一度は行ってみたいカリブ海!中南米のリゾート

一度は行ってみたいカリブ海!中南米のリゾート

北アメリカと南アメリカの間にある海・カリブ海は、細々とした島国も浮かんでいて、人々の歴史に携わってきた魅力あふれる海域だ。そして今日、ここやその周辺を訪れる観光客が増えてきている。青くて広い海、数々の見どころなどは、ぜひとも押さえておきたい。

2019.11.27 UPDATE

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まずは、カリブ海の位置と歴史を確認しておこう

北米と南米の境目にあって周囲は色々な陸地と島国で囲まれている

カリブ海を一言で説明すると、メキシコ湾の南及び大西洋に位置している水域となる。地図で見てみると、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の境目になっていて、周りは北アメリカ大陸に分類される細かい島々で囲まれていることがわかる。

出典:behrens.co.uk

大航海時代以来はスペインの植民地だったので周囲の国はスペイン語を使うことが多い

15世紀半ばから17世紀半ばまで続いた、ヨーロッパ人による世界中の広い海への航海が行われた時代で、カリブ海はスペインの植民地となったのだ。だからカリブ海を囲んでいる国々は、スペイン語もよく使われる。

神秘的な青色の海と白い砂浜は、忘れてはならないカリブ海の特徴!

ブルーラグーンアイランドはなかなか素晴らしいリゾート地として有名

カリブ海に浮かぶ島国・バハマが所有している、透き通った青い海に囲まれた島のことである。写真のように、遠くから見てみると、その素晴らしさが伝わってくる。そして今日、多くの人が訪ねてきている。

青い海と空・白い砂浜が調和したキャベッジビーチはバハマの中で人気がある

3キロメートル程の白い砂浜を持つ、素晴らしいリゾートビーチ。ただ泳いだり浜辺でくつろいでもよいが、ジェットスキーに乗ったりボートで渡ったりするなどの活動も積極的に行われている。

キャベッジビーチは灼けつくような太陽やヤシの木と調和している

地上を照らす眩しい太陽と青い空、そして広い砂浜と青い海、生い茂っているヤシの木が見事に調和して、より素晴らしい光景を作り出している。ここに来たら、思う存分駆けまわってはしゃぎたい。

まるで古代遺跡と楽しいプールが融合したようなアクアベンチャー

一見、長い間ある古代遺跡のように見えるが、子供から大人まで遊べるウォータースライダーなのだ。滑り台で思いっきり滑ったら、青い海へ飛び込むという形式である。特に天気が快晴だと、よりよい風景になる。

出典:tourmet.com

深い海に潜ったような気分を味わえるアトランティスアクアリウム

こちらは、海に生息する生き物をじっくりと見ることができる水族館。大きな水槽やトンネルになっている水槽には、たくさんのカラフルな魚やイルカなどが生息している。ここにいるとまるで海の中にもぐりこんでいるような気分になる。

晴れた日も夕陽が沈んでくる時も思いっきり楽しめるケーブルビーチ

沈んでいく夕日を背景にして、たくさんのラクダが歩いているという素晴らしい光景を見ることができる浅いビーチ。ちなみにここの近隣には、たくさんのリゾートホテルが建っている。

出典:mynatour.org

上空から見ないとその素晴らしさを感じることができないブルーホール

ものすごく大きな直系を持つ、謎に包まれた青くて深い穴。でも、上からこうやって見てみると、解明できない謎と神秘が詰まっているということが伺える。なので機会があればぜひ立ち寄ってみるとよい。

もちろんカリブ海近辺には、観光にふさわしい見どころも充実している!

カクテルでもお馴染みの名前が付いているキュラソー島は理想の島

南米にある、ベネズエラという国に近い島。ここに住んでいた先住民たちは奴隷として各国へ送られて行って亡くなったが、現在ではたくさんの人が楽しく暮らしている島となっている。そして今日、カリブ海の名物にもなっている。

カラフルな建物がたくさん並んでいるキュートなキュラソー島の街並み

実はキュラソー島は、街を歩いて見るとパステルカラーをまとった家がたくさん並んでいるのだ。こんなにかわいい建物がずらりと並んでいる島なんて、他ではなかなか見かけない。そして、屋根の色はどれも同じである。

パイレーツ・オブ・ナッソーミュージアムは臨場感を味わえる迫力もある

カリブ海で活躍した海賊たちを称える博物館。中に入れば、当時の海賊船の内部を再現したものや展示品などがあって、色んな海賊グッズが販売されている。ここでカリブ海のお土産を買って行っても構わない。

自然と調和しているような古い遺跡を連想させるクイーンズステアケース

植物がうっそうと繁っている、自然を存分に楽しむための道。海もいいけれど、癒しの緑があふれているこの場所でトレッキングをしても構わない。そして何より、気分もリフレッシュできそうである。

18世紀に建築され40万平方メートルの敷地を持つシャーロット砦

バハマの首都・ナッソーにある城壁。小高い丘に建っているのでここに登ってよい景色を見ることができる。そしてこれは西側を守るために、1788年ダンモア卿によって建てられた。

歴史ある建物・ガバメントハウスはイギリスの領土だった頃の名残がある

コロンブスの像が目印になっている、大きな総督官邸。ここで政治に関するあらゆる仕事が執り行われた。残念ながら中に入ることはできないが、庭園は自由に散策することができる。

毎日賑やかでこの国ならではの民芸品が売られているストローマーケット

ワラ(ストロー)を丹念に編んで作った、数々の民芸品を販売している市場。民芸品は帽子を始め、カゴ、ゴミ箱、バッグなどといった色んな種類がある。これも立派なカリブ海のお土産になりそうだ。

出典:www.expedia.mx

毎日丁寧に手入れされているベルサイユガーデンは満足できるに違いない

こちらはカリブ海に浮かぶ島国・バハナが所有する観光名所。中世ヨーロッパのような囲いと、きれいに整えられた植木、そして石像が多くの人を魅了している。

ナショナル トラストの拠点でもあるザ・リトリートガーデン・ナショナルパーク

ジャングルのような植物が茂っている、憩いの自然公園。ここを散策すると、日々の煩わしさを忘れてのんびりとくつろげそうだ。そして園内には地元で採れた果物を売るお店もあるので、ぜひ立ち寄ってみるとよい。

独特の外観とあふれる活気で有名なポート・ルカヤ・マーケットプレイス

食べ物やアクセサリーを売る屋台がずらりと並んでいる、いかにも楽しそうな場所。地元の雰囲気が濃く出ているので、ここに立ち寄ると存分に旅を満喫できそうである。カラフルな建物の門が目印となっている。

出典:www.flickr.com

ウォルト・ディズニーが所有するキャスタウェイ・ケイというプライベートの島もある

こちらは、世界中で人気があるディズニーキャラクターが出迎えてくれる、カリブ海自慢の見どころ。ここへ渡れる船が出ているので、降りるとすぐにディズニーキャラクターが歓迎してくれる。

フォートフィンキャッスルも攻撃を防ぐ役割を果たしていた砦だった

こちらは、バハマの首都・ナッソーを敵の侵略から守るために建てられた砦で、時には灯台の役割も果たした。今では廃墟となってしまったが、ナッソーの街を見下ろせることで有名な名所となっている。

出典:belizing.com

古代マヤ文明の荘厳さを伝える、アルトゥン・ハ遺跡

ベリーズのオレンジウォーク州に位置するこのアルトゥン・ハ遺跡は、マヤ文明の立派な遺跡となっていて、考古学者によって念入りに調査された。275もの建造物が発掘された中で大きな5つのピラミッドが注目されていて、1968年には翡翠製の太陽神の頭部像が確認された。

滞在する時に使える、カリブ海の近くにある国々!

アメリカ合衆国の下にあるメキシコは常に陽気な雰囲気であふれている

東側にはカリブ海がある、北アメリカの南にある国。古代マヤ文明の遺跡がたくさんあって、カリブ海にも負けないくらいのリゾート地・カンクンもあるのが特徴である。

出典:remezcla.com

フロリダ州にも近くて細長い形の島国となっているキューバも魅力的

カリブ海に浮かぶ大アンティル諸島に位置する、ラテンアメリカの共和制国家。ここは美しい海が広がっていて、社会主義国らしい雰囲気があって、物価が安いという特徴があるので、多くの観光客が来ている。

出典:www.cnbc.com

国旗がアメリカ合衆国のものと少し似ているプエルトリコもカリブ海に浮かぶ

カリブ海の北東に位置する、アメリカの自治区。近くにも色々な小島があって、カリブ海を楽しむリゾート地として知られている。昔はスペインの植民地だったので、その面影がたくさん残っている。

ドミニカ共和国はカリブ海の真ん中に位置して結構歴史的遺産もある

隣にはハイチという国がある、イスパニョーラ島東部に位置する共和制国家。ここには混血の国民がたくさん暮らしている。そして有名な冒険家・コロンブスによって発見された。

バハマ本土には海を始めとするこの土地ならではの観光名所が揃う

カリブ海旅行を思いっきり楽しむなら、バハマを訪れて滞在してみるとよい。今まで紹介してきた名所の大部分は、このバハマに収まっていることが多いのだ。なのでここにいるとよりカリブ海旅行を楽しめそうだ。

海をクルージングする船も結構出ているファルマスもなかなかおすすめ

船のクルーズでの目的地にもなっている、ジャマイカの港町。ここではイルカと触れ合える施設や、観光にふさわしい街並みが揃っている。

イギリス連邦も加盟している立憲君主制国家・グレナダは美しい街並み

あまり聞きなれないかもしれないが、ここも1つの立派な島国となっている。時折ナツメグというスパイスの香りもしてくるので、またの名を「スパイス・アイランド」と言い、赤い屋根の建物がずらりと並んでいる。

白い砂浜、青い海、そして泳ぐブタで有名なエグズーマ諸島

こちらはカリブ海に浮かぶ無人島だが、少しだけ奇妙な点がある。それは写真で見て分かるように、人間だけではなく野生の豚も楽しそうに泳ぐことで、現在では数十頭の豚が確認されている。やっぱりこんな光景は他では決して見られない。

出典:www.islands.com

メキシコ及び他の国々と繋がっているベリーズは遺跡や森林もある

メキシコ、グアテマラ、ホンジュラスに囲まれているが、しっかりとカリブ海に面している小さな国。かつて栄えたマヤ文明の遺跡、手つかずの熱帯雨林、たくさんのリゾート地がある。

出典:www.sandals.com

空港からも近くて便利なモンテゴベイは、マリンスポーツなどのアクティビティが盛ん

ジャマイカ第2の都市とも言われているモンテゴベイは、ホテル、ビーチ、ギフトショップ、レストラン、ゴルフコースが並んでいて、まさに情熱のリゾート地という言葉が似合っている。もちろんスキューバダイビングなどのマリンスポーツも盛んに行われて、快適にくつろぐこともできる。

カリブ海クルーズの寄港地にもなっているオーチョ・リオス

こちらはジャマイカの北の海岸に位置する、リゾート地である。名前はスペイン語で「8つの川」を意味していて、以前は活気のないさびれた漁村だったが、現在では先ほど紹介したモンテゴ・ベイと肩を並べる立派なリゾート地となった。

大自然が詰まっているセントルシアという島も訪れた人に感動を与える

カリブ海の東の方に浮かぶ島国で、イギリスに加盟している。周囲には有名なダイビングスポットがあって、世界遺産として登録された、手つかずの自然がたくさんある山、展望台、国立公園が名物となっている。

カリブ海やその近辺を旅行するにあたって、注意しておきたい事項

出典:scienceblogs.com

カリブ海を含むアメリカ地域ではジカ熱というウイルス感染症に要注意

ヤブ蚊によって媒介される、ウイルス性の感染症。主にアフリカや中南米で蔓延していることが多い。10日ほどの潜伏期間を経て、頭痛、発熱、嘔吐、食欲低下、腹痛などの症状を引き起こす。予防接種などもないので、刺されないように虫よけスプレーを持って行くとよい。


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