繊細で芸術的なフルーツカービング!

繊細で芸術的なフルーツカービング!

みずみずしい果物に専用ナイフで彫刻して模様を付ける「フルーツカービング」は、東南アジアの国・タイで発祥した芸術的な伝統文化である。もちろんそれは日本にも浸透していて、パーティーやおもてなしの席などで出されることが多い。

2019.11.20 UPDATE

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美しい・かわいい・芸術的要素が詰まった、フルーツカービングの魅力!

大きなスイカの赤い果肉に咲く大輪の花は見る人全てを感動させる

フルーツカービングの定番と言えば、やはり大玉のスイカに芸術的な彫刻を施すことだと言える。分厚い皮の白い部分と、赤い果肉が見事に映えるように調整しながら花びらを刻んでいく。作業には手間と時間がかかるが、でき上がると苦労が吹き飛ぶ。

出典:webneel.com

スイカをケーキの形に切ってブルーベリー/ラズベリーをトッピング

こちらは、真っ赤なスイカの果肉をケーキの土台のように切っていき、3段重ねにして周りにイチゴやブルーベリー、ラズベリーを飾っていく。そして一番上にロウソクを立てると、誕生日に出したい素晴らしい作品となった。

出典:webneel.com

リンゴで子供たちに人気があるかわいい動物・パンダを作り上げた

2つの赤リンゴでパンダを作り、2つの青リンゴで土台を作っている。パンダの方は愛嬌あふれる表情になっていて、イチゴを持っている。そして土台にもしっかりとフルーツカービングを生かしていて、パンダを一層引き立てている。

1つの真っ赤なイチゴを加工して作られる華麗な花はケーキやパフェにピッタリ

春になるとたくさん出てくる真っ赤な果実・イチゴにもフルーツカービングはよく似合う。イチゴをバラの花になるように彫っていくと、食べるのが惜しくなってしまいそうな作品になる。もちろんこれらはケーキやパフェに盛り付けたい。

パイナップルのクジャクはデザートに出すと喜ばれそうな逸品になる

南国の果実の1つ・パイナップルは中身が鮮やかな黄色をしている。これはフルーツカービングを生かすと、輪切りにした時とは全然異なる作品として生まれ変わる。写真はヘタの部分も活かして、きれいな羽を持つクジャクにしている。

完熟したマンゴーに切れ込みを入れて一つの立派な花を作り上げた

マンゴーは、柔らかくて香りが強い南国の果物なので、タイではよく食べられてあちこちへ輸出して、フルーツカービングの材料にもなっている。写真はマンゴーを縦にした状態で切れ込みを入れて、花のようにしている。

ハネジューメロンがフルーツカービングによって芸術的な出来栄えに

皮に網目がない「ハネジューメロン」というメロンは、日本でもなじみがある、甘くて分厚い果肉を持っているメロンである。もちろんこれだってフルーツカービングの対象となっていて、果肉に刻まれた表現は、まるでヒスイの芸術と言える。

出典:fruitcarving.net

中身をくり抜いたスイカはフルーツ盛り合わせの器にアレンジしたい

子どものお誕生会やクリスマスパーティーにドーンと出すと、歓声を受けそうなアレンジ方法。スイカは果肉を全部くり抜いて器状にし、表面に笑顔を彫っている。そして中にはくり抜き器でくり抜いた果物が詰まれている。

非常に手が込んだアートとも感じられる愛情が伝わりそうなリンゴ

今度はリンゴの赤い皮を生かして、こんなにかわいい作品を作った。ハートが立体的に現れ出て、送る人に愛や思いを伝えられそうである。ちなみにこれまで紹介してきたリンゴのフルーツカービングは、色が茶色く変わらないようにレモン汁を塗っておくとよい。

美しい羽が印象的なリンゴの白鳥は平べったい皿の上に乗せておきたい

湖の表面に浮かんでいる「白鳥」は、リンゴで簡単に作れる。こちらはフルーツカービングの初心者だという方にもお勧めで、羽をしっかりと表現しているのが特徴。これをちょっとお皿に盛り付けると、まるでお皿の表面を泳いでいるような感じになる。

1つのドラゴンフルーツだけでこんなに強いインパクトを出している

とても珍しい果物・ドラゴンフルーツに1輪のバラを咲かせた。ドラゴンフルーツは果肉が赤または白で、とても柔らかいので非常に加工しやすい。そしてこれはアジア料理の豪華なデザートに添えられることも多い。

出典:www.yelp.com

パパイヤだって繊細なフルーツカービングでしっかりとおしゃれに

パイナップル、マンゴーと並ぶ南国の果物・パパイヤだってちゃんとおしゃれにしても全然悪くない。パパイヤは太陽のようなオレンジ色をしていて柔らかいので、すごく感動的な表現を作り出すことができるに違いない。

ものすごく直径が大きいスイカを使ってフルーツ盛り合わせを盛るカゴに

今度は、フルーツの外側で作った容器に取っ手も付けて、立派なカゴにした。もちろん中には大勢で食べられるくらい大量にある、色んなフルーツの盛り合わせを詰めている。これもパーティーで大受けするに違いない。そして食べる前にサイダーをかけると、歓声を浴びそうである。

出典:drovam.com

これらの作品はまさにフルーツの花園という言葉がよく似合っている

パイナップルを花びらの形に切って、スイカをくり抜き器でくり抜いてブドウを刺した竹串に刺す。すると楽園と言っていいほどのフルーツの花園ができあがった。ちなみに土台には、キウイフルーツやスターフルーツ、イチゴなども敷かれている。

フルーツカービングの作品がこんなに集結すると非常に素晴らしい

これまで紹介してきた、立派なフルーツカービングを平面状のお皿に並べると、こんなに素晴らしい芸術作品となる。これは写真に収めてから、思いっきり貪り食うとよい。ここまで来たら、まさに職人技と言える。

まるでスイカの皮に写真がはっきりと写されたみたいな出来栄えになっている

スイカの皮の特徴を生かして、似顔絵を彫刻した。うまくいけば写真と同じような仕上がりになって、ずっと飾っておきたくなるような感じになる。もちろんこれには結婚記念日や誕生日の日付などを刻んでも構わない。

出典:webneel.com

花と鳥が織り成す芸術を果物だけで仕立て上げるなんて素晴らしい

下の部分はハネジューメロンに刻まれた鳥となっていて、上の部分はスイカやパパイヤ、ハネジューメロンの皮で作った花が添えられている。これは結婚式のお祝いで出すとすごく喜ばれて、満足されるに違いない。

出典:www.flickr.com

盛られている柑橘系の果物の皮が捨てられないくらいの芸術性を誇っている

ミカンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類には、皮にもすごくよい香りが詰まっている。写真は、その柑橘類の皮をとてもおしゃれにアレンジしたもので、なかなか捨てるのが惜しくなってしまいそうな出来栄えだ。

中身が赤いメロンだってフルーツカービングのおかげでこんなにおしゃれに

メロンの果肉は緑色とは限らずに、夕張メロンのようにほんのり赤い色をしたものもある。そこにももちろん、フルーツカービングの技を生かした花を咲かせておきたい。ちなみに果肉が赤いと、いかにも南国風という感じが出てくる。

スイカのバスケットに子どもにピッタリなアレンジを生かした果物が盛られている

スイカ、オレンジ、ブドウなどを使って、子供の誕生日に喜ばれそうなフルーツカービング作品を作った。まずはスイカの中身をくり抜いてカゴを作り、オレンジでキャラクターの顔を作る。そしてカゴにブドウをつめてできあがり。

こちらは、バナナで海から飛び出たイルカを表現している

水の中から飛び出したイルカを、形状が少し似ているバナナで再現するなんて驚きである。しかもイルカはブドウの実をくわえているので、ますます愛嬌があふれる作品になった。こちらは先ほど紹介したペンギンやカメとも肩を並べるに違いない。

キウイフルーツも、工夫次第でこんなに華麗な花となる

鮮やかな黄緑色を持つキウイフルーツも、手の込んだフルーツカービングを加えると、こんなにおしゃれな花となった。葉っぱも忠実に再現していて、何より全体が磨かれたヒスイのように見えるのが素晴らしい。

いかにもトロピカルという雰囲気にあふれている、パイナップルのオウム

パイナップルを丸ごと1個使って、果実が盛られたカゴの上に留まっているオウムを表現した。その上オウムは真っ赤な南国の花をついばんでいて、全体的に見るとトロピカルな雰囲気に満ちあふれている。

薄く切ったレモンをこのように重ねるだけで、バラが咲いた

レモンを皮ごとこんなに薄く切って、下から順に直径が小さくなっていくように重ねていくと、こんなにおしゃれなバラになった。こちらは黄色と白色が見事に調和して、いかにも爽快感が得られそう。

出典:www.amazon.com

これらがおしゃれなフルーツカービングに欠かせないナイフとなっている

これまで紹介してきたフルーツカービングを行うのに欠かせない、専用ナイフがこれらである。細かい模様を作るための細いものもあって、自分が描く通りに作れそうだ。ちなみにフルーツカービングを教えてくれるカルチャー教室も、最近出てきている、


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