるランビック・ビールを作り続けるカンティヨン醸造所

家族経営で行っている、地元ビールの醸造所。見学もできて、見学が終わったら1杯のビールを頂くことができる。写真で見てわかるように、樽に入れてじっくりと熟成させているのがわかる。

出典:www.mashbox.org

川を渡るボートから実に素晴らしい景色を眺望できる運河クルーズ

ただ歩いても楽しいベルギーの街・ブリュージュには街中を流れる運河があって、そこを船で渡るクルーズが実施されている。ゆっくりと川を渡るボートから眺めた景色は、やっぱり地上から味わうものとは一味違う。

ビール、スイーツ、そして郷土料理などが揃っている、この地自慢のグルメ!

日本にも輸入されているベルギービールは200種類もあるのが魅力

実はベルギーでは、ビールも有名なのである。修道院で作られていたり、ちゃんとした醸造所で作られていたりするものが多くて、味も色々なものが出てきている。もちろんレストランでも出されて、お土産としても販売されている。

アヒージョやワイン蒸し・さらにはパエリアにも使われるムール貝

黒い貝殻に包まれたムール貝は、ベルギーに来たら食べておきたい魚介類である。特にムール貝の白ワイン蒸しは、貝の味を十分に味わうとっても素晴らしい料理方法と言える。

体が温まるような美味しさと優しさが詰まった煮込み料理・ワーテルゾーイ

肉を茹でた汁に生クリームと卵黄を入れてスープを作り、その中に鶏肉や野菜を入れて煮込む料理。鶏肉の他にも、白身魚やウサギの肉が使われることも多い。これは是非とも寒い冬に食べたい逸品である。

出典:www.bbc.co.uk

オーブンで焼き上げた直後が一番美味しいとされるシコレのグラタン

またの名を、アンディーブ・エンダイブ・チコレ・シコリともいう、ヨーロッパ自慢の野菜は、ベルギーでもよく食べられている。そして一旦茹でて、ホワイトソースをかけて上にチーズをかけてグラタンにして食べたりすることもある。

地元の黒ビールを使って作ることもあるフランダース地方の煮込み

牛肉の塊を、ビールやワインなどでじっくりと煮込むと、有名レストランの看板メニューに出てきそうな素晴らしい逸品ができあがる。もちろんパンにつけて食べたり、ワインのお供にしても構わない。

出典:www.go51.be

地元の言葉でフライドポテトという意味があるフリッツは手軽に摘める

世界中で人気がある「フライドポテト」は、ベルギーだとフリッツという名前になっている。そしてこれは先ほど紹介した煮込み料理を始めとする、あらゆる料理の付け合わせに使われることが多い。

出典:www.laterre.ca

トマト・オー・クルヴェットはホームパーティーの料理にもふさわしい

完熟したトマトをくり抜いて、茹でて味付けした小エビを詰め込む。すると前菜やサラダにピッタリな逸品ができあがった。ちなみに味付けには、オリーブオイルを使うのも忘れずに。

出典:www.aviko.be

ジャガイモコロッケとは一味違うクロケット・オー・クルヴェット

こちらも、先ほどの料理に使ったような小エビを材料にした一品料理。エビを細かく刻んで、ホワイトソースで和えて冷やして成形して、衣を付けて油で揚げると、日本人の口にも合いそうな、立派なコロッケができあがる。

リエージュとブリュッセルの2種類があるワッフルは自由なトッピングでより美味しい

多くの女性に人気がある、ベルギー自慢のスイーツと言えば、やはりこんがり焼いたワッフルだろう。網目模様が付いていて、上に生クリームやフルーツ、チョコレートソースやアイスクリームなどをトッピングすると、もっと美味しい。

お土産にも喜ばれるチョコレート各種は一つ一つに作る人の心がこもっている

これも、ベルギーに来たら買っておきたい名産品。チョコレート専門のパティシエが心を込めて作った1粒1粒のチョコレートは、どれも素晴らしい味わいである。そして一口食べると心が和らぎそうな感じがする。


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