意外と知らないインド屈指の絶景リゾート【ゴア】の人気ビーチ・名物集

意外と知らないインド屈指の絶景リゾート【ゴア】の人気ビーチ・名物集

ヒンドゥーの宗教やその文化の根源にあたる国、インド。その国にはたくさんのビーチを持つ一番小さな州があることをご存じだろうか。今回は、その州「ゴア」の神秘や魅力について紹介する。

アラビア海に面した、インドの小さなリゾート地・ゴアとは?

正式名称はゴア州でインドの中で立派なリゾート地として知られている

ゴアとは、インド西海岸に位置する州であり、3,702 km²の面積と1343998人もの口を持つ。公用語はヒンディー語とは少し異なるコンカニ語が使われ、1510年にはポルトガルの植民地となって人口が20万人以上になり、17世紀初めのゴアは「東洋のローマ」と称される輝かしい時代だった。

改めて正確な位置を地図で確認すると丸で囲んでいる所がゴアとなる

首都であるニューデリーからもかなり離れていて、海にしっかりと面しているのがわかる。だけど例えこのような場所にあっても、世界中からの観光客がどっと押し寄せていることに変わりはない。

中心となる街・パナジには植民地時代だった頃の名残が残っている

日本で言う県庁所在地のような場所として当たる、ゴアの中心となる街がこのパナジで、ポルトガルの植民地だった頃の風潮を生かして、西洋風の建物がかなり多い。ちなみにここの人口は約6万5千人になる。

自由な若者のユートピアとなっている、豊富なビーチがこの土地にある

ゴアの一番北にあるティラコール・フォートはなかなかの穴場となっている

ゴアで穴場と言われるビーチは、一番北にあるこのティラコール・フォート。海で泳いでも、海岸を散歩しても楽しめて、丘の上に建てられた展望台からの眺めは素晴らしい。

ここもなかなか自然豊かで素晴らしいと感じるアランボール・ビーチ

まだリゾートホテルも建設されていない、手つかずの自然という雰囲気を味わえるなら、このアランボール・ビーチがおすすめ。500mの砂浜が広がる、静かでのんびりとした雰囲気のビーチとなっていて、ここまでの道の途中には、土産物屋やレストランが連なり、聖母教会もある。

旅行で必要な設備が整えられているアンジュナ・ビーチも素晴らしい

近くには宿泊できるゲストハウスもあって、ビーチ沿いにはたくさんのレストランやカフェが開かれていて、ヤシの木がずらりと並んでいる。そしてここを訪れる人はほとんどヨーロッパからの長期滞在者で、毎週水曜日には大規模なフリーマーケットも行われる。

若者が集まって常に活気であふれているバガ・ビーチも捨てがたい

土産屋やホテルが並ぶ、賑やかなビーチ。風も海の波も比較的穏やかで泳ぎやすく、毎週土曜の夕方は「サタデー・マーケット」というフリーマーケットが行われる。

ビーチの女王としても認められている人気絶大のカラングート・ビーチ

ゴアの中で特に素晴らしいと言われているビーチが、このカラングート・ビーチ。地元の人はもちろん、インドのあちこちから来た観光客がたくさん訪れるビーチとなっていて、1年中大賑わいである。周囲にはリゾートホテルも完備されていて、海も穏やかで泳ぐのにピッタリ。

近くに歩いて数分で行けるシンケリム・ビーチも備わっているのが特徴

リゾートホテル・フォート・アグアダの北に続くビーチで、大変静かな雰囲気が備わっていて、高級ホテルがずらりと並ぶので、ゆったりとリゾートを過ごしたい人向けの場所でもある。

人があまりいなくて返って静かな雰囲気を味わえそうなココ・ビーチ

ここはあまり知られていないけれど、結構穴場となっていて、パナジの街並みが見渡せる静かなビーチ。波も穏やかで落ち着いた感じがある。

近くにはたくさんの観光名所が集結しているミラマー・ビーチもおすすめ

パナジから3kmほどの位置にある長いビーチ。地元漁民の地引網による漁を見ることができるのが特徴

沈んでいく夕陽を眺望できるドナ・パウラ・ビーチもおすすめの場所

パナジの南西に突き出た岬の先端にある小島となっていて、特に頂は展望台になっていて沈んでいく夕日を見るのに最適。

ダボリム空港のすぐそばにあるボグマロ・ビーチも結構素晴らしい

空港からバスで南へ15分ほどのところにある素朴なビーチ。

地元の人で常に賑わっていてパラセイリングも行われるコルヴァ・ビーチ

長い砂浜とヤシの木の風景が美しく、インド人旅行者や欧州の若者たちに人気がある。

船も着いていて周りには貸別荘が備わっている普通のヴァルカ・ビーチ

漁師が多く住む地域にある、昔のゴアの空気を味わえる素朴なビーチ。

素朴なビーチを楽しみたいという方はカベロッシム・ビーチによるとよい

こちらは今まで紹介してきたビーチと異なっていて、砂浜の白さと海水の透明度の高さで有名なビーチ。

どこまでも広がる白い砂と透明度の高い海が調和したモボール・ビーチ

こちらも白い砂浜と透明な海水で有名なビーチ。ちなみに先ほどのカベロッシム・ビーチとこのビーチは、高級ホテルが立ち並ぶ。

出典:www.travlang.com

昼間の終わりを告げる日没を見ることができるのがパロレム・ビーチ

弓のように沿った砂浜が1.5kmほど続き、北側にある丘の上から眺めると、サンゴ礁の中の孤島にいるような気分になる。

歴史のある町のすぐそばに位置するパトナム・ビーチも観光したい

パロレム・ビーチから2kmほど南にある、より豊かなビーチ。

出典:www.india.com

どこまでも広がる海の先にある地平線に向かってだんだん沈む夕陽が素敵

これまで紹介してきたビーチは、太陽が高く昇っている日中でも楽しめるが、やはり日中の終わりを告げる落陽も楽しんでほしい。写真は広い海の先にある地平線に向かって、だんだん沈んでいく太陽の様子が出ている。

ゆったりと海を楽しめるクルーズも、色々実施している!

だんだん沈んでいく太陽を海の上から見られるサンセット・クルーズ

先ほど紹介した写真にもある、ゴアの目玉・美しい海に沈む勇ましい夕日を拝める船のツアー。たくさんの人が乗れる船で海を渡って、日中の終わりをひしひしと感じられる。

イルミネーション付きの船で夕方の海を遊覧するディナー・クルーズ

今度は外側にイルミネーションを付けた、光の装飾をした船でほぼ日が沈みかけたところから出発する。趣のある夜の海を眺めながら、美味しい食事も楽しめる。

教会を始めとする、かなり立派で宗教的な建物も揃っている!

清らかな心に慣れそうなローマカトリックの素晴らしきパナジ教会

ゴアの中心都市・パナジに来たら見てほしい建物が、このパナジ教会。バロック建築が生かされた白亜の建物の中では、ローマカトリックが深く信仰されている。そしてここは最も古い歴史を持っている。

高台にあるヒンドゥー教のシャンタドゥルガー寺院は神聖な場所となっている

インド全体に根付いていて、多くの人が信仰しているヒンドゥー教の神像がたくさん祀られている。祭りが行われている日は伝統的な儀式を見学することもできて、周りにはいたずら好きの野生のサルが走り回っている。

こちらも清らかなカトリックを信仰しているヘイス・マーゴス教会

ゴアを流れるマンドヴィ川のほとりにある、この美しい建物も立派な教会となっている。中にはゴアの歴史とこの教会の歴史を知ることができるギャラリーも設置されているので、多くの観光客が押し寄せる。

宮殿のようなデザインになっていてこちらも眩しい白が使われている聖アレックス教会

こちらも今まで紹介してきた教会と同じように、壮麗なデザインと純白が生かされている。そして中身は、金色が贅沢に使われた神々しい祭壇が取り入れられていて、見た人を圧倒させている。

バロック建築の外観をそのまま大切に保っているボム・ジェズ・バシリカ

またの名をボム・ジェス教会とも言い、ここでもキリスト教が信仰されていて、周囲には修道院がたくさんあって、何とユネスコの世界遺産として登録されている。

キリスト教を伝播した宣教師・フランシスコ・ザビエルが眠っている棺

ボム・ジェズ・バシリカは、1549年に日本にも訪れてキリスト教を伝播した、フランシスコ・ザビエルが眠っている棺が納められている。ザビエルの姿は10年に一度しか収められないが、安置されていることで建物が守られていそう。

ゴアは何と言っても、シーフードが美味しい!

出典:timelinegoa.in

海で採れた活きのよい魚介類を豪快に焼いて食べるグリルシーフード

エビ、カニ、イカなどの新鮮なシーフードは、ゴアの海でたくさん撮れるので、それらを使った料理がここの名物になっている。写真は高温の炎で豪快に焼いたグリルシーフードとなっていて、多くの観光客に愛される。

出典:myfoodstory.com

ゴアの名物となっているシーフードカレーも是非味わっておきたい

インドを代表する料理・カレーも、魚介類がたくさん獲れるゴアに来たら、この土地ならではのアレンジとなっている。写真はエビをたっぷりと使ってスパイスをたくさん利かせたカレー。

ビーチの美しさの余韻に浸れる、数々のリゾートホテルも完備!

生い茂ったヤシの木や野外プールもあるコルマール・ビーチ・リゾート

コルヴァ・ビーチのすぐ近くにある、リゾートホテルで、設備がとてもよく、目の前にビーチがあるという好条件が揃っている。

贅沢気分を思いっきり満喫できそうなヴィヴァンタ・バイ・タージ

フォート・アグアダにあるタージ系リゾートホテル。世界中のVIPも立ち寄って宿泊し、インドでリゾートの真髄を味わえるという貫録がある。

リーズナブルな価格で楽しく宿泊することができるヴィラ・アンジュナ

食料品店、銀行、ディスコなどがあり交通の便がよい場所にあって、さらには敷地内に宿泊者専用のプールも完備している。

日本から、インドの楽園・ゴアへ向かうには

まずは直行便でムンバイの空港に向かってからその次にゴアへ向かう

日本の国際空港からは、ゴアへ行く直行便が運航していないので、まずはゴア近郊にあるムンバイというインドの都市へ、直行便で行くということが前提となる。ちなみに写真はムンバイ唯一の国際空港・チャトラパティ・シヴァージー国際空港である。

出典:www.goaprism.com

続いてムンバイにある空港にたどり着いてゴアのダボリム空港へひとっ飛び!

先ほど紹介したムンバイの空港に降り立ったら、飛行機または列車でゴアへ向かっても構わない。そして写真はゴア唯一の空港・ダボリム空港である。


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