微笑みの国「タイ」を満喫したいならぜひ行きたい観光エリア11選! 体験/グルメ
東南アジアにある「タイ」という国。ここは笑顔の人が溢れているだけではなく、そびえ立つ王宮、寺院、遺跡や、美しい自然、さらには美味しいものが揃っている国だ。だから旅行で行きたいという声が上がっている。
東南アジアにある「タイ」という国。ここは笑顔の人が溢れているだけではなく、そびえ立つ王宮、寺院、遺跡や、美しい自然、さらには美味しいものが揃っている国だ。だから旅行で行きたいという声が上がっている。
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旅行する前に知っておきたい タイの基本情報と言えばコレ!
正式名所は「タイ王国」となっていて基本的に一年中気温が高いのが特徴
東南アジアにある、立憲君主制の国であり、首都はバンコク。
面積は513120㎢で、世界50位。
人口は67176820人と、世界20位。
通貨単位は、「バーツ」という。
基本的に熱帯の気候で、1年の平均気温は約29℃で、最高気温は35℃、最低気温は17℃になる。
季節は日本と違って3つに分けられ、乾期、暑期、雨季がある。
伝統的な寺院と近代的な大都会が融合しているタイの首都・バンコク
写真はバンコク市街地だがこんなに高いビルが並んでいるのが最大の特徴だ
バンコクは、ラーマ1世によって遷都されてから、政治、教育、文化の中核となり続けている、にぎわう都市と、古くからある仏教が根付いている、過去と未来をつなぐ都市。
現在高層ビルが立ち並ぶ中で、歴史を物語る王宮や寺院が建ち並ぶ。
ちなみに、バンコクの正式名所は
クルンテープマハナコーン アモーンラッタナコーシン・マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーンアワターンサティット・サッカタットティヤウィサヌカムプラシット
バンコクをここまで発展させたとも考えられる王宮とその周辺の寺院
王宮周辺は、現在のバンコクが生まれた場所。
荘厳な王宮や、寺院がたくさん並んでいて、歴史的建造物だけではなく、商店や民家、屋台など活気あふれる通りもある。この風情が、バンコク発祥の礎となったのではないだろうか。
初代国王・ラマ1世が築いたタイの国内で一番の権威を誇っている王宮
1782年に、ラマ1世が築いた王宮。20万平方kmの敷地を持ち、白い壁に囲まれており、エメラルド寺院と隣り合っていて、タイの宮殿の中で一番権威があり、重要な祭典にも使われる。
まばゆい金色を放つ仏像が横たわっているワット・ポー(涅槃寺・ねはんでら)
バンコクで一番古い寺院で、17年の年月をかけて全長46mの横たわる涅槃像や、回廊、礼拝堂、71もの仏塔が建っている。日本の釈迦仏教、インドの古典に倣った壁画も寺院内にある。
夜になると素敵にライトアップされるありがたい寺院 ワット・アルン
タークシン将軍が、ビルマ軍の襲撃から逃げてきて、この寺にたどり着いた。そして、ここを拠点にトンブリ王朝を開き、初代の王となったので、「暁の寺」として称されている。
3つの尖塔が勇ましくそびえ立っているワット・プラ・シーサンペット
1448年にトライローカナート王によって建立されたアユタヤを象徴する、「エメラルド寺院」のような重要な寺院。そこでは伝統儀式や式典が行われてきた。東西には3つの仏塔が並び、それぞれには王族の遺骨が納められている。ビルマ軍の侵略によって、純金でできた高さ16メートルの仏像が何度も破壊されたが、戦後で復元され、今の姿となっている。
市の柱という意味があって美しい仏像が祀られているラック・ムアン
バンコク遷都から最初に建てられた、「柱」と言う意味の建物。守護神が祀ってあり、王朝の繁栄の祈りが込められていて、祈願のためにここを訪問する人も多い。タイ国内のあちこちにあり、王宮前の「サーンラックムアン」というラック・ムアンは黄金に輝く2本の柱を祀っている。
世界遺産に登録された遺跡の地「アユタヤ」もタイ旅行では必見だ
バンコクから少し北に行くと、「アユタヤ」という地がある。
アユタヤは417年もの間、アユタヤ王朝が栄え、国際貿易都市としても発展したという深い歴史を刻み、栄華を極めた遺跡の地である。1991年に世界遺産登録された。
湖の中央に建てられていて水面にも美しい姿を映すバンパイン離宮
アユタヤ王朝のプラサート・トーン王が建てた水辺にたたずむ宮殿。王族の別荘や、貴賓をもてなす場所として用いられる。タイ風、中国風、ルネサンス風の離宮や、緑豊かな庭園も見所。
専用によって滅んでしまったが立派な観光名所となっているワット・マハタート
かつてはきらびやかなアユタヤの重要な寺院だったが、ビルマ軍の襲撃によって、菩提樹の根の間に埋まった仏像の頭や崩れ落ちた瓦礫や土台が残った廃墟になった。
ワット・スタットはバンコクの中で最大と言われている歴史建造物
バンコクで最大の寺院。本堂には、ラーマ1世の命令によって高さ8mもあるプラ・シーサカヤムニーという仏像が祀られていて、その本堂の門に彫られた壮麗な彫刻と美しい壁画が見所。
スリランカから来た修行僧のためにあったワット・ヤイ・チャイ・モンコン
アユタヤを築いたウートン王が建立した、修行僧の精進に建てられた寺院。唯一、ビルマ軍の戦火を逃れた寺院で、ナレスアン王が戦いに勝利した高さ72mの記念の塔もそびえ立つ。
太陽が照り付ける外で堂々と横たわるワット・ローカヤースッター
1956年に復元された、全長28m、高さ5mの横たわる釈迦仏像。周りには建物はなく、優しくて穏やかな表情、悠長に横たわる姿は、あれこれ煩わしい日々を和らげてくれる。
あらゆる角度から見てもその素晴らしさが伝わるワット・プラ・ラーム
ラメスワン王によって建てられた、アユタヤ王朝最古の寺院。ラメスワン王の父親で、初代のアユタヤ王である、ウートーン王の葬儀も行われた。境内には、ブン・プラ・ラームという、アユタヤ市民の安らぎの場として整っている池や、大きな塔である本堂を中心に、7つの礼拝堂の跡がある。
ビルマとの戦争に巻き込まれずに何とか残ったワット・パナン・チューン
アユタヤ王朝ができる前に造られた、ビルマ軍の戦火から奇跡的に残った寺院。高さ19mの荘厳な黄金仏像が祀られていて、縁起が良い寺として多くの人々が信仰している。
タイの名物でもあり、新鮮な食材を販売している 水上マーケット
ダムヌンサドゥアック水上マーケットは地上の市場とは全然異なる
チャオプラヤ川で必ず催されるのが、「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」である。これはずっと昔から、川の近くに住むタイの人々の生活に不可欠なものだった。小舟の上で、食材はもちろん、お土産品、布製品など、何でも売るのだ。今はこれは観光名物ともなっている。
水上マーケットでの注意点
・おつりが出ないことも有りうるので、小銭を用意しておく。
・動きやすい服装と、小さめの荷物で行く。
・ひったくり防止のために、貴重品は手前に持ち、決して後ろに置かない。
線路脇で開かれる市場のある街「サムット・ソンクラーム」
タイの中で最も狭いと言われているサムット・ソンクラーム県にも面白さがある
バンコクから南西約74kmにある、タイ国内で最小の県。ここは、水上マーケットもあるが、メークローン駅線路脇にある市場も有名だということを忘れてはならない。ちなみに、電車が通る時は、商品が吹き飛ばされないように店の前を覆うのだ。電車が通過したら、再び商売を開始する。
チェンマイという都市だって、バンコクに負けていない
チェンマイは、新しい都という意味を持つ、タイの第2都市。
乾期は過ごしやすくて、避暑地としても人気のあるこの地は、色んな民族が交流して暮らしていて、タイの文化・芸術・伝統を発展させた。
ワット・プラ・シンはチェンマイに来たら必ず見ておきたい寺院だ
ランナー王朝のパユ王によって建てられた、チェンマイ最大の寺院。仏像は水掛け祭りが行われる4月13日に多くの市民に参拝してもらえるように、台車に乗せられて市内を巡回する。
どーんと構えているワット・チェディ・ルアンは古代の雰囲気を放つ
チェンマイ最大の仏塔のある、メンラーイ王朝セーンムアンマー王が、亡き父を偲んで建てた寺院。本堂には、王朝の繁栄が続くようにランナー様式の仏像がたくさん祀られており、境内にはその他色々な建物がある。
きれいな装飾と代々受け継がれてきた王家のパワーが秘められたワット・チェン・マン
昔は宮殿だった、メンラーイ王によって建てられた、チェンマイで最も古い寺院。祭りに使われる、大理石の仏像と、水晶の仏像がある。ちなみにこの寺院は、日曜日のみ見学可能。
全体が真っ白で王家の庭園も秘められていたワット・スアン・ドーク
「花園」という意味を持つこの寺院の本堂に祀られている青銅の仏像は、国内で1,2位の大きさを争うと言われている。境内のあちこちにある白い仏塔には、歴代の王の遺灰が納められている。
全てが黄金色でまとめられているワット・プラ・タート・ドイ・ステープ
標高1080mの山頂に建っている、チェンマイ代表名所でもある寺院。22mもの高さがある黄金の仏塔には、緻密な飾りがあって、堂内には仏陀の遺骨が納められており、今でも多くの人が熱い信仰をしている。
7つの尖塔という意味の名前とスケール感を持つワット・チェット・ヨート
四角い基壇の上に7つの仏塔がそびえる、珍しい形の寺院。境内には菩薩の木が植えられており、インドの寺院を手本に作られている。仏教の伝播に貢献したランナー11代目王 ティロカラートの遺骨が納められている。
必ず守らなきゃいけない王宮、寺院に入る時の注意点
・王宮、寺院は神聖な場所なので、露出の多い服装では入ることはできない。
・祭壇に上がる時は、靴を必ず脱ぐ。
・女性は、僧侶に絶対に触れたり、隣に座ったり、気軽に声をかけたりしてはいけない。
・足は不浄なので、足で物を動かしたり、ドアを開けてはいけない。
美しい海のリゾート地「プーケット」は一度訪れると誰もが感動する
タイ南部の穴場「プーケット」は毎年世界中からたくさん観光客が訪れる
「アンダマン海の真珠」として称えられている、世界有数のリゾート地で有名なタイの最大の島。海だけではなく、島のたくさんを占める山地で、山も体験できる。さらに最もにぎわう場所 バトンビーチでは次々と娯楽施設が開いている。
南国の小島で静かにのんびりできる[プーケット近辺の島々]
大自然の色々なアクティビティ活動を存分に楽しめそうなサムイ島
タイで3番目に大きい、ココナッツの木で覆われた島。自然を混ぜ合わせたリゾートが楽しめ、古くから民族の信仰が熱い寺院を始め、観光スポットも豊富にある。
タイの中で一番小さい島だけれど素晴らしいダイビングスポットもあるタオ島
タイで一番小さな島だが、近くにはお勧めダイビングスポットがあり、目的に合わせた、バンガローやリゾートホテルなどの選択肢も充実している。沈む夕日やダイビングスポットが目当てで、世界中からツアー客が集う。
多くのダイバーや観光客を魅了していて楽園という言葉が似合っているピピ島
6つの島で成り立っている、美しいラグーンとヤシの木に覆われ、周囲がサンゴ礁で囲まれた島。有数なダイビングスポットがあり、世界中からダイバーが集まる。一番大きな島であるピピ・ドン島は、宿泊施設や港などがあるため、ピピ島の中心となっている。
海だけではなく森もあって国立公園としても認められているランタ島
ランタ・ヤイとランタ・ノーイという2つの島で構成される。森、マングローブ林、ダイビングスポットで有名で、島全体が、海洋国立公園に定められているため、観光客の間で、静かなブームとなっている。
満月の夜になるととても賑やかなフルムーンパーティーが行われるパンガン島
サムイ島の北にある、入り組んだ入江に囲まれた島。波がゆったりとしてるのでボートやシーカヌーなども楽しむことができ、ビーチの穴場が豊富で、特にリンビーチでは、「フルムーンパーティー」という催し物がある。
小さいが国立公園として認められている魅惑の楽園・ナンユアン島
タオ島の西にある、サンゴ礁の島で、3つの島からなり、それぞれの島は細かいサンゴの砂でできた道で繋がっている。島全体が一つのリゾート地としてあり、ダイビングやシュノーケリングの穴場にもなっている。
不思議な味のハーモニーを奏でる、タイ料理
タイ料理は、「5つの味覚」と「香り」によって形成されている。
トウガラシなどのスパイスが出す、刺激を与える 「辛み」
柑橘類やタマリンドなどが持つ、さっぱりと仕上げる「酸味」
ココナツミルクなどにある、味をまろやかにする「甘味」
塩やナンプラーなどが担う、全体を引き締める「塩味」
味付けで重要な役割を担う、エビや魚醤などが秘めている「旨み」が合わさって、最後にハーブで「香り」を添えて初めて タイ料理ができあがる。
今回は数多くあるタイ料理の中から、数個をピックアップ。
タイの代表料理「トムヤムクン」は病みつきになるような味がある
タイで最も有名な料理「トムヤムクン」エビを殻ごと使ってスープを取り、柑橘類やハーブで複雑な「酸っぱくて辛い」味を作り、もう一度食べたくなるような不思議な味わいを奏でている。
日本ではグリーンカレーとしてお馴染み「ゲーン・キヨウ・ワーン」
この料理は日本にも根付いている、「タイのカレー」である。タイのカレーは、ココナツミルクを基本とし、多種多様なスパイスやハーブ、調味料を用いて作っていて、日本にあるカレールーなどは使っていない。
青いパパイヤを細く切って色んな調味料と和えてつくるサラダ「ソムタム」
写真のソムタムと言う料理は、青いパパイヤを細く切り、クルミ、干しエビなどを細かく刻んだものと調味料を和えるサラダだ。ちなみにソムタムはパパイヤだけではなく、人参やマンゴー、キュウリで作ることもある。
出典:www.yelp.com
タイの中で有名な鍋料理「タイスキ」は大勢で囲んでワイワイ食べたい
海の幸、山の幸が豊富なタイ。それらを存分に味わう鍋料理が「タイスキ」である。魚介類や肉、野菜などをふんだんに煮込み、大勢で囲んで食べる。煮込む出汁は、タマリンドと呼ばれる酸っぱい味の豆をすりつぶしたものや、パクチー、ナンプラーなどタイならではのハーブと調味料を使って味付けをしている。
タイの焼きそば「パッタイ」はまさにB級グルメの味わいが詰まっている
米粉の少し太めの麺を使った、「タイの焼きそば」であり、屋台を代表する料理のひとつ。日本の焼きそばでは味わえないタイならではの味付けは、日本人の口にも合いそうだ。