南米の国・アルゼンチンは自然と文化の宝庫!!!
日本の反対にある南米の国・アルゼンチンは、あまり聞き慣れないかもしれないが、実は雄大な自然が広がっていて、文化やイベントなども豊富にあって、観光にふさわしい見どころもいっぱいあるので、ぜひとも一度は訪れてみたい国である。
日本の反対にある南米の国・アルゼンチンは、あまり聞き慣れないかもしれないが、実は雄大な自然が広がっていて、文化やイベントなども豊富にあって、観光にふさわしい見どころもいっぱいあるので、ぜひとも一度は訪れてみたい国である。
2019.12.9 UPDATE
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南米を代表する1つの国・アルゼンチンとはどんな所か
正式名称はアルゼンチン共和国となっていて日本の裏側の中南米に位置する
南アメリカの一番下側に位置する、連邦共和制国家。 面積は2,780,400㎢で、人口は40,760,000人、そして公用語はスペイン語が使われている。ちなみに首都はブエノスアイレスで、使われている通貨の単位は、アルゼンチン・ペソである。
首都のブエノスアイレスで華麗で情熱的な舞踊・タンゴが誕生した
アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスでは、男と女が見せる芸術的舞踊・タンゴが誕生した場所として有名である。情熱的なその舞踊は、多くの人を惹きつけているので、世界中に伝わった。
その迫力に圧倒されること間違いなし!この国自慢の大自然スポット!
大小合わせて275もの滝が集結して壮大な絶景を作り上げるイグアスの滝
アルゼンチンを代表する自然の名所と言えば、まずはこの「イグアスの滝」である。ブラジルとアルゼンチンにまたがっていて、水が怒涛の勢いで流されていくという特徴を持っていて、訪れた人を圧倒させている。ちなみにこの滝は、世界最大の滝としても知られている。
巨大氷河群と例えられているロス・グラシアレスは大自然の神秘が詰まっている
青白い氷がこんなに大きくなって、ひとまとめになっているという特徴がある、いかにも寒そうな見どころ。名前はスペイン語で「氷河」という意味で、1981年に世界遺産として認められた。気温が上がってくると大きな音を上げて湖へと崩れ落ちる。
こちらもアルゼンチン自慢の観光名所として知られているペリトモレノ氷河
まるで南極にありそうな光景が広がっている。高くそびえる青い氷山は、まさに極寒という雰囲気を伝えている。ちなみに一番厚い氷は、700mにも達する。もちろん多くの探検家が、ここを訪れている。
勢いよく滴る水しぶきを浴びて散歩することができる滝の下遊歩道
先ほど紹介したイグアスの滝には、麓部分に写真のような遊歩道が設けられている。怒涛の勢いで落ちる水飛沫を浴びると、大自然という感じを実感する。そして、滝は虹を作ることもある。
ゴムボートに乗ってイグアスの滝を迫力満点の間近で見ることもできる
怒涛の勢いで滴り落ちる「イグアスの滝」をより間近で見ることができるツアー。究明ジャケットを着て専用列車に乗って、迫力がある光景を楽しめるなんて、日常ではなかなか味わえないことである。これは忘れられない思い出になりそうだ。
熱帯雨林及びカラフルで珍しい鳥に巡り合うことができるイグアス国立公園
イグアスの滝の麓には、うっそうと茂るジャングルを所有する国立公園がある。そしてそこにはきれいな羽を持つ、珍しい野鳥が生息している。より深くイグアスの滝を味わいたいなら、ぜひ立ち寄ってみるとよい。
イグアス国立公園内にはゆっくりと走るトロッコ列車があってのんびり散策できる
公園を訪れると、その中には肝心のイグアスの滝へたどり着くための列車がある。その車両は周りの素晴らしい景色が見られるような構造になっていて、到着するまでのんびりと楽しく進むことができる。
またの名を南米のグランドキャニオンとも言う素晴らしい山のウマワカ峡谷
きれいな色の層を成している岩肌を持つ山は、素晴らしい風景を作り出している。これは日本では決して見られない、アルゼンチン自慢の山だということが伝わってくる。是非とも写真に収めておきたい。
南アメリカ本土と繋がるバルデス半島はペンギン・シャチ・アザラシなどが暮らす
アルゼンチンが所有している半島で、島自体が世界遺産になっている。海からの恩恵を受けていて、ペンギンやアザラシなどが生息しやすい環境になっているのが特徴である。そしてここでは、海に生息するクジラを見ることができる「ホエールウォッチング」も実施されている。
アルゼンチン国内で、最も古い国立公園と言われるナウエル・ウアピ湖
アルゼンチン・パタゴニア地域のリオネグロ州とネウケン州に跨っているナウエル・ウアピ湖は、氷河の作用によって誕生した湖で、最も古い国立公園も兼ねている。いくつもの湖と繋がっていて、水面はどこまでも広がり透き通っているのだ。
アンデス山脈の中でも南米最高峰の山と言われる、アコンカグア
アルゼンチンとチリの境目にある、南米最高峰の山・アコンカグアは標高 6,960.8 mで、毎年3500人以上が登山に訪れている。しかし登るのは決して容易なものではなく、アンデス地方特有の悪天候に見舞われたり、高度順応が上手くいかなくなるという場合に合うこともある。
恐竜を始めとするたくさんの爬虫類の化石が発掘されたタランパジャ自然公園群
高くそびえる崖が、見に来た人すべてを圧倒させている。物好きな人は、この岩の壁をよじ登ってみてはどうだろうか。これほどの圧巻は他の国ではなかなか味わえない。そしてここは世界遺産になっていて、たくさんの化石が見つかった。
出典:cowbird.com
こちらも世界遺産として認定されている月の谷は自然が作り出す芸術だ
月の谷はボリビアにもあるが、アルゼンチンにもしっかりとあるのだ。風化によってできた奇妙な岩が、高く聳え立っている。ここは海外からの観光客にはあまり知られていない場所である。そしてここから恐竜の化石も発掘された。
街を歩いてみると、素晴らしい観光名所の建物に巡り会える!
スペイン語でよい空気という意味の名前を持っているブエノスアイレス
アルゼンチンの首都である、ブエノスアイレスは、ビルが建ち並んでいる、この国の大都市でもあるのだ。どこも活気にあふれていて、タンゴの情熱があって、毎日大賑わいである。そして、夜になるとネオンが灯って、素晴らしい夜景を作り出す。
南米で最も古い大学があるコルドバのイエズス会伝道所とエスタンシア群
世界遺産にもなっている、教会を中心とした集落。もちろん教会の他にも大学、中学校、高校、住居などがぎっしりと置かれている。ちなみにここはイエスズ会が立ち上げて、フランシスコ会によって運営されてきた。
鮮やかな色彩を使っていて町全体がアートのように見えるボカ地区
カラフルに塗装された外観を持つ家が、ずらりと並んでいる地域。この通り道を歩いているだけで、いい気持ちになれそうである。そして何より、こんなにユニークな地域があるなんて非常に驚きである。
南アメリカ各国から取り寄せた美術館を展示するラテンアメリカ芸術博物館
ラテンアメリカならではの芸術作品や民芸品などを集めて展示している、旅行にふさわしい博物館。ここでは南米の歴史についても深く学べることができるので、訪れたらぜひとも寄ってみるとよい。
オーケストラやバレエなどをたくさん披露しているテアトロ・コロン
ブエノスアイレスに位置する、オペラ劇場。たくさんの観客を収容できて、内部はとても芸術的というのが特徴である。そしてここは、フランス・パリのオペラ座、イタリア・ミラノのスカラ座と並ぶ、世界三大劇場の1つである。
何種類もの建築様式が一つに融合しているのが特徴のメトロポリタン大聖堂
何本もの柱によって支えられている、荘厳な雰囲気の大聖堂。ここには敬虔なカトリック信者がたくさん訪れて、祈りを捧げている。中もすごく神聖な造りになっていて、いかにも神の加護を受けられそうである。
骨董品やアクセサリーを売る店・さらには音楽演奏も開かれるドレーゴ広場
毎日多くの人で賑わっている、アルゼンチン自慢の広場。ここにはカフェや市場などが揃っていて、のんびりと過ごせそうである。もちろんここで自分の好きなお土産を買ったり、思い出の写真を撮ったりしても構わない。
プエルトマデロ商業地区の回転式歩道橋でもある、ムヘール橋
またの名を「乙女の橋」とも言うこのムヘール橋は、車が一切通れない歩道橋となっていて、全長170m、高さ34mを保ち、スペイン人建築家サンディエゴ・カラトラヴァが設計した。
趣旨はわからないけれど時間によって花びらが開閉するフロラリス・ヘネリカ
ものすごく大きい、アルゼンチン自慢の花のオブジェ。夜はつぼみのように閉じていて、朝が来て明るくなると花開くのだ。ちなみに名前は「花のすべて」という意味である。こんな芸術作品は、他ではなかなか見かけない。
独立運動のきっかけとなった五月革命をお祝いする五月のピラミッド
非常に細長くて、芸術的なピラミッド。ちょっと形状を変えることで街の雰囲気に馴染むデザインになるということをじっくりと感じる。そして、地元の市民に親しみやすくなる。ここで記念写真を1枚撮っても構わない。
全てがピンク色でまとまったアルゼンチン大統領官邸として知られるカサ・ロサダ
アメリカ合衆国にある「ホワイトハウス」と同じような役割をしていて、またの名を「ピンクハウス」と呼ばれている建物。もちろん改装工事も行われていて、より多くの人が訪れるようになっている。
パルレモ地区の公園内ではっきり目立つガリレオガリレイプラネタリウム
夜になると星のように明かりが灯る、この国自慢のプラネタリウム。チケット代もとても安くて、天体に関する映像をちゃんと見せてくれる。ここは子供から大人までしっかりと楽しめそうな穴場であると言える。
古生物を始めとする色んな生き物を展示しているアルゼンチン自然科学博物館
恐竜、昆虫、哺乳類、爬虫類などの生き物の様子を展示している、生物好きにはたまらない博物館。もちろん恐竜の場所には、アルゼンチンの大地で発掘された化石がたくさん展示されている。
中世以降に活躍した画家の作品が展示されているアルゼンチン国立美術館
1896年に開かれた、アルゼンチンに来たら絶対立ち寄りたい名所。エル・グレコ、レンブラント、ゴヤ、クールベ、ミレー、マネ、ゴッホ、ゴーギャン、ロートレック、ドガ、クレー、カンディンスキーなどの巨匠が描いた絵画がずらりと並んでいる。
ブエノスアイレスの心臓とも言える五月広場は歴史的にも政治的にも重要な場所
独立のきっかけとなった「五月革命」の場所だったが、今では毎日多くの人が集う広場となっている。中心には1811年に建てられた白い尖塔・オベリスクがそびえ立っていて、周囲は大統領邸や大聖堂が囲んでいる。
1882年に建てられたレコレータ墓地はネガティブなイメージが全くない
首都・ブエノスアイレスで名を挙げた大富豪や著名人が眠っている墓地。多くの霊廟や墓石が整列されて並んでいて、1つの立派な街のように成り立っている。
横浜みなとみらいにも負けないくらい素晴らしいプエルト・マデロ
ブエノスアイレスの港を再開発した、見どころ満載の観光スポット。どこまでも長い運河には、クルージング用の船が行き交っていて、夜になるとそばにずらりと建っているビルの光が水面に映される。
サッカーの熱狂的な試合が繰り広げられるラ・ボンボネーラスタジアム
正式名称はエスタディオ・アルベルト・J・アルマンドと言う、アルゼンチンで有名なサッカースタジアム。多くの観客を収容できて、芝生のコートでは多くの有名サッカーチームが熱い戦いを繰り広げている。
フエゴ島ウスアイアに建っている、世界の果て博物館
最南に位置するフエゴ島・ウスアイアには、1979年にオープンした世界の果て博物館
が建っている。こちらは主にフエゴ諸島の先住民の文化と、フエゴ諸島の自然を展示しているが、建物自体はアルゼンチン大統領の邸宅や、アルゼンチン国立銀行のウシュアイア支店も兼ねていた。
アルゼンチンを独立に導いた英雄を称えているサン・マルティン将軍公園
バスを使ってここに来るという人もいれば、歩いてここを訪れるという人もいる。公園内はとても広くて、のんびりと過ごせる。そして中央には芸術的な噴水もあって、訪れた人たちを癒してくれる。