怖すぎ!世界には恐ろしい猛毒を持つ生物がこんなにいる!

怖すぎ!世界には恐ろしい猛毒を持つ生物がこんなにいる!

世界中の生物の中には、敵から身を守ったり相手を死に陥れたりするための猛毒を持っているものがたくさんいる。それらはただ怖いだけではなく、森林や海の中などで幅広く生息していて、興味を惹きつけられるものが多い。

2019.11.20 UPDATE

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奇妙な外見と猛毒を持つ、数々の恐るべき生物たちを大紹介!

フグよりもはるかに強い毒を秘めているマウイイワスナギンチャク

ハワイのマウイ島に生息している、珍しいイソギンチャク。神経毒のパリトキシンを持っていて、世界一の猛毒を持っている生物として知られている。なのでスキューバダイビングとかで見つけても、絶対に触れたりしてはならない。

出典:www.flickr.com

見た目は海と馴染んで美しいが殺人クラゲと言われているゴウシュウアンドンクラゲ

主にオーストラリアの海に生息していて、「海のスズメバチ」や「殺人クラゲ」とも呼ばれているクラゲ。何本もある海になびく触手には強い毒があって、刺されると3分も経たないうちに死に至る危険がある。

出典:www.tonmo.com

見た目は色鮮やかで派手だけど絶対に油断できないヒョウモンダコ

マダコ科ヒョウモンダコ属に分類される、きれいな模様を持つタコ。西太平洋熱帯域・亜熱帯域に分布し、岩礁に生息していて、近年では日本の海でも発見されている。だが唾液にテトロドトキシンという毒を持っているので要注意だ。

出典:www.uniprot.org

大型動物を簡単に射止めることもできる毒を持つモウドクヤドクガエル

南米やハワイに生息している、ものすごい神経毒を持つカエル。黄色い皮膚には獲物を確実に仕留める毒があって、それはエサにする獲物を始め、2頭のゾウや1万匹のネズミを殺せるほどの威力である。ちなみにこれと同じ種類で、青い色のヤドクガエルというカエルもいる。

見かけたら絶対に手を出してはいけない日本のあちこちでも発見されているセアカゴケグモ

ヒメグモ科に分類される有毒の小型のクモの一種。腹部に赤い模様が付いていて、長い手足を持っていて、α-ラトロトキシンという神経毒を持っているのが特徴。そして今日、東京都でも発見されたという事例が挙げられている。

釣りでうっかり引っかかってしまうこともあるアカエイにも要注意

日本を含む東アジアの海域に生息していて、すいすい泳ぐ赤い体のエイ。全長は最大で2mにも達し、食べることもできるが、尾の部分には毒を含んだ棘があるのだ。なので海水浴の時には注意を喚起している。

出典:polyploid.net

独特のまだら模様を持つ大きな爬虫類・アメリカドクトカゲはまるで怪獣

アメリカ合衆国の南西部やメキシコの北西部に生息している、独特の模様を持っていて体も少し大きいトカゲ。そして下あごに毒の分泌器官を持っているので、噛まれると全身に毒が回ってくる。ちなみに絶滅危惧種に指定されているので、乱獲や採集は禁止されている。

広い範囲の海域で暮らしているオニヒトデはサンゴの天敵でもある

体全体に棘があって、たくさんの腕を持っているヒトデ。沖縄県の海にも生息していて、主にサンゴ礁を食べて生きているので、大量発生に悩まされている。そして体中に生えているトゲには死に至る毒があるのだ。

世界中で最強の毒を持っているキングコブラは日本で特定動物とみなされている

180種がいると言われている毒蛇・コブラの中でも特に一目置かれている。主に東南アジア圏に生息していて、キバから出す毒はトラなどの猛獣を殺してしまうくらいの威力であるので、常にジャングルでは恐れられているのだ。

ナマズのようなひげを持っているけれど危険であることに変わりはないゴンズイ

地方ごとに様々な呼び名がある、ナマズ目の海水魚。背びれと左右の胸びれに毒のトゲを持っていて、夜になると活発に活動する。しかし毒を持っていても、下処理をすれば美味しく召し上がることも可能なのだ。

きれいな色の模様が全体に行き渡っているソウシハギも危険なのだ

一見、色鮮やかなウマヅラハギやカワハギという魚に見えるが、実は肝臓や消化管に猛毒を蓄積している魚なのだ。もちろん農林水産研究所から釣りや漁をする人へ、この魚への注意喚起も執り行われている。

一見きれいな紫色をしているが恐ろしい毒を秘めているトリカブト

見た目は美しいアヤメやカキツバタのように見えるが、実は恐ろしい毒を持っている植物なのだ。日本国内では30種が生息していて、花の色は紫だけではなく白や黄色、ピンクと言った種類がある。そしてこれは、漢方の材料としても使われることもある。

日本全国に生息していると言われている恐ろしい毒蛇・ニホンマムシ

これも恐ろしい猛毒を持っていて、通常では「マムシ」と呼ばれているヘビ。山地の森林や藪、水辺に生息しているので、登山やハイキングに来た人は要注意である。ちなみにこれは皮を乾燥させたり焼酎に漬け込んで、民間療法に使ったりすることもある。

出典:www.flickr.com

際どい模様だけではなく日本国内で最強の毒を持っているヤマカカシ

オレンジ色と黒の特徴的な模様と毒を持っていて、日本にも生息しているヘビ。危険が迫るとコブラのように頭を持ち上げて、相手を威嚇することもあって、首には第2の毒を分泌する腺があるのだ。

何本もの脚を持つ世界最大のムカデ・ペルビアンジャイアントオオムカデ

ペルーオオムカデ、ギガスオオムカデ、ダイオウムカデといった呼び名がある、世界最大のムカデ。体長は40cmを超えることもあり、ブラジルやペルーの熱帯雨林に生息している。特に写真のようなものは猛毒を持っているというのが最大の特徴である。

沖縄の海にも潜んでいるウミヘビは見かけたら決して相手にしないこと

その名の通り、海に生息しているヘビ。体をくねらせて優雅に泳ぎ、エラブウミヘビやセグロウミヘビといった種類がある。もちろん牙からは相手を仕留める毒が分泌されているので、海に潜るダイバーは、これに対する注意が必要である。

口の中に鋭い歯がずらりと並んでいるウツボにも強い毒があるのだ

鋭い歯と毒、そして獰猛な性格を併せ持つ海の生き物。敵が近づくと威嚇して追い返すか、鋭い牙と毒で射止めて食べるという習性を持っている。「海のギャング」とも言われているが、実はさばいて食べるとすごくおいしいのだ。

出典:primatology.net

愛嬌があってかわいい見た目だけどうかつに手を出せないスローロリス

見た目はかわいいサルのように見えるが、実はワキの辺りから毒を分泌しているのだ。毒を抜いてペットとして飼いたいと切望する人もいるが、ワシントン条約で絶滅危惧種に認定されたので、現在は飼育することができなくなっている。

背びれにあるトゲから猛毒を出すことがある魚類・オニダルマオコゼ

特徴的な皮膚と猛毒の針がある背びれを持っているので、注意が呼びかけられている。日本では小笠原諸島や奄美大島などの海に生息していて、沖縄の人はこれを釣って刺身や天ぷらにして食べることが多い。

海の中で生息していて体全体の毛が全て毒針になっているウミケムシ

通常の毛虫と同じように、毒のあるトゲを持っている生物。これはゴカイという生物の仲間で、常に体をくねらせて海を渡っている。そしてもし見かけたら決して触れずに、そっとしておくのがよい。

出典:www.biolib.cz

まさに今の時代を生きる恐竜のような見栄えとなっているコモドオオトカゲ

またの名を「コモドドラゴン」とも言う、オオトカゲ科オオトカゲ属に分類されるトカゲ。見た目はまるで恐竜の子供のようにも見えるが、ショック状態を引き起こす毒を分泌しているのだ。

トラのような柄をまとっている、タイガースネーク

オーストラリアのあちこちに生息しているタイガースネークは、コブラ科にも分類されて全長は最大210cmにも達する。そして最大の特徴は何と言っても表面にあるトラのような柄と、出血毒と神経毒を併せ持っていることである。

出典:photos.com

見た目は透き通っていてきれいだが、結構恐ろしいカツオノエボシ

クラゲのように透き通っていて、全体的に青色がかっているのが特徴のカツオノエボシは、刺されると強烈な痛みがあるため、またの名を「電気クラゲ」とも呼ぶ。だから例え見つけても、うかつに触ってはいけない。

ヤドクガエルに匹敵する毒を持っている、ズグロモリモズ

毒を持つ生物は何と鳥類にも及んでいて、その中の代表として挙げられるのがこのズグロモリモズである。インドネシア・パプアニューギニアとその周辺の島々に生息していて、筋肉や羽に毒を持ち、しかもその毒は先ほど紹介したヤドクガエルにも匹敵するほどである。

貝の中で最も強い神経毒を持つと言われる、アンボイナガイ

新腹足目イモガイ科に分類される巻貝だが、口内に猛毒を注入する毒針を隠し持ち、その毒針は死者や重傷者を出すほどの毒を併せ持つ。だから万が一見つけても決して触れないように注意を呼び掛けている。

これまで紹介してきた、猛毒を持つ生物を見てどう思ったか

私たちが日常で見かけない、毒がある生物は海や陸地、森林の中で生息している。毒がある理由は、おそらくどれも外敵から身を守るためだろう。しかし毒があるからって敬遠するのではなく、その生き物にしかない特徴をじっくり見てみると、より自分の見識が豊かになっていくに違いない。


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