鉱物マニア必見!思わず見とれてしまいそうな魅力あふれる鉱物・結晶特集!
地中の奥深くで眠っている珍しい鉱石は、幸運を呼ぶパワーストーンになったり、色々な装飾品として応用されることが多い。そして加工する前の原石の状態だと、より深い感動や美しさを見ることができる。なので今回は、そんな鉱石の魅力について紹介する。
地中の奥深くで眠っている珍しい鉱石は、幸運を呼ぶパワーストーンになったり、色々な装飾品として応用されることが多い。そして加工する前の原石の状態だと、より深い感動や美しさを見ることができる。なので今回は、そんな鉱石の魅力について紹介する。
2019.12.4 UPDATE
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ダイヤ・ルビー・サファイアよりも価値がありそうな、輝いている美しき鉱石!
中がキラキラとした紫の輝きで覆われている素晴らしきアメジストドーム
2月の誕生石・アメジストは研磨されると美しくなるが、実は加工される前もすごく美しいのだ。この大きな「アメジストドーム」は、ただの原石ではなく、癒しの力を与えてくれると言われていて、運気をよくするために置く人が多い。
出典:indulgy.com
情熱的な雰囲気に満ちあふれているサンセットファイヤーオパール
燃える太陽のようなオレンジ色をしている、希少なオパール。光に当ててみると中にあるオーロラ部分が燃えるように輝いて、まるで熱を帯びているようにも見える。これはまさに情熱という言葉がふさわしい。
石に光が当たると幻想的なオーロラのように美しく輝くオパールルース
こちらは、研磨される前の普通のオパールの原石。原石の状態でもその輝きは全然褪せていないということが伝わってくる。そして光に当てると、虹やオーロラのような輝きを放つのが特徴である。
今までの鉱石では見られないような斬新な印象があるビスマス鉱石
元素にもなっている、不可思議な鉱石。印象的な形とオーロラのような色は、見た人の心を癒してくれるに違いない。これだけ美しいなら土台に乗せて部屋に置いて、観賞用にしても構わない。
出典:www.ebay.com
古ぼけた化石になったオパールもまだまだ独自の輝きを放っている
先ほど紹介したオパールは、地中の中で長い年月をかけると、今まででは味わえなかった風合いの石となるのだ。褐色の部分から垣間見える神秘的な輝きが、見た人の心を大いに感動させてくれて、十分に価値のあるものへとしている。
まるで中に青の閃光が詰まっていそうなライトニングリッジブラックオパール
オーストラリアのライトニングリッジから採掘される、とても希少価値の高いオパール。透明な石の中には、海のようだったり光っているような青色が詰まっている。これは見ているだけで心に癒しをもたらしてくれそうだ。
出典:geology.com
含んでいる不純物によって色が変わってくる蛍石は神秘的な宝石だ
またの名を「フローライト」とも言う、ハロゲン化鉱物の一種。取り入れた不純物によって黄色、緑色、青色、紫色へと変化するのが特徴。高温で熱すると光って粉々に砕けるが、その光景はまさに夜を舞うホタルのようである。
荒っぽい原石のままでも滑らかに加工しても美しいローズクオーツ
恋愛に効果があると言われていて、多くの女性を虜にしている薄いピンク色の石。これも加工する前の原石だと、強い愛情をもたらしてくれそうな感じが出ている。ちなみにローズクォーツは、紅水晶(べにずいしょう)、バラ石英とも言われている。
CDの裏面やシャボン玉の表面でお馴染みの虹色を放つチタニウムクォーツ
これも虹色の輝きを放つ、不思議な印象の鉱石。アメリカ・アーカンソー州に産出する水晶の一種で、まるでチタンを含んでいるかのような印象を持っている。七色に輝くこの石は、消極的なものを寄せ付けないという効果がある。
言葉では表せないような神秘的な緑を秘めた珪孔雀石(けいくじゃくせき)
またの名を「マラカイト」とも言う、クジャクの羽の模様と同じような色をした石。持っているだけで癒しを与えてくれると言われていて、アクセサリーなどの装飾品や置物などに加工されている。
宇宙を連想させるような濃い色を持っているアズライトも素晴らしい
藍銅鉱(らんどうこう)や、ブルーマラカイトとも呼ばれている、素晴らしい星空や宇宙のような石。もちろん希少な石であり、直観力や予知夢を見る力を与えてくれて、ストレスを軽減してくれると言われている。
2つの色を持つ鉱石が一つに融合して生まれたスイカのようなトルマリン
10月の誕生石・トルマリンが夏に食べたいスイカのような形に構成された。皮に当たる部分はまるでペリドット(カンラン石)のようで、食べる部分はまさにルビーのようである。トルマリンと言っても、このような種類があるなんて非常に驚きだ。
濃いピンクのインカローズ(ロードクロサイト)は恋愛のお守りになりそう
これも、恋愛運を急上昇させると言われている鉱石。お店では丸く研磨したものが見られるが、原石の状態だとこんなに愛情があふれているものに見える。そして何より愛情に負けないくらいの優しさも秘めていそうだ。
深い緑色と高い透明度を誇っているガーネットの一種・灰クロム柘榴石
またの名を「グリーンガーネット」とも言う、エメラルドにも負けないくらい美しい緑色の鉱石。主にロシアのウラル地方で採取されて、ロシアの学者兼政治家によって名前が付けられたのだ。これは赤いガーネットと比べると、全く違う印象がある。
蛍石・クォーツ・黄鉄鉱が一つに融合したなかなか見かけない珍しい鉱石
先ほど紹介した蛍石や、透き通っている水晶(クオーツ)や金色に輝く黄鉄鉱が地中深くで融合して、こんなに素晴らしい鉱石を造り上げた。まさに3つの輝きが1つになったという言葉がよく似合っている。
赤くて細い結晶がひとまとめになると紅鉛鉱(こうえんこう)という石になった
まるで燃える炎のような形をしている、クロム酸塩鉱物の1種。ロシアのウラル山脈の近辺で採掘されて、多くの鉱物愛好家たちの心をしっかりととらえている。ちなみに赤い色はクロムという物質によって成り立っている。
白くて繊細な線と味わいがある赤い鉱石がまとまったボツワナ産メノウ
メノウの中でも特に希少なのが、このボツワナ産メノウなのだ。ボツワナと南アフリカの国境で採れて、白くて細い縞模様が見られるというのが特徴である。そして光に透かして見ると、大地や惑星のようにも見える。
特別なジュエリーに加えられることが多い非常に高価な石・ペイナイト
主にミャンマーで取れて、「レインボーガーネット」とも称されている希少な鉱物。ごくわずかなカラット数でも高値で取引されるので、ものすごい価値を持っている。そして研磨されても原石の状態でも、輝きは変わりない。
何本もの金色の針が中に収められているルチルクオーツは独自のきらめきがある
またの名を「針水晶」とも言い、金運を上げてくれることで有名な鉱石。透明なクオーツの中には金色に輝く針が見られるのが最大の特徴で、古代からずっと重宝されてきた。なのでこれから金運を上げたいという人は、是非持ってみるとよい。
多くの人を感動させるような深い青緑を秘めている翠銅鉱(すいどうこう)
まるで深い海のような色合いを持っている、ケイ酸塩鉱物の一種。最初はエメラルドと同じだと誤解されていたが、後に全くの別物だということが判明した。鉱物マニアにはたまらない逸品だが、硬さが低いため加工には向いていない。
長い年月をかけて地中の中で育ってきた琥珀(こはく)も味わいがある
日本でもなじみがある、天然樹脂の化石。これも地中で長い年月をかけて今のような素晴らしいものへとなっている。そして中には昆虫などの生き物が閉じ込められているものもあるのだ。
まるで純金のような輝きを放っている、黄鉄鉱/パイライト
硫化鉱物の一種に分類される黄鉄鉱は、またの名をパイライトとも呼ばれ、鉄と硫黄から成り立っていて、原石はこのようにあちこちが角ばっていることが多い。そしてハンマーでたたくと、わずかだが火花を散らすこともある。
ピンクに近い赤色のもので有名な、スピネル/尖晶石
酸化鉱物の一種でもあるスピネルは、八面体の結晶で産出され、写真のような赤色が特に有名である。そして名前はラテン語でとげを意味していて、色はグレー、ブラック、オレンジ、パープルなど他にもたくさんある。
ケイ酸塩鉱物の中の長石に当たる、斜長石
白い鉱物として知られる斜長石は、主にナトリウムやカルシウムをふんだんに含んでいて、地殻の主要な構成成分を果たしている。その上火成岩の起源と成長を調べるためにも使われ、大阪万博で披露された月の石とほぼ同じ成分となっている。
ベスビオ火山の噴出物と言われる、ベスブ石/ベスビアナイト
イタリアのベスビオ火山で発見されたこの石は、ケイ酸塩鉱物に分類され、基本的にはペリドットのような黄緑色をしていることが多いが、なかなか魅力的な鉱物として知られている。
世界には、まだまだ知られざる鉱物があるということを学べただろうか
私たちが知っている鉱物と言えば、地中で長い年月をかけて形成されていて、ダイヤモンドやルビー、サファイア、エメラルドといったものを始め、パワーストーンと呼ばれているものがほとんどだと思っているだろう。しかし世界では、宝石店では決して見かけない非常に価値がある鉱物が次々と発掘されているということを、学んでいただけただろう。