コタキナバルの魅力を全部まとめてみました
皆さんは「コタキナバル」という場所をご存じだろうか。そこは色んな観光名所があって海外旅行にも選ばれているマレーシアの州都である。さらには珍しい動物や植物もたくさんあって、日本から一直線の飛行機で行けるのだ。そんな魅力あふれる「コタキナバル」について紹介する。
皆さんは「コタキナバル」という場所をご存じだろうか。そこは色んな観光名所があって海外旅行にも選ばれているマレーシアの州都である。さらには珍しい動物や植物もたくさんあって、日本から一直線の飛行機で行けるのだ。そんな魅力あふれる「コタキナバル」について紹介する。
2019.11.28 UPDATE
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マレーシアにある、素敵な観光地「コタキナバル」とは?
またの名をKKとする場合もあるマレーシアの穴場リゾート地・コタキナバル
東南アジアの国・マレーシアにあるサバ州の州都で、東マレーシア最大の都市でもある。国土の面積は 351 km²で、人口は約47万人、気候は雨が多いが1月から4月は乾季であり、一年中気温は30度を超す。
まずは自然と触れ合おう!自然公園、登山にピッタリな山など
たくさんの珍しい動植物がお出迎えしてくれる自然の宝庫・キナバル国立公園
うっそうと茂る、熱帯雨林の山麓にある自然公園。珍しい動物や植物が生息していることから、世界自然遺産にも登録されている。なお、ここを訪れたいなら、動きやすい服装、靴で来ることが望ましい。
熱帯雨林をより楽しむために設けられたスリル満点のポーリンのキャノピーウォーク
キナバル公園にある、足場の幅が非常に狭いつり橋。両側は網で囲んであるので、より深い自然と戯れることができる。
東南アジアの中で最も標高が高いと言われているキナバル山に登ってもよい
クロッカー山脈に含まれる、標高4,095 mの山。6000以上の植物と100種以上の哺乳類が発見されていて、山頂は花崗岩(かこうがん)の大地が広がっていて、麓(ふもと)は、熱帯雨林のジャングルになっている。なお、コタキナバルのあるサバ州の旗には、この山が描かれている。
サンゴ礁の海に囲まれているトゥンクアブドゥールラーマン海洋公園
5つの島に囲まれていて、コナキタバル市外からボートでたった15分でたどり着ける海洋公園。もちろんカラフルな熱帯魚たちが優雅に泳いでいて、近くにはリゾートホテルもある。
コナキタバルからそんなに離れていないサピ島だって立派な穴場だ
先ほどのトゥンク・アブドゥル・ラーマン公園を囲んでいる島の一つ。透明度が高く、カラフルなサンゴや熱帯魚がたくさん生息しているので、シュノーケリングの穴場になっている。
どこまでも澄んでいる、青いビーチはコタキナバルの自慢!
いくつもの屋台が沿うように並んでいるのも魅力のタンジュンアルビーチ
コタキナバル市街地から車で10分程度で行けるビーチ。また、バリ島から30分の空路でも行ける。3つの区分に分かれていて、夕方になるときれいな夕日が見られる。そして食事を提供する、カフェ、バーなどもあり、砂がほのかなピンク色で丸みを帯びているのも特徴。
リカスビーチにも多くの人の感動を誘うような風景が詰まっている
コタキナバル市街地から北の方向へ10分ほど向かうと、このビーチがある。先ほど紹介したタンジュンアルビーチと同じような素晴らしい夕日を見られる。さらには子供でも楽しめるように遊具を完備していて、週末はバーベキューをやるために訪れる人も多い。
海や森の美しさを保ち続けている、ガヤ島
コタキナバルから30分もかからない場所にあるこの島は、大小5つの美しい島から成り立っていて、国立公園にも認定されている。全体が青い海に囲まれているだけではなく、この島特有の動物や植物も見ることができ、ジャングルウォークやダイビングを楽しむこともできる。
存分に旅行を楽しむための、アクティブ活動も充実!
山道に沿って元気よく歩くハイキングは思いっきり自然を味わえる
キナバル山やキナバル自然公園で絶対にやりたくなる、またの名を「山歩き」というアクティブ活動。深い緑を存分に味わえて、大自然を満喫できる。
深い海に潜るダイビングは海の中で暮らす生物たちと戯れることができる
透き通っている青い海は、どこまでも深く、きれいな魚がたくさん生息している。当然、ダイビングにもピッタリの場所である。また、大きなウミガメもいる。
ゴムボートを漕いで川を渡るラフティングは自然ならではの迫力を味わえる
数人でゴムボートに乗り、オールで漕いで川を渡る。流れがゆるやかな川や、急な川でできる。水しぶきを上げて下っていく様子は、思いっきり満喫できる。
外側の喉かな風景やおしゃれなランチを楽しめる機関車・北ボルネオ鉄道
昔ながらの風情が残る、レトロな蒸気機関車に乗って50㎞もの道を往復する。これは日常で乗る通勤用の電車では絶対に味わえない。
世界遺産の中にあるポーリン温泉はまさに大自然の極楽だと感じる
実はキナバル自然公園には、日本で馴染みがある写真のような温泉もある。複数の浴槽に分けられているのが特徴。外観はプールのようだが、体によい温泉となっている。
マングローブが茂るジャングルの川を渡って動物を見るリバーサファリ
大きなボートに乗って、長く流れるうっそうとしたジャングルの川を渡り、珍しい動物、鳥、植物をじっくりと見る。
他にも、押さえておきたい観光名所が勢ぞろい!
ある角度から見るとまるで鏡に反射しているように見えるコタキナバル市立モスク
透き通った水面に姿を映すこともある、素晴らしい造りのイスラム教モスク。晴れの日、夕方、夜で大分印象が変わって来て、服装の決まりやルールさえ守れば、中に入って見学もできる。
現代的な建築技術によって建てられた、黄金のサバ州立モスク
1977年に完成したこのモスクは、アラブ・イスラムの伝統と最新の建築技術によって建てられ、ドーム状の屋根が付いている礼拝堂には地金の象眼細工が取り入れられていて、毎日たくさんの人が祈りを捧げに訪れる。
オランウータンを始めとする珍しい動物に出会えるロッカウィ動物園
ボルネオで暮らす珍しい動物が暮らしていて、1日に2回のアニマルショーも開催しているという、子供から大人に人気がある動物園。
たどり着くとコナキタバルの街全体を一望できるシグナルヒル展望台
コタキナバル市内を一望したいなら、この展望台に上るとよい。頂上へたどり着くまでにある階段は結構長いが、全て渡るときれいな景色が待ち受けている。
サバ州立博物館
コタキナバルのサバ州には30を超える民族が暮らしていて、その様子はそれぞれで異なっている。この建物では民族衣装や歴史、自然について学べるよう色々なものが展示されていて、さらにはイギリス統治時代や戦時下の日本統治のことも詳しく述べている。
アトキンソン時計台
1905年に建設された時計塔である、アトキンソン時計台は、コタキナバルの中心に位置して、街の中で最も古い建物となっている。その歴史は100年以上も続いていて、戦火からも逃れたこともあり、何より海を照らす灯台の役割も果たした。
キナバル自然公園には、珍しい動物、昆虫、植物がたくさん生息している!
熱い地域のジャングルでしか咲かないラフレシアは必ず見ておきたい
直径90㎝もある、世界最大の花。主に東南アジアやマレー半島でよく見られる。大きさはもちろん、耐え難い嫌な臭いを放つことでも有名。
虫を誘い込んで分泌している消化液で養分にする植物・ウツボカズラ
壺のようになっている部分には、消化液が分泌されていて、動物の胃のようになっている。匂いで虫を呼び集め、中に入れて消化して自分の栄養にする。
自慢の角が3本もあることで有名なカブトムシ・モーレンカンプオオカブト
キナバル自然公園には、このような大きなカブトムシが生息している。こんな大きいカブトムシ、日本では絶対見られない。
草の間を素早く動いて獲物を捕らえるササグモも珍しい生物の一種だ
長い脚が特徴の黄緑色のクモ。通常のクモとは異なり、糸を吐いて網を作らないのが特徴。
近づいた獲物を挟んだら消化液で溶かして決して逃がさないハエトリソウ
先ほど紹介したウツボカズラと同じ、食虫植物の仲間である。二枚貝のような葉で虫を挟み、消化液を出して消化する。
数々の種類がある蘭(らん)はただ見ているだけで心が癒されてくる
ピンク、紫、白を始め色んな色があるのが、コタキナバルの蘭の特徴。そして蘭の花が好きな人は是非必見しておくとよい。
何種類もある珍しい蝶は自然の風景とよく馴染んでいることが伝わる
コタキナバルには、500種類以上の蝶が生息している。日本でこのような蝶が見られることは皆無なので、見つけたら止まっている内に写真に収めるとよい。
森の中で仲間たちと仲良く暮らしているオランウータンもコナキタバルの魅力
マレー語で「森の人」という意味を持つ、猿人のような生き物。朗らかで愛嬌のある顔で有名で、群れを成して暮らしている。
今ではもうたった1200頭しかいなくなってしまったボルネオゾウ
絶滅危惧種としてあるゾウ。ちなみに数が減少してしまった理由は毒殺も挙げられている。さらにはコナキタバルだけではなくインドネシアにも生息しており、密林の中で、仲間と暮らしている。
木登りがとても上手で暗い夜になると活動することが多いマレーグマ
体の大きさは、通常のクマより一回り小さい。嗅覚で食べ物を探していて、行動も習性も面白い。日本の動物園にもいる。
出典:pixdaus.com
独特の模様が刻まれた毛並みを持つウンピョウもマレー半島に棲む
漢字で書くと、「雲豹」となるヒョウ。主にインド、中国、東南アジア各国に生息していて、きれいな毛並みを持っているのが特徴。
絶対食べたい、コタキナバル自慢のシーフードを始めとする屋台も充実!
地元でたくさん獲れたエビを始めとする色んな魚介類が豊富にある
コタキナバルは海に面しているので、このような新鮮な魚介類を売る市場が多い。特にエビは、鮮度に気を使っているので、生でも嫌な匂いがしない。
獲れたての新鮮な魚介類をすぐ料理するレストランも充実している
自分で選んだ魚介類は、もちろん好みの味付け、調理法で料理してくれる。そして、テーブルや椅子も完備しているので、そこで食べられる。
野菜や果物を売る屋台も充実しているので一度立ち寄ってみるとよい
コタキナバルは、魚介類だけではなく、野菜や果物も豊富な種類を揃えている。特に果物は、みずみずしい果汁であふれているので、喉を潤すのに食べたい。
こちらはあらゆる雑貨を売る屋台がたくさん並んでいるのがなかなかの魅力
Tシャツ、アクセサリーを始めカラフルな雑貨を売っている屋台もずらりと並んでいる。コタキナバルの雑貨土産を買うなら、ここで決まり。何より値段も手頃なのが嬉しい。
楽しく有意義にショッピングをしたいなら、これらのお店がイチオシ!
地元ならではの屋台料理や新鮮な食材を提供するナイトマーケット
日が暮れて、だんだん夜になっていくと大部分を占めている「ナイトマーケット」が行われる。ここには色んな地元料理や新鮮なシーフード、さらには食材を売っているので、毎日多くの人で賑わう。
日曜日の午前中だけにしか行わない青空市場・サンデーマーケット
中心部のガヤストリートでは、毎週日曜日だけに行うサンデーマーケットが名物となっている。ここでは地元で採れた野菜やフルーツ、さらには安く買えるTシャツや雑貨などを売る店がずらりと並ぶ。
出典:gowhere.my
海に面していてたくさんのお店が集結したオーシャナス コタキナバル
2014年にオープンした、海に面しているショッピングモール。中には日本から来たものもあるお店やスーパーマーケット、洋服売り場やおもちゃ屋、さらにはレストランなどが集結している。
何と、日本からコタキナバルへは直行便で行ける!
日本の成田空港からコタキナバルへまっすぐ向かう旅路が出ている
この成田国際空港が、日本からコタキナバルへ行ける唯一の玄関。向かう航空会社は、コタキナバル航空で飛行時間は約6時間かかり、他の国を経由して行く便もある。