手つかずの自然が美しすぎる!一度は見てみたいセーシェルの絶景

手つかずの自然が美しすぎる!一度は見てみたいセーシェルの絶景

アフリカ近くのインド洋には、島々が点在していることをご存じだろうか。特にセーシェル諸島は空から見ると、島が散らばっていて、ビーチや自然という素晴らしい特徴があることを紹介する。

空、海、木々が映える、きらめく島「セーシェル」

正式国名は「セーシェル共和国」でインド洋の真珠と称えられている

またの名を「セイシェル」や、「セーシェル共和国」とも言い、110の島々からなる、アフリカ・マダガスカル島の北部に位置する島国。面積は460㎢、人口は約9万人、言語は英語、フランス語が公用語として使われ、日常的にはセーシェル・クレオール語が使われる。

インド洋に浮かんでアフリカ大陸に近い島国だということがわかる

セーシェルはアフリカから見て東の位置にあるインド洋に浮かび、首都もある主な島・マヘ島を始め、100個以上もある周囲の小さな島で構成されている。

使われる通貨はインドやネパールでお馴染みのルピーとなっている

セーシェルで使われている通貨は、インドやネパールでも使われているルピーだが、紙幣や硬貨のデザインや日本円に換算した時の価値はインドのものと異なっている。ちなみに最初はイギリスで使っていたポンドがお金に使われていた。

小さな首都・ヴィクトリアには時計塔がしっかりと立っているのが特徴

セーシェルが誇る首都と言えば、このヴィクトリア。面積は20.1 ㎢しかないが、この国最大の都市も兼ねていて、世界各国へ伝わる玄関口の役割も果たしていて、住む人口は約72000人と言われている。

広くて青い海に散りばめられた、小さいが魅力あふれる島々

セーシェルの島々は、103万㎢という広い海の中に散らばっていて、大きく4つの諸島群に分類されるが、その中でも観光客がたくさん来る島を紹介する。

世界中の文化が集結していて政治や経済の中核も兼ねているマヘ島

セーシェルの中で最も大きい島。首都のビクトリアや、そこから10㎞ほどに位置するセーシェル国際空港もここにあって、もちろん諸島内の人口も最大となっている。熱帯植物が茂り、いくつもの白い砂のビーチが集まり、現在も政治、経済の中核となっているので、色んな表情を持っている。

ただくつろぐだけではなく色んなマリンアクティビティを楽しめるボー・バロンのビーチ

マヘ島北部に、ボー・バロンという街があって、いくつもの白い砂浜のビーチを持つ中で、特に素晴らしいのがここのビーチ。海の流れはほとんどなくて、カラフルな魚が生息している。

マヘ島から飛行機でたった15分程度で行けるプララン島も素晴らしい

バカンスを過ごす旅行者たちがゆったりとした時間を求めて訪れる島。首都のあるマヘ島よりものんびりとした雰囲気が島全体に流れていて、変わった形のヤシの実の森もある。さらには、プララン島の周りにも小さな島が点在している。

世界中の旅行客を大いに魅了するアンス・ラジオのビーチも観光したい

先ほど紹介したプララン島西部に、アンス・ラジオという街がある。そこが所有するビーチは世界中の旅行客を魅了しているとても美しいビーチで、まさに自然がもたらす贅沢を味わえそうだ。

フェリーで繋がっているラ・ディーグ島のビーチもなかなか世界一

プララン島から東6㎞のところにあり、 セイシェルの中で4番目に大きな島。この島のビーチは透明度が高くて明るい青色であり、セーシェルの海の特徴的なものとなっていて、島自体の面積も小さいので、徒歩や自転車でゆっくりと見て回れる。

大きな花崗岩が浸食されてできた岩があるアンス・スース・ダルシャン

ラ・ディーグ島の南西にある、この島の顔とも言えるビーチ。「恋人岩」とも称される大きな花崗岩が海沿いに連なっていて、浅瀬が広い特徴がある。島の南側にあるビーチはあまり人が来ず静かで美しいが、尖ったサンゴがあって危険なため、ここでの遊泳は禁止されている。

一つの島に、一つの優雅なリゾートホテルが設置されている

世界中のセレブが愛用するフリゲート・アイランド・プライベート

フリゲート島にある、施設の充実度では群を抜いているリゾート。客室である17棟のヴィラがプライバシーに配慮して設置されていて、近くにあるビーチもこの世のものとは思えないほどの美しさである。

アイランドホッピングというアクティビティ活動の目的地にもなるクーザン・アイランド

面積25ヘクタール程度の小さな島、クーザン島に、わずか4棟のヴィラが建つという、自然保護を目的としたホテル。周囲の生態系に気を遣っているリゾートホテルなんて、滅多にない。

優雅なバカンスを思いっきり楽しめるセント・アン・リゾート&スパ

マヘ島からわずかボートで10分程度で行ける、セント・アン島にあるリゾート。プライベートプールのあるヴィラが29棟もあり、5つのレストランやリフレッシュできるスパ、豊富なアクティビティなどの設備も充実している。さらに島全体が国立海洋公園になっていて、様々な動植物が見られる。

島全体にある自然と一緒に生きることを目的としたラウンド・アイランド

プララン島、ラ・ディーグ島から、ともにボートでわずかな時間で渡れる、ラウンド島にある自然と共に生きることを謳うリゾート施設。ちなみにここは島全体を貸し切りにすることもできる。

独特のインテリアや設備が充実したデニス・プライベート・アイランド

セイシェル諸島の中で少し遠い島・デニス島では、野生の珍しい動物が生息している。このリゾート施設は、豊かな自然を保護するために、この島から採れる木々で設備を作っている。隙間から入ってくる太陽の光によって内部は美しく映えてくる。

世界各国のダイバーにとって憧れの場所でもあるデロッシュ・アイランド

マヘ島から南西230kmにあるデロッシュ島。南北6km、東西1.5kmの島を、14kmもの真っ白なビーチが取り囲み、西部と北部にそれぞれヴィラが配置されている。もちろんプライベート感も味わえて、ダイバーにとっても憧れの場所となっている。

ものすごいヘクタールの敷地を所有するコンスタンス エフェリア

マレ島に位置する、エスカリエ岬とアンバカダル海岸に面していて、120ヘクタールものかなり広い敷地を有しているリゾート施設。客室は広々としていて自然とのハーモニーを生み出しているので、宿泊すると満足すること間違いなし。

海を存分に楽しむ、アクティビティ

海に深く潜ってカラフルな魚と戯れるのが目的のスキューバ・ダイビング

マヘ島を始めとする周辺の島々は花崗岩でできていて、海底にはごつごつした岩肌にサンゴ礁があり、そこにたくさんのカラフルな魚が棲んでいる。それらを間近で見るのが、このスキューバ・ダイビング。島のあちこちにダイビングの穴場があり、初心者への指導も行っている。

大きな帆で海を渡るセイリングもセーシェルで積極的に行われている

白いヨットの帆が付いた小型の船で、水面を滑走する「セイリング」もこの島ならではのアクティビティ。マヘ島周辺の島々を巡る半日コースや沈んでいく真っ赤な夕日を眺めるサンセント・クルーズから、豪華な設備を備えた船で、諸島を何日かかけて周るものがある。

風を思いっきり受け止めて海の上を格好よく滑走するウインドサーフィン

サーフボードに帆が付いたものに乗って、気持ちいい風を受けて水面を渡る、最もポピュラーなスポーツ・ウインドサーフィン。なおやるために必要な道具は、無料で貸してくれるところも多い。

まだまだこんなにある!自然豊かな、セイシェルの離島

島全体を原生林が茂っていて何羽もの鳥が訪れることで有名なバード島

マヘ島から北西100km程度に位置する。面積がたった6㎢ほどしかない小さな島で、その名の通り、4月から10月にかけて実に200万羽ほどの鳥がこの島にやって来る。

出典:en.seyvillas.com

この島にしか生息していない動物がいることで有名なシルエット島

セイシェル諸島の中で3番目に大きい島。所有している原生林はインド洋で最も美しいとされていて、この島にしかない珍しい植物も多い。セーシェルゾウガメといった珍しい動物もたくさん生息している。

自然が育んだ、この島独自の2つの世界遺産も所有している!

サンゴ礁が隆起してこんなに立派なものへと進展したアルダブラ環礁

セーシェルは2つの自然世界遺産を所有しているので、より多くの人を惹きつけている。1つめのアルダブラ環礁は、サンゴ礁が大きなキノコのように隆起して、多くの動植物にとって大切な住みかとなっている。

ガラパゴス諸島でもたくさん生息していてものすごく重いゾウガメ

先ほどのアルダブラ環礁にはたくさんの生き物が生息しているが、特に多いのがこのゾウガメである。これは普通のカメよりも何倍も大きくて、約250キロもの重さがある。ちなみにアルダブラ環礁には15万2000頭ものゾウガメが生息している。

密生する植物がいくつもあって巨人の森とも言われているヴァレ・ド・メ自然保護区

こちらはプララン島にあって、巨人の谷という意味の名前を持つ自然保護区となっている。4000本以上のヤシの木が立っていて、28種類もの植物が植えられていて、1983年に世界遺産となった。

日本から、セーシェルに向かうには

出典:firstpost.ng

直行便が残念ながら一つもないのでドバイのエミレーツ航空で乗り継ぐ

日本からセイシェルへの直行便は、残念ながら運航していないので、国際線もある成田空港からドバイのエミレーツ航空で乗り継いで、セーシェル空港へ向かうというのが主な手段。かかる時間は、日本からドバイまでは約11時間、ドバイからセーシェルまでは約4時間半が目安。

出典:africadata.com

のんびりと過ごすのにふさわしいベストシーズンもしっかりと押さえておく

セーシェルは年中熱帯性気候で、気温が高い。季節は雨季と乾季に分かれていて4月下旬から10月は海が穏やかで過ごしやすくなるということを押さえるとよい。ちなみにダイビングを行う時は、乾季の方が海の透明度が高い。

出典:kurir.mk

日差しがかなり強いので日焼け止めなどでしっかりと対策をしておくこと

現地では日差しがかなり強いので、日焼け止めクリームやサングラス、帽子などをしっかりと用意して、熱射病になるのを防ぐことが大切。もちろんリゾート満喫中ではこまめな水分補給も忘れずに。


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