映画祭でおなじみのフランスの都市・カンヌの観光見どころまとめ
フランスで有名な都市と言えば、首都であるパリが思いつくが、実は映画の表彰を行うカンヌ国際映画祭も有名な都市なのだ。ここを訪れると、映画の舞台にふさわしい光景をばっちりと見ることができる。なのでフランスで新しい発見をしたい方は、ぜひ訪れてみるとよい。
フランスで有名な都市と言えば、首都であるパリが思いつくが、実は映画の表彰を行うカンヌ国際映画祭も有名な都市なのだ。ここを訪れると、映画の舞台にふさわしい光景をばっちりと見ることができる。なのでフランスで新しい発見をしたい方は、ぜひ訪れてみるとよい。
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パリに劣らないフランス自慢の都市・カンヌとはどんなところか。
カンヌだってフランス観光の目玉となっているのを忘れてはならない
フランスの南西部に位置する、地中海に面する都市の1つ。海に面していたり、高級ホテルや美味しいレストラン、素敵なブティックが並んでいて、ここで行われる肝心の目玉であるカンヌ国際映画祭もここで開かれている。
マルセイユ・ニース・モンテカルロにも近いのでふらりと立ち寄ってもよい
改めてカンヌの場所を拡大したフランスの地図で見てみると、海に面していて、西側には空港があるニースを始めモナコ公国及びモンテカルロ、そして少し離れた東側にはマルセイユという街があることがわかる。
この都市では、世界中で有名な名誉ある「国際映画祭」も開かれている!
毎年800もの会社やプロデューサー・俳優などが集うカンヌ国際映画祭
日本でも十分に有名になっている、「カンヌ国際映画祭」はこの地で行われていることを忘れてはならない。具体的にどのようなことをするのかというと、世界中で作った映画を売り込むということが第一である。
カジノや会議場なども設置したパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ
先ほど紹介したカンヌ国際映画祭の会場と言えば、このパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレなのだ。ここにはたくさんの出席した人を迎え入れる席や、赤いカーペットが完備されているのが特徴である。
主演女優がレッドカーペットを闊歩する姿は非常に立派な絵になる
もちろん映画祭には、監督やプロデューサーを始めとするたくさんの映画関係者、そして出演した女優や俳優も出席する。やっぱり美しい女性がドレスを着て、赤いカーペットの上を闊歩する姿は素晴らしい。
出典:www.ew.com
映画の作成に力を入れてきた監督及び出演俳優などがずらりと並ぶ
やっぱりカンヌ国際映画祭で忘れてはならない光景と言えば、この集まりである。監督、プロデューサー、そして出演した俳優や女優などがカーペットを敷いた階段の上に立つという光景は、いかにも映画祭らしいということを示している。
出典:www.bbc.com
最優秀作品に選ばれた映画に贈られるパルム・ドールは栄光の輝きを放つ
カンヌ国際映画祭で特に忘れてはならないのが、パルム・ドールという名誉ある最高賞だ。研磨されたダイヤモンドのような形をした透明な土台に、金色のナツメヤシの枝葉が飾られているトロフィーが与えられることで有名。
訪れたなら絶対見ておくべき、観光スポットだって充実!
ハワイにもマイアミにも負けないくらいに美しいコート・ダジュール
フランスで、こんなに美しいビーチがあるのはカンヌだけである。もちろんここにはたくさんの人が訪れて、のんびりとくつろいだり楽しく泳いだりしている。これは決して首都のパリでは味わえない光景だ。
観光及び保養地として認められているレランス諸島も思い切りくつろげる
カンヌ沖に浮かんでいる、いくつもの島々からなっている見どころ。特にサント=マルグリット島にはレランス大修道院という、神聖な修道院があるのだ。そしてかつて砦だった部分は現在、海洋博物館になっている。
敬虔な修道院が建っていてよく育つブドウ畑も広がっているサントノラ島
カンヌの街の喧騒から離れたいなら、ここに立ち寄るとよい。この島は先ほど紹介した、レランス諸島の1つに含まれている。ちなみにここへは船でカンヌ本土から約20分ほどかけて渡ることができる。
カンヌからたった30分でたどり着ける名所であるサン・ピエール礼拝堂
外側は個性的だけど十分に芸術的なデザインがあしらわれて、中に一歩足を踏み入れると独特の世界が広がっていることに感銘を受ける。ちなみにこの建物はカンヌ国際映画祭の審査員も務めていたジャン・コクトーという人物の感性が行き届いている。
18世紀の終わり頃に香水の技術でこんなに大きく発展したグラース
またの名を「香水の都」とも言う、世界に誇る香水産業で発展した街。ここでは香り高い花が生産され、それから精油を抽出して調合し、よい香りの香水を数えきれないほど作っている。
入場料は無料でグラース自慢の香水の歴史を学べるフラゴナール香水博物館
よい香りのする香水は、どのように誕生して発展していったのかを展示している博物館。中に入るとよい香りでむせ返ってしまいそうである。もちろん香水の匂いもかぐことができる。
すぐそばには有名人ご用達のホテルも備わったクロワゼット大通り
たくさんの車や自転車、そして歩いている人が行き交っている、カンヌ自慢の大通り。ここを自転車で駆け抜けると、とてもよい気分になれそうである。そして気持ちがいい散歩もできそうだ。
おしゃれなカフェやレストランが集まったル・シュケ(ル・スケ)
道端にはカフェやお土産屋さんがたくさんあるという、カンヌ自慢の古い町並み。もちろん観光名所としても選ばれている。そしてここに来たら、お茶を飲んでひと休みしても構わない。
ル・シュケ地区内の小高い丘に建つノートル ダム ド レスペランス教会
いかにも、歴史があるような感じの荘厳な教会。そばに近づいてみると、刻んできた長い歴史をじっくりと感じることができる。そして写真に収めておきたい。
ただぶらぶらと散策したりショッピングやグルメを楽しむのによいメナディエ通り
ここも賑やかな、カンヌ自慢の通り道である。街はたくさんの人が行き交っていて、道路には美味しいカフェやレストランなどが揃っているので、この街にいるだけで有意義なひと時を過ごせそうである。
360度のパノラマを眺望することができる、ムッシー・デラ・キャッスル
カンヌで素晴らしい絶景を眺望したいなら、このムッシー・デラ・キャッスルを訪れてみるとよい。こちらは降り立った瞬間に360度のパノラマ風景を楽しめることができ、写真に何枚も納めておきたくなること間違いなし。
散歩にふさわしい海岸通りに立っている、ラ・ナプール城
海岸都市で一番西に位置するラ・ナプール城は、かつてはボロボロの城砦だったが、アメリカ人彫刻家ヘンリー・クルーと建築家の妻マリーによって美しく再建された。城内にはユーモラスな彫刻のコレクションやマリーが手がけた庭園があり、所々に個性的な美意識が貫かれている。
刑務所を見学できるという牢獄のツアーは他ではなかなか味わえない
あまり聞きなれないかもしれないが、現に行われているカンヌ自慢のツアーである。犯罪を犯した人を収容する刑務所の中を、ガイドの指示に従って見学していくという非常に斬新なイベントである。
今日丸一日をここで過ごしても全然悪くないサント・マルグリット島
カンヌの沖合には、レラン諸島という島々があり、その中の1つがこのサント・マルグリット島。ここには多くの船が発着して、レストランや売店も充実しており、ユーカリの木がたくさん生えている森もある。
いつまでも大切にしたい自然の風景と調和している、バテギエ池
水面の範囲が結構広いこの池は、まるで時間がゆっくりと流れているように感じられる自然の穴場である。その上ここにはたくさんの水鳥が訪れ、穏やかな風が吹くので、時間があったらここでのんびりと過ごしたい。
朝の早い時間に開かれて多くの人の活気であふれるマーシェ・ゴンベタ
カンヌにも、フランスのあちこちで見かける朝市・マルシェが開催されている。朝になると新鮮な野菜や果物を始めとする色んな商品が売られて、地元の人々で大賑わいなのが特徴だ。そしてお昼を過ぎたら閉店して駐車場に変わるというのもなかなかユニーク。
旅行で欠かせない、この地自慢のホテルもたくさんある!
極上のおもてなしを心掛けるホテル・バリエール・ル・マジェスティック カンヌ
見た目はまるで豪華絢爛な宮殿のような造りの、素晴らしいリゾートホテル。この中に入ると、もう通常の日常には戻りたくないような気分に包まれる。そして客室はたくさんあるので、世界中からの観光客が来ている。
クロワゼット通りに位置するインターコンチネンタル・ホテル・カンヌ カールトン
こちらも、ヨーロッパ貴族が使っていそうな宮殿を模った、大規模なホテル。ここもたくさん部屋があって、ものすごく広いので入ると迷い込んでしまいそうだ。そして何より、外観がとても素晴らしいので、写真に収めておきたい。
地中海も眺望できるグランド ハイアット カンヌ ホテル マルチネス
ホテルの正門前にはビーチやプールが広がっているので、リゾートホテルとして有名である。なので夏になると、ここに滞在する人がとても多くなる。そして近くにはブティックやカフェなども揃っている。
プロムナード・デ・ザングレ、ビーチ及びニースに近い、ラ マルメゾン
まるで貴賓を迎える建物のような造りをしたラ・マルメゾンは、旅の疲れを癒すような客室を備えていて、いかにもカンヌを満喫してもらえるように整えられている。その上近くにはプロムナード・デ・サングレという通り道や、ビーチ及びニースにも近いのが嬉しい。
ミシュランでも評価された、カンヌが誇る美味しいフレンチレストラン!
多くの人が絶賛するような自慢の料理が揃っているラ・パルムドール
カンヌ国際映画祭の最優秀賞の名前が付いている、フレンチレストラン。ここではシェフが腕を奮って作った料理を存分に楽しむことができる。そしてこのレストランはホテルの中に設置されている。
ここもなかなか高く評価されているLe Park 45(ル・パーク45)
他ではなかなか見られない、独創的なアイデアを生かしたフランス料理を出すフレンチレストラン。店内の作りや、この店の料理はどれをとっても素晴らしいものばかりである。そして素晴らしいディナーにしてくれること間違いなし。
カジュアルに食事を楽しみたい方におすすめなLa Potinière
今度は、明るい雰囲気の店内を持つレストランを紹介する。ここは店内が明るいライトで照らされていて、美味しい料理が出てくるという素晴らしいレストランである。そして何より、女性向けというのが素晴らしい。
地中海の要素を生かしたフレンチだけではなくベジタリアン向けメニューもあるLE CAVEAU 30
主に地中海風の料理を提供している、素晴らしいレストラン。窓は開けたままになっているので、素晴らしい開放感があふれている。そして店構えは街の雰囲気と馴染んでいるのが特徴である。
オーナーやスタッフ全員がフレンドリーなLe Salon des Indépendants
赤い日よけが印象的な、ちょっとカフェのようなフレンチレストラン。気さくなオーナーシェフが作る自慢のフレンチは、ぜひとも多くの人に味わってもらいたい絶品ばかりが揃っている。
地元の人や観光客で満席になることは当たり前のBobo Bistro
カジュアルな雰囲気の店内で、美味しいフレンチを楽しむことができる。そして値段もあまり高くないので、満足できるようなディナーになること間違いなし。
日本から、素晴らしい町カンヌへのアクセス方法
カンヌに最も近いニースのコート・ダジュール空港への直行便は運行していない
日本から、ニースにあるコート・ダジュール空港への直行便はないので、まずはフランスの首都・パリに向かうことが前提となる。そしてパリに着いたら空路またはTGVという鉄道に乗って、カンヌに向かうという方法が取られる。