メキシコ屈指のリゾート【カンクン】の溜息が出る程美しいビーチ
太陽の国と呼ばれる「メキシコ」のユカタン半島に位置する「カンクン」は、1年間の3分の2が晴れで、澄んだ青色の海と白い砂浜のコントラストがあるリゾート地である。世界中から旅行者が集まるこのカリブ海の楽園について紹介する。
太陽の国と呼ばれる「メキシコ」のユカタン半島に位置する「カンクン」は、1年間の3分の2が晴れで、澄んだ青色の海と白い砂浜のコントラストがあるリゾート地である。世界中から旅行者が集まるこのカリブ海の楽園について紹介する。
LIKE
1
メキシコにある、カリブ海の楽園「カンクン」とは?
アメリカ合衆国のマイアミにも負けないくらいに素晴らしいカンクン
メキシコの東にあるユカタン半島に位置する、カリブ海の海を始め、それに沿って建ち並ぶホテルや紀元前のマヤ遺跡などが目玉であるリゾート地。人口は628,306人、面積は1979㎢、通貨はアメリカでも使われているドルで、言語は主にスペイン語が使われている。
地図で位置を確認してみるとメキシコの一番東の端にあることが判明
地図で位置を確認すると、カンクンはメキシコの一番端っこにあることがわかる。そこから一番近い島は、さらに東にあるキューバ共和国で、カンクンから上はメキシコ湾、下はカリブ海となっている。なお、「カンクン」とはマヤ語で、「蛇の巣」という意味。
素晴らしきカリブの青い海、これがカンクンのビーチ
これはもはや行く価値のあるリゾート地としてこんなに立派な光景が広がっている
北アメリカ大陸に位置するのに、まるで太平洋に浮かんでいる島のようなビーチを持っているので、世界中からの観光客がたくさん押し寄せる。どこまでも広がる透明度抜群の海と、きめ細やかな白い砂の浜辺が合わさって、こんなに素晴らしい光景が広がる。
やっぱり太陽の国と呼ばれているメキシコだけあって通年がベストシーズン
メキシコ自体が太陽の国と呼ばれているように、カンクンは1年を通して晴天が多い。北半球に位置しているので7、8月は日本と同じように真夏となっていて、11月~4月までは乾季で、旅行客が多い時期は12~3月となっている。
高層のリゾートホテルがビーチに沿っていくつも建っているのが特徴
ビーチに沿って、リゾートホテルがずらりと建っている。 もちろん、ホテルの客室からの眺めだって最高。並ぶリゾート施設とビーチ、そして広がる海は、遠くから見ただけでも素晴らしすぎる。
メキシコ全体やカンクン地方を襲うすさまじいハリケーンには要注意
9月、10月あたりは、カンクンがあるユカタン半島にハリケーンという台風が上陸する恐れがあるので要注意。熱帯低気圧によって発生して、最大速度は32.7m/sにもなる。
カンクンから最も近い、美しい海と浜辺が輝く島「イスラ・ムヘーレス」
カンクンから一番近い島とされているイスラ・ムヘーレスもおすすめ
カンクンから約4kmの距離で、30分程度で到着する。ボートも多く出ていて行きやすく、個人で訪問する人も多く、カリブ海の豊かな自然と海が溢れ、1日中いても退屈しない。
白くて遠浅となっているプラヤ・ノルテ(ココ・ビーチ)も素晴らしい
港から歩いて10分程度である、真っ白な砂浜が広がるホワイトサンドビーチ。このビーチはイスラ・ムヘーレスで最もマリンスポーツなどのアクティビティが行われている。
毎日たくさんの人がバカンスと観光を楽しんでいるガラフォン公園
島の南に位置する、観光客に人気のあるマリンパーク。カリブ海、色とりどりの魚やサンゴ礁に囲まれて、さらにはデッキチェアとハンモックも完備しており、リフレッシュが期待できる。
素朴で暖かい、ゆったりと時が流れる島「コスメル島」
マヤ語でツバメの島という意味が込められているコスメル島も素晴らしい
カンクンの、リビエラ・マヤにある、プラヤ・デル・カルメンから船で約30分ほどで渡れる、メキシコが保有する最大の島。この島は、生い茂ったジャングルに覆われ、見どころは少ないが、透明度の高い海と有名なダイビングの穴場が魅力で、意外と訪れる人は多い。
コスメルのビーチもゆったりとくつろげそうな雰囲気が詰まっている
島の周りは、美しいビーチが囲んでおり、さらにレストランやシャワーもあって、どこまでも棲み渡っているきれいな海を堪能できる。
たくさんの植物や海で暮らす生き物が生息するチャンカナブ国立公園
コスメルの西にある、マリンパーク。波は穏やかで、イルカにも巡り合える。この公園内にはダイビングの売店を始め、土産物屋やレストランも揃っていて、さらにビーチサイドにはデッキチェアが並び、思いきりくつろげる。
最上級のひと時を過ごせるリゾート「フィエスタ・アメリカーナ」
フィエスタ・アメリカーナ・グランド・コーラル・ビーチ・カンクン
世界でも指折りのおもてなしとサービスを誇るホテル。部屋はすべてオーシャンビューを楽しめるスイートルームであり、どれをとっても極上のひと時を過ごせる設備も完備。
海と芸術が融合した最高のリゾート「ミー・カンクン」
カンクンのリゾートホテルの中でも特に群を抜いているミー・カンクン
幾何学的な造りでまるで芸術作品のような、若者に人気のあるオールインクルーシブホテル。打ち寄せる波の音を聞きながら食事ができるレストランを始め、すべてが斬新な雰囲気の内装になっている。
心の赴くままに過ごせるリゾート「ザ・ロイヤル・イン・カンクン」
まるで宮殿のような造りになっているザ・ロイヤル・イン・カンクン
西洋の宮殿が連なっているような外観のリゾートホテル。客室全部がカリブ海に面したオーシャンビューが約束されており、ハンモックのあるテラスもあるので、贅沢気ままに楽しめること間違いなし。
ビーチだけではなく、ショッピングや思い出となる観光名所も勢ぞろい!
マヤ文明のピラミッドという言葉が似合うチチェン・イッツァ遺跡
こちらは、メキシコが誇るマヤ文明の遺跡となっていて、1988年に世界遺産として登録された。形状はまるでピラミッドのようで、「カスティーヨ」と呼ばれており、マヤの神・ククルカンを祀っている。
現代でも考古学者による研究が進められているウシュマルという遺跡
こちらもマヤ文明の遺跡で、1996年に世界遺産となった。多くの観光客が訪れる一方、考古学者たちによって発掘調査や研究が進められている。ちなみにこの遺跡は「魔法使いのピラミッド」とも言われている。
たくさんのお店やレストランが集まったラ・イスラ・ショッピング・ビレッジ
カンクン自慢のお買い物スポットと言えば、この大規模なショッピングモールだ。色んなお店やカフェ、レストランなどの店舗は180以上もあって、多くの人が訪れる。
観光客がたくさん訪れて今でもその風情があふれているトゥルムという遺跡
マヤ文明末期の、城壁都市の遺跡。周りは高い防壁で囲まれていたが、16世紀のスペインとの戦いで陥落し、まるで瓦礫が積もっているように見える。
水槽の中には水の中で暮らす生き物がいるインターアクティブ水族館
先ほど紹介したラ・イスラ・ショッピング・ビレッジの中にある、カンクン自慢の水族館。ただ生き物がいる水槽を見るだけではなく、生き物たちと直接触れ合える取り組みも行われている。
出典:miviaje.com
マヤ時代の有力都市でもあったイサマルも素晴らしい町となっている
スペインによる植民地時代だった名残を残しているのが、このイサマルという街。黄色く塗装されているこの建物は修道院で、どこまでも広がっているのが特徴。
もうだいぶボロボロになってしまったが立派な観光名所であるエル・レイ遺跡
ホテル街の南にポツンとある遺跡。訪れる人は少ないけれど、神殿やピラミッドなどの、ありとあらゆる建物があったということを実感できる。
大自然を融合させたアドベンチャーパーク・XPLOR(エクスプロール)
通常の遊園地とは大きく異なっていて、カンクン内の大自然を取り入れたアクティビティ活動を楽しめるようになっている。もちろん大人から子供まで幅広く人気がある。
大自然の恵みあふれる、立派な見どころも押さえたい!
上から差し込んでくる光によってより一層美しく見える自然の窪み・セノーテ
決して人の手によってできたものではない、自然の営みが作り上げた地表の陥没穴・セノーテは、カンクンに来たらぜひ見てほしい自然の名所と言える。ちなみにカンクンがあるユカタン半島には、およそ7000ものセノーテがある。
シカレ海洋公園はまさにアトラクションを練り込んだ海のテーマパークだ
ここも従来の遊園地とは全然異なる、海と触れ合えるテーマパークとなっている。シュノーケリングでカラフルな魚と戯れることができて、夜になると民族舞踊のステージを見られる。
先ほどのシカレ海洋公園では海の中にいるイルカと触れ合うことができる
シカレ海洋公園では、敷地内の海にいるイルカと一緒に泳いだり、餌をあげたりすることもできる。もちろん、水から勢いよく飛び跳ねるシーンも見られる。
たくさんの野鳥が暮らしているとても大切な自然保護区・シアン・カーン
厳密に言えば「シアン・カーン生物圏保護区」で、1987年に世界遺産となった。マングローブとあらゆる植物、海のラグーンからできていて、350種類以上の鳥が暮らしている。ちなみに名前は、マヤ語で「空が生まれた場所」だ。
スキューバダイビングで深く潜らないと決してみられない海底美術館
これは地上からでは見られない、スキューバダイビングで潜って楽しむ水族館。鑑賞する彫刻は全てイギリスの彫刻家によって作られたもので、サンゴの繁殖に役立っている。
渡る前に、カンクンのビーチで知っておくべきこと
浜辺には今の海の状態と遊泳可能かどうかを示すビーチフラッグが経っている
各ビーチには、青、黄色、赤の信号のような役割を持つ旗が立てられている。青は泳いでも大丈夫、赤は危険なので遊泳禁止、黄色は注意して泳ぐことという意味が込められているが、東側の海は風が強くて波が高いこともあるので注意。
のんびりと浜辺でくつろぎたいという人のために自然のパラソル・パラパがある
ヤシの葉を材料にした屋根のことであるが、リゾート地に置いてはヤシの葉を使ったパラソルのことを指す。南太平洋に浮かぶ島々に負けない楽園の雰囲気を出している。
日本からメキシコの楽園・カンクンへ向かう方法
メキシコシティ国際空港やアメリカ合衆国の各空港から行く方法となる
日本からカンクンへの直行便はないため、アメリカの各都市か、カナダのバンクーバーか、メキシコの首都、メキシコシティを経由して、カンクンに到着するという方法になる。カンクンまで運んでくれる、アメリカの各都市の空港は、ロサンゼルス、ティファナ、ダラス、ヒューストンがあげられる。