遥か昔の地球にはこんなものが生息していた!古代の巨大生物特集!
何億年もの歴史を刻んできた「地球」には、現在たくさんの生物が暮らしている。そしてもう絶滅してしまった古代の生物の中には、体がとても大きかったものもあるのだ。なので今回は巨大な古代生物についてたくさん紹介していく。見るとその大きさに圧倒されること間違いなし。
何億年もの歴史を刻んできた「地球」には、現在たくさんの生物が暮らしている。そしてもう絶滅してしまった古代の生物の中には、体がとても大きかったものもあるのだ。なので今回は巨大な古代生物についてたくさん紹介していく。見るとその大きさに圧倒されること間違いなし。
2019.12.5 UPDATE
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今のものとは比べ物にならないくらいデカイ!こんな生物が生きていたなんて…!
猛獣のような大きさを誇っているネズミ・ジョセフォアルチガシア
南米のウルグアイに生息していたと言われている、最大規模のネズミの仲間。頭蓋は53㎤にも達し、体重は1トンを軽く超えていたと言われていて、3世紀から4世紀に生きていた。しかし、歯も筋肉もあまり発達していない。
はるか昔から生息したと言われているクジラ・リヴィアタン・メルビレイ
マッコウクジラの仲間として分類されて、中新世の海に生息していたと言われている。またの名をリヴァイアサン・メルビレイやレビアタン・メルビレイともいい、13.5 mから17.5 mもの体調があると推定されている。そして現在では骨と歯の化石がペルーの首都・リマにある博物館に納められている。
今のトンボとは比べ物にならないくらいの大きさを誇っていたメガネウラ
約2億9,000万年前の森に生息していた、70㎝の体長と20㎝もの翅をもつ原始的なトンボ。現在最大と言われているオニヤンマよりもはるかに上回っていて、地球上でもっとも大きい昆虫と言われている。もちろんエサとなる他の昆虫だって、らくらく食べることができた。
2011年にスペインで化石が発掘されたと言われるヌララグス・レックス
現代のウサギは、子供でも簡単に持ち上げられるくらいに小さくてとてもかわいい。しかし太古のウサギは、今の6倍くらいの大きさがあって、体重も10キロ以上だったのだ。スペインのメノルカ島でウサギ種の化石が発見されて分析してみると、このような結果に至った。
化石を分析してみるとものすごい大きさがあったと言われるアルゲンタヴィス
「アルゼンチンの鳥」という意味を持つ、南アメリカに生息していたと言われている大型の猛禽。翼は広げると7mにも達し、体重は80キログラムで、飛行能力はこれまでの鳥の中で1番とも言われている。
はるか昔のアメリカ大陸に生息していた勇ましいショートフェイスベア
アラスカからメキシコにかけての大草原で暮らしていたと言われている、更新世のクマ。体長は2.7mにもなり、肩高は1m以上にもなるので、今のものよりもはるかに大きかったということが伺える。そして体重だって1トンを軽く超える。
今のネズミやモルモットとは比べ物にならない大きさを誇るフォベロミス
南アメリカ・ベネズエラに生息していたと言われている、ネズミの仲間。体重は700キログラムもあって、簡単に2足歩行もできた。そして全長は3mを簡単に超えて、巨大齧歯(げっし)類としてみなされて、中新世が終わると絶滅してしまった。
大きくて勇ましい角が頭の上に生えているオオツノシカもなかなかかっこいい
ヨーロッパからアジアにかけて生息していた、大型の角を持つシカ。ギガンテウスオオツノジカやヤベオオツノジカとも呼ばれていて、マンモスと共に厳しい氷河期を生き抜いたと推定されている。そして最大の特徴と言える角は今のシカのようにあまり枝分かれしていないのが特徴。
かつてアジアで暮らしていて霊長類の中でものすごい大きさを誇ったギガントピテクス
オランウータンのような毛に覆われていて、大型類人猿で史上最大の霊長類と言われている。身長は約3mで体重は300から500と推定されている。見た目はまるで雪男のようであり、特撮映画・キングコングのモデルにもなった。
どんな生物も一口で飲み込んでしまうと言われているティタノボア・ケレジョネンシス
現在に生息しているコブラや大蛇よりもはるかに大きくて長い、全長13mのヘビ。体重も1,135キロあって、とぐろを巻くとその直径は1mになると言われている。そして熱帯雨林に生息していて、南米のコロンビアではその化石が展示されている。
恐竜の時代に生息していたと言われているものすごく大きいワニ・サルコスクス
白亜紀の前期に、アフリカの地で暮らしていたと言われている大型のワニ。全長は11~12mもあって、これまでの中で最大級のワニだとも言われている。上下のあごには強靭な歯があって、一度噛みついた獲物は絶対に離すことがない。そして体を覆っている皮膚も頑丈である。
今生息しているウミガメの先祖とも言われている海棲爬虫類・アーケロン
今の地球で暮らしているウミガメやゾウガメよりもはるかに大きい、白亜紀のカメ。学名は「古代のカメ」「統治するカメ」という意味を持っていて、北アメリカ大陸の海に暮らしていた。そして気になる全長は、何と4mにも及ぶ。
ゾウやキリンなどの今を生きる動物たちと比べるとはるかに大きいインドリコテリウム
ユーラシア大陸のあちこちに生息していた、サイの仲間。期間は3600万~2400万年前で、長い首を伸ばせば全長7mに達し、体重は15トン以上もあった。バルキテリウムやパラケラテリウムとも呼ぶこともあって、今のサイのような角などはなく、体型も全然異なっている。
恐ろしいブタとも呼ばれていた大型の草食動物・ダエオドンも存在した
1,100万年前に生息した、イノシシに似ている草食動物。今のイノシシよりも体つきが精悍で、エンテロドン科という古代の哺乳類に分類されている。口の中には鋭い牙があって、狙った獲物を確実に射止めるて、同じ系統である7つの仲間も存在していた。
現代でもしぶとくあちこちで生きているゴキブリの祖先・アプトロブラッティナ
虫が嫌いな人にとっては耐えがたい、ゴキブリの祖先と言われている昆虫。体長は50cmにも達し、三億年前の地球上でたくさん暮らしていた。雑食でしぶとく生き延びていたので、「生きた化石」という敬称が付けられている。
馬のような蹄とオオカミのような鋭い牙を持つアンドリューサルクス
現在のモンゴルに生息していた、大型肉食性哺乳類の一種。丈夫な蹄(ひづめ)と鋭い牙を持っていて、狙った獲物を確実に仕留めていた。今では忠実に再現した剥製や化石でしかその姿を見られないが、いかにも勇ましい生き物だったということが伝わってくる。
たくさんの関節が繋がった大きなムカデのような生き物・アースロプレウラ
これも、先ほど紹介したゴキブリと同じように、虫が嫌いな人には耐えられない生物と言える。古生代石炭紀の森林に生息していた、たくさんの脚を持つムカデの一種で、2.5mの長さを持ち、500キロの重さがあって、最も巨大な節足動物だと言われている。
またの名をチョッカクガイとも言う長くて鋭い貝殻を持つカメロケラス
ダイオウイカやオウムガイの祖先と言われていて、海の底で生息していた古代生物。尖った円錐の貝は、なんと10mにも達していて、触手の部分はイカと同じように10本である。そして現在では、その化石が古代生物博物館で展示されていることが多い。
太古の海の王者と称えられ最強の海棲爬虫類と言われているモササウルス
中生代白亜紀後期に生きていた、爬虫類の仲間。もちろん恐竜の一種として分類されて、完全に海の環境に適応していた。全長は12.5~18mで体重は40トンで、体をなびかせて広い海を移動して、イカや貝などを食べて暮らしていた。
少し長いのこぎりのような角を持っているドリアスピスという珍しい魚類
こちらは、のこぎりのような歯がある角を持っている、珍しい形の魚類。主にヨーロッパなどで生息していて、その自慢の角は生きていくのに非常に役立っていたのだ。ちなみに生きていた時代は5億7000万年前のカンブリア紀と推定されている。
超大型の肉食哺乳類だった、シンバクブワ・クトカアフリカ
2200万年前のアフリカで繁栄したと言われるシンバクブワ・クトカアフリカは、ホッキョクグマよりも体調が大きい肉食哺乳類に分類され、鋭い牙を持ち、さらにはライオンの祖先だったのではないかとも言われている。
アヒルのようだけど恐竜に分類される、ハルシュカラプトル
一見アヒルや白鳥のように見えて、いかにも美しく羽ばたくように見えるが、今から7000万年以上前に古代の地球の湿地に生息していて、水陸両生の恐竜に分類されるのだ。もちろん羽が極端に小さいので、飛ぶことはできない。
シノサウロプリテクス
中国の地層から発掘されたこの恐竜は、2m以上もの体長を持ち、白亜紀前期に生きていたとされる。歩行はティラノサウルスやパラサウロロフスなどの2足歩行で、動物のような長い尻尾があったことが最大の特徴。
頑強な鎧のような姿を持つ、ボレアロペルタ
カナダの地層から発掘されたノドサウルス科の曲竜類となり、少しアンキロサウルスにも似ているのが特徴。装甲(皮骨)はあらゆる恐竜化石の中で最も保存状態が良いとされていて、常に敵から身を守るのに使われていた。