マレーシアのペナン島を100%満喫する方法
マレーシアは、本当に旅行にぴったりな名所が集結している。それは色々あるが「ペナン島」という島も忘れてはならない。そこはきれいなビーチを始め、不思議な雰囲気が流れる街並み、美味しい料理、観光やショッピングにふさわしいスポットが充実している島だということを紹介する。
マレーシアは、本当に旅行にぴったりな名所が集結している。それは色々あるが「ペナン島」という島も忘れてはならない。そこはきれいなビーチを始め、不思議な雰囲気が流れる街並み、美味しい料理、観光やショッピングにふさわしいスポットが充実している島だということを紹介する。
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見どころが豊富にある、マレーシア自慢の島・ペナン島とは?
出典:www.aace.org
長い歴史があって毎日多くの人で賑わうマレーシアの島国・ペナン島
東南アジアの島国・マレーシアの西側に位置する小さな島。この島自体で、マレーシアのペナン州を作っている。島の面積は295㎢で、縦に24㎞、横に12㎞の幅があり、人口は約150人くらいと言われている。
ペナン島では多くの人種が暮らしているので様々な宗教が信仰されている
このペナン島には、華僑を始め、マレー系、インド系といった、それぞれ異なる民族の国民が入り混じって住んでいる。そしてそれぞれ、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教などの宗教を深く信仰している。
まさに楽園!リゾートエリアにもなっている美しいビーチ!
バトゥ フェリンギ ビーチはペナン島が誇る素晴らしいビーチだ
周りには豪華なリゾートホテルがずらりと建ち並んでいる、ペナン島を代表するビーチ。ここではジェットスキー、カヌー、パラセイリングなどのマリンスポーツも盛んに行われている。
昼間の終わりを告げるきれいな夕焼けは誰もが感動する光景と言える
バトゥ フェリンギ ビーチでは夕方になるとこのような勇ましい夕焼けが見られる。オレンジ色の太陽が沈むことで、海が金色に照らされる。
バスに乗って向かうこともできるテロック・バハンには手つかずの自然がいっぱい
先ほど紹介したバトゥ・フェリンギからさらに進むと、このビーチが広がっている。さらにここの北西部には野性動物が生息しているペナン国立公園がある。
町全体が世界遺産の地区・ジョージタウンはやっぱり見逃せない!
色んな文化が融合して世界遺産としても認められた街・ジョージタウン
ペナン島の中心部にある都市区域。遥か昔はうっそうとした密林であったが、イギリスによる植民地支配によって現代のような姿になり、2008年に世界文化遺産として登録された。
街をふらふら歩いてみると色んな国の文化が融合していることがわかる
このジョージタウンには、色んな国の文化が混淆している。それは、歩いてみればわかってくる。ちなみに写真は、漢字の看板が多い中国の会社が集結している通り道だ。
イギリスの植民地時代の名残が十分すぎるほど残っているシティーホール
かつてのイギリス全盛期を思い出させる造りで、市議会場として使われている立派な建物。なお、この建物は外からの見学のみで、中には入れない。
深い重みを十分に感じられそうなコーンウォリス要塞にはいくつもの大砲がある
フランシス・ライトがこの島に上陸した場所に設けられた軍事要塞。近くには、イギリスのビクトリア女王即位60周年を記念した時計台がある。
ペナンで成功を収めた大富豪が暮らしていた建物・ブルーマンション
現地ではチョン ファッ ツィーとも呼ばれたりする、豪邸のような建物。その名の通り外観だけではなく内装もきちんと青い。
ペナン・プラナカンマンションではいかにも家主の暮らしぶりがわかる
大富豪・プラナカンの立派な邸宅。中はこの家の住人が使っていた家具などが展示されている。もちろんこの中に入って、様子をじっくりと見ることもできる。
かつて学校だった建物を改装して市民や観光客に親しまれるペナン博物館を作った
ペナン島がここまで発展した歴史を物語る博物館。歴代の大統領、伝統的な芸術作品、地図や海図などが展示されている。
毎日多くの人が礼拝に来るセント・ジョージ教会はとても清らかな印象
マレーシアで最も古いカトリックの教会。天を指している尖塔が目印となっていて、ここで結婚式を挙げるのも悪くないかも。
中国らしい威厳が伝わってくるクーコンシーには誰もが圧倒される
ここも、ジョージタウンを代表する中国寺院。中国から来た民族の先祖を祀る廟として建立していて、あちこちにある美しい彫刻が多くの人を感動させている。そして中に入ってみると、圧倒されること間違いなし。
カピタンクリンモスクはペナン島の中で最も大きい寺院として知られている
1801年に建てられたインド系ムスリム寺院で、屋根が黒いのが特徴。そしてその屋根を支えている建物は、純白な白で黒としっくり調和していることが伝わってくる。
フェリー乗り場の近くにどーんと建つビクトリア メモリアル時計塔
ヨーロッパ風のデザインが生きている、高さ18mの時計塔。イギリスのビクトリア女王が即位して60年になったことを記念して建てられて、今では観光名所だけではなく待ち合わせ場所にも使われている。
タイのアユタヤ遺跡にもありそうな寝釈迦仏寺院はなかなかユーモラス
現地ではワット・チャヤマ・カララーム という名前で親しまれている、全長33mの寝ているお釈迦様の像がある寺院。間近で見るとその姿に圧倒されて、思わず心が和んでくること間違いなし。
毎日たくさんの車が行き交うペナン・ブリッジは東南アジアの中で最長
世界で3番目に長いと言われていて、全長13.5kmもあるペナン自慢の橋。ちなみにここは徒歩の人も通れる場所を設けていて、車も通れるが高速道路と同じように、抜けるまで一切止まることができない。さらに夜になって暗くなると、美しくライトアップされる。
地元の人たちに大切に守られながら今に至っている観光名物・孫文の家
中華民国の父と言われる孫文が5か月ほど滞在していた家。そしてここは、革命を行う拠点でもあった。
最も古いヒンドゥー教の寺院として有名なスリマハマリアマン寺院
チャイナタウンに位置するこの寺院は、街で最古のヒンドゥー教寺院として有名で、インド人移民にとって重要な場所も兼ねている。外観にはいくつものヒンドゥー教の神々が祀られていて、中に入る時は必ず靴を脱がなくてはならない。
赤い屋根が目印となっている観音寺は、多くの人が参拝に訪れる
1800年にペナン島を訪れた広東人と福建人によって建てられ、立派な中国寺院を果たしている。本堂の前には巨大な線香が置かれていて、一日中、商売繁盛や家内安全を祈願する参拝客がたくさん訪れる。
出典:www.trip.com
現在では公共のイベントや催し物で使われることが多い、ペナン市庁舎
1903年に完成したこの建物は、まるでお城のような豪邸のように見えるが、現在でも取り壊されることなく立派な観光名所を務めている。かつてここでは行政や政治などの仕事を執り行っていたが、今ではイベント会場に整えられた。
目を凝らしてよく見てみるとなかなか個性的なアートが至るところにある
ジョージタウンの街並みには、このような個性的な絵が描かれている。中にはトリックアートもあるので、この絵画を求めて歩く人も多い。
ジョージタウンには、観光のハイライトとも言えるワイヤーアートが行き届いている
ジョージタウンをふらふら歩いていると、街の至る所にこのような芸術作品を見つけることがある。これらは先ほど紹介したものと肩を並べるワイヤーアートと呼ばれていて、独自のユニークな表現が生かされている。
旅の思い出になる品を買うなら、ぜひこのショッピングモール・市場へ!
色んなお店やレストランがひとまとめになっているプラザガーニー
ペナン島を代表するショッピングモールと言えばここである。服、雑貨、食べ物を売る店を始め、レストランや映画館も完備している。
これはペナン島の中で最大規模を誇っているクイーンズベイモール
空港のすぐそばにある巨大なショッピングモール。日本で誕生したスーパー・ジャスコや100円ショップ・ダイソーも入っている。もちろん、日本の食材も買える。
ありとあらゆる有名なブランドの店が詰まっているアイランドプラザ
新しくできたショッピングモール。ここには1日中いても飽きないという面白さが詰まっている。特におすすめなのが、地下1階で売られている焼きたてワッフルのお店。
地元の人で賑わうチョウラスタマーケットで買い物しても悪くない
ペナン島に来てのショッピングは、立派な建物を構えたショッピングモールだけにとどまらず、毎日賑わっているこの市場でも全然OK。地元で獲れた食材や雑貨、民芸品などを、格安で売っているのが特徴。
訪れたら絶対食べたい、この国の絶品屋台料理!
独特の香りと味わいがぎっしりと詰まった麺料理・アッサムラクサ
まずは、これを召し上がってほしい。いかにもエスニックな雰囲気が伝わってきそうな、マレーシアの麺料理で、ただ辛いだけではなく、ほのかな酸味もあるのが特徴。
蒸した鶏肉と米が見事に調和している海南鶏飯も結構人気がある料理だ
またの名を「カオマンガイ」という、東南アジア各国で食べられている人気料理。鶏肉と米を一緒に炊いて、野菜を添えてチリソースなどで頂く。
チャー・クイティオという東南アジア諸国で食べられている焼きそばもおすすめ
米でできた麺を使った、焼きそばのような料理。溶き卵、海老、豚の脂身が贅沢に使われていて、若い人好みの味付けなのが特徴。
骨が付いた肉を長い時間かけて柔らかく煮込む肉骨茶(バクテー)
骨付き豚バラ肉を、漢方薬や醤油を利かせたスープでじっくり煮込んだ料理。薬膳料理としてもあるので、食欲がない時でも、スープをすすれば元気が出そう。
豆腐花(トーファー)はヘルシーなアジアンデザートとして有名だ
マレーシアで大人気の、ちょっと甘い豆腐みたいなデザート。レンゲで崩して、黒蜜をかけて食べる。
これから作る美味しい料理に使われるシーフード各種も充実している
海に囲まれたペナン島では、もちろん新鮮なシーフードを楽しめる。そして獲れたての魚を好みの料理法で料理してくれるレストランも充実している。
外がカリカリしていて中が甘くてトロッとしているロティ・バナナ
こちらは、デザートとして食べたい東南アジア自慢のバナナクレープ。生地は日本で見かけるクレープとは異なっていて、四角形になるようにバナナを包んで両面をこんがりと焼き、食べやすい大きさに切っているのが特徴。
安くて美味しい地元料理を思いっきり味わえる屋台の街・レッドガーデン
ペナン島に来て、地元らしさあふれるB級グルメを思いっきり食べたいなら、屋台がずらりと並んでいるこのレッドガーデンに行くとよい。ここではご飯もの、麺類、さらにはデザートなどが専門的に扱われていて、値段も安い。
ペナン島には、緑豊かな自然を満喫できる名所がある!
専用のケーブルカーで登っていくと素晴らしい景色を見られるペナンヒル
マレーシア及びペナン島は、年間うだるような暑さがある。そんな暑さから逃れられる避暑地として有名な場所。生い茂る緑の山を、モノレールのようなケーブルカーで登る。
遊歩道が通っていて辺り一面が熱帯雨林のように見えるペナン植物園
30ヘクタールもある広大な緑の大地には、様々な植物や花が植えられている。さらに、サルなどの野生動物も暮らしているのだ。この素晴らしい光景は、誰もが癒されそうである。
ものすごい種類の果物が実っているトロピカル・フルーツファーム
日本では見られない、250種類もの熱帯の果物を栽培している果樹園。もちろん、ここで育った果物の試食もさせてくれる。
日本からペナン島への道のりは?
日本からクアラルンプールへ渡ってからペナン島に渡るという方法がある
日本から直接ペナン島へ行ける飛行機は、残念ながらないが、日本からマレーシアの首都・クアラルンプールへ行ける便がある。そこから再び飛行機かバスでペナン島へ向かうことができる。