[ンゴロンゴロ保全区域]一度は行きたいアフリカのリアルサファリパーク世界遺産‏

[ンゴロンゴロ保全区域]一度は行きたいアフリカのリアルサファリパーク世界遺産‏

自然の中で逞しく生きる動物たち、そんな動物たちが集まって、暮らす環境はたくさんあるが、世界最大級のくぼ地で暮らしていて、まさに動物たちの最大王国とも言える場所をご存じだろうか。

2017.12.29 UPDATE

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アフリカ・タンザニアの動物の秘境、ンゴロンゴロ保全区域

またの名を「ンゴロンゴロ自然保護区」とも言う

ンゴロンゴロ保護区域とは、アフリカのタンザニアという国の北にある自然保護区域で、約25000頭もの野生動物が暮らしている。

火山活動によって、この大地が誕生した

数百年前に火山活動によって、クレーターのような平野ができ、世界有数のカルデラとして存在する。面積は約8288㎢で、直径は19㎢もある。なお、ンゴロンゴロという名前は、スワヒリ語で「巨大な穴」という意味。

地図で見ると、ケニアからも近い

自然の力のみで作られた動物の楽園・ンゴロンゴロは地図で確認すると、東アフリカ・タンザニアの北にあるだけではなく、ケニア共和国とも隣接していることがわかる。もちろんケニアからそこへ行くことだって可能だ。

移動は、4輪クルーザーが必須

先ほど紹介したように、ンゴロンゴロの大地は直径約190kmもあるので、徒歩で回るとなると、すごく大変なことになる。なのでしっかりした四輪とエンジンが付いたこのランドクルーザーで回ることが必須だ。

ンゴロンゴロとは、まさしく「動物の惑星(ほし)」

動物にとってありがたい条件が揃っている

ンゴロンゴロの大地は、乾季になっても水が干上がることがない。その理由は、クレーターを囲む標高2400mもある外輪山によって、降った雨がこの地に留まって、生きるのに必要な水を蓄えているからだ。さらにここは、森林や湖、草原などの自然が豊かにあり、たくさんの動物たちはンゴロンゴロから出ることなく一生を生きている。

雲の切れ間から、陽の光が差し込んでいる

分厚い雲の切れ間から太陽の光が差し込み、大地へと降り注いでいる。周りが暗いので光は目立っていて、まるで動物たちに希望を与えてくれるという印象がある。

この雄大な大地に、たくましく生きる動物たち

ライオン

誰もが知っているネコ科の動物。群れを成して暮らしており、大きいものでは体調3メートルにもなる。オスの成獣は、立派な鬣(たてがみ)と堂々とした体つきをしているため、「百獣の王」と称えられている。

バッファロー

ウシ科の偶蹄類で、スイギュウの類に分類される。体長は約300㎝で、角の長さは最大で194㎝にもなり、主に群れで行動していて、草原や沼地で暮らすことが多い。

ヒョウ

ネコ科ヒョウ属の肉食動物。アフリカでは危険な動物として恐れられている。また、あらゆる環境で生息しており、集団ではなく一匹で行動する。

ヌー

ウシ科ヌー族の動物で、アフリカの南部に生息している。いつも大きな群れを作って、食料である草が生えている場所を探して長い移動をしていて、他の群れと合流して移動することもある。

ゾウ

ゾウ科の哺乳類。長い鼻は、食べ物を掴んで口に運んだり、水を吸い取って体にかけたりする役割を担い、優れた嗅覚も備わっている。またアフリカのゾウは、3.5mにもなる大きい牙があることが特徴。

フラミンゴ

長い首と脚を持つ、フラミンゴ科の鳥。特徴のピンク色の体は、年を取るとだんだん薄くなる。濃い塩分や、アルカリ性の湖でも平気で、数千羽にもなる群れを作っている。

出典:a-z-animals.com

シマウマ

白と黒の縞模様がある、ウマ科の草食動物。この模様の理由は諸説あるが、敵が見た時に識別しにくくするためや、群れでいることが多いシマウマは、はぐれた時に仲間を見つけやすくするためと言われる。

アヌビスヒヒ

アフリカの乾燥した中央地帯に多く生息している、オナガザル科の動物。
集団で暮らしており、四足歩行で移動する。
たくましい体つきをしているオスは、群れのリーダーとなる。

クロサイ

サイ科の動物。
過去のアフリカには、シロサイとクロサイが多くいたが、多くの密猟者が価値のあるサイの角を狙って殺したため、シロサイは絶滅した。
そして今日クロサイも数が減少していて、今はアフリカのンゴロンゴロで10頭しか生息していない。

出典:www.ufrgs.br

サバンナモンキー

オナガザル科の動物で、草原地帯に生息することが多いが、地域によって、ベルベットモンキーやグリベット、グリーンモンキーなどといった名称があげられる。
全体的に細い体つきと、長い手足と尾が特徴で、オスとメスが多くいる集団を成して行動する。

出典:www.thehindu.com

チーター

地上で最も早いと言われている、ネコ科チーター属の肉食の動物。その速度は、最高で時速100km以上にもなり、サバンナや、半砂漠などに棲み、オスは血のつながった兄弟などと群れを成し、メスは単独で生きている。また、オスの群れは縄張り意識があり、共同で縄張りを守っている。

ブチハイエナ

ハイエナ科の肉食動物で、獲物を捕まえるのに優れている足の速さと体力を持っている。食べるために狩る獲物の6割以上は、自分たちで捕まえて、決して他から横取りなどしない。

カンムリヅル

木の枝にとまることができ、さらには雑食性で昆虫や果実を始め、小型哺乳類まで食べるという、珍しいツル科の鳥類の一種。湿地や沼地に生息しており、数百羽もの大集団を作ることもある。

トムソンガゼル

ウシ科ガゼル属の草食の偶蹄類で、藪の生えている草原で暮らしており、乾季になると、数百頭からなる大集団をなし、雨季になると、約10頭ぐらいの小さな群れになる。

カバ

カバ科の草食性動物で、地球上では、アフリカのみに生息している。1日のほとんどを池や沼などの水中で過ごし、繁殖も水中で行う。泳ぐことはできないが、鼻や耳を閉じて、5分ほど水の中へ潜ったり、水の底も歩くことができ、大きく息を吸うことで浮かび上がることもできる。一日の大半を水の中で過ごす理由は、カバの皮膚は乾燥に非常に弱く、常に湿らせていないとひび割れを起こすので、それを防ぐためである。

動物たちを育む、泉や湖、森林の豊かな恵み

マカトゥー湖

ンゴロンゴロで一番大きい湖、マカトゥー湖。湖には、フラミンゴや水鳥が集う。塩分が濃いため、動物ののどを潤す水にはならないが、塩分補給をするために動物が来ることもある。

出典:wwf.panda.org

レライの森

スワヒリ語で、「黄色いアカシア」という意味の森。アカシアの木は、迫力があるようにたくさん茂っていて、そこにはアヌビスヒヒやサバンナモンキーがたくさん生息している。

出典:phototc.com

ゴイトクトクの泉

カバが水浴びにやってくる泉。ここのほとりでお昼を食べてもよいが、野生の猛禽や動物が食べ物の匂いに誘われて来ることもあるので注意。

セレンゲティ国立公園

ンゴロンゴロから北西へ行くと、このセレンゲティ国立公園にたどり着ける。名前には「果てしなく広がる平原」という意味が込められていて、写真で見て分かる通り、たくさんのぬーが群れを成して訪れる。そしてここも、1981年に世界遺産となった。

そしてこの保全区域には、人類の歴史を物語る遺跡もある!

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