韓国の済州島旅行を楽しむための観光スポット・グルメまとめ

韓国の済州島旅行を楽しむための観光スポット・グルメまとめ

韓国には、ソウルや釜山だけにとどまらず「済州島(ちぇじゅとう)」という島もあるということをご存じだろうか。ここは女性だけでいく旅行にもふさわしい、韓国自慢の島である。もちろん本土に負けないくらいの観光名所や美味しいグルメ、ショッピングを楽しめるようになっている。

2019.12.3 UPDATE

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観光地にも選ばれている、韓国が所有する最大の島・済州島とはどんな所?

日本から一番近い海外リゾートの島とも言われる済州島(ちぇじゅとう)

北朝鮮や韓国(大韓民国)を持っている、朝鮮半島の南西に位置する島。面積は1,845km²で、人口は約55万人である。15世紀初めまでは王朝があって、数々の神話が伝えられている。そして現在ではソウルにも負けないくらいの観光名所となっている。

韓国のすぐ南にあって日本からたった2時間程度で行けるのが特徴

一体どの位置にあるのか、改めて地図で確認してみると、韓国本土の南にあって、日本の九州地方からも近いことがわかる。ちなみに韓国本土と済州島、そして日本の九州との間は、対馬海峡で繋がっている。

世界遺産になったものもある、この島の大自然は押さえておきたい!

韓国の最高峰でこの島最大のシンボルとも言われる漢拏山(ハルラサン)

標高1950mを持つ、韓国で最大の山。一体は国立公園として認定されており、2007年にはユネスコの世界遺産としても認められた。そして頂上には、湖が広がっている。

初夏になるとツツジが咲き乱れるのでそれを目当てに登山やハイキングをする人も多い

先ほど紹介した漢拏山は、初夏が訪れると濃いピンク色のツツジに覆われる。これは他の時期では絶対見られない、この山独特の風景である。どこまでも広がっているツツジを見ると、心が解放されそうだ。

出典:www.weekon.co.kr

今から約30万年~10万年に成し遂げられいぇ万丈窟(マンジャングル)

済州島の北東部にある、溶岩で作られた洞窟。とても規模が大きくて、状態もよいので世界自然遺産や韓国の天然記念物としても任命されている。これだけのものになるのは、相当な年月がすごいかかっているということが伺える。

出典:www.ttearth.com

火山噴火で誕生したたった一つの塊という意味の名前を持つウェドルグェ

日本でも放映された韓国の人気ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の撮影場所としても選ばれた、印象的な絶景。ここもたくさんの観光客が訪れて、写真撮影を行っている。

煌々と輝く日の出とも調和する城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)

10万年前の海底噴火によって誕生した、イタリアのコロシアムのような形状の巨大岩山。中にはうっそうと茂った緑が敷かれていて、のどかに過ごせそうだということが伺える。そして乗馬用の馬もいる。

出典:data.kdata.kr

国際的なリゾート地として名を馳せている西帰浦層(ソギポそう)

済州島海岸の近くにある、何年もの年月をかけて形成された堆積相。岩肌をちょっと削ると、たくさんの貝の化石が見つかる。なので地学に詳しい考古学者がたくさん訪れている。もちろん見つけた化石は、お土産にしても構わない。

清らかな水が絶えず流れ落ちる天地淵瀑布(チョンチェヨンポッポ)

ものすごい音と水しぶきをあげながら、水が半端ない勢いで流れ落ちて来る。周りはうっそうとした木に囲まれていて、より大自然という感じが伺える。そして滝壺には大きなウナギやフナが生息していると言われている。

天然記念物に認められて素晴らしい絶景が広がる柱状節理帯(チュサンジョルリ)

まさに、大自然の彫刻と言ってもいいくらいに素晴らしい、済州島自慢の自然の名所である。火山岩や溶岩、溶結凝灰岩が長い年月をかけて、いくつものビルのような形になっていった。また、海ともすごく調和している。

出典:m.hijeju.or.kr

南西部の平野地帯に勇ましくそびえる火山帯・山房山(サンバンサン)

全て溶岩でできている、鐘のような形をした火山帯。ここには素晴らしい絶景を見ることができる寺院もある。そして山の手前の草原には、春になると黄色い花が咲く。これも絶対に押さえておきたい光景である。

海岸線に沿って歩ける土台も備わった龍頭海岸(ヨンモリヘアン)

美しい海のそばには、砂浜ではなく切り立っている崖があった。もちろんこの崖は何万年もかけて形成された地層で成り立っている。そして砂浜の時とは異なる立派な風景が作り出されている。

漢拏山の溶岩でできたと言われる観光名所・龍頭岩(ヨンドゥアム)

200万年前に、地表に噴き出した溶岩が固まってできた、見るからに険しい岩。見た目はまるで天に昇る勇ましい龍を模っていて、ここから200mくらい東に進むと、龍の蓮池という澄んだ水の池が見つかる。

晴れた日はここでのんびりと過ごしたくなる水月峰(スウォルボン)

数多くある山の中で、最も小さくて低いのがこの水月峰である。海抜77メートルで階段に突き出ていて、日が暮れてくるときれいな夕日を見ることができる。そしてここの岩壁には天然の水が湧き出ている。

旅行に来たら絶対に食べたい、済州島自慢の美味しいグルメ!

日本語にも対応している美味しい焼き肉の名店・光苑(カンウォン)

韓国料理と言えば、やはり美味しい肉を使った焼き肉だろう。特に済州島に来て美味しい焼き肉を食べたいと言うのなら、この光苑というお店がおすすめだ。ここでは上質な牛の肉や内臓を楽しめることができる。そしていくらでも食べられそうだ。

出典:tagsecond.com

生きのいいアワビの刺身や伝統的なアワビ粥などを扱う李家チョンボッ

済州島で採れた新鮮アワビを専門的に扱っている、アワビ専門料理店。まずはアワビの触感を楽しむためのお刺身から食べてみるとよい。そして観光客におすすめなのが、この店一番の看板メニュー・アワビのお粥なのだ。

済州島の海の恵みがたくさん詰まった料理を楽しめるサンソンヒョルヘムルタン

こちらは、近海で取れた新鮮な魚介類を専門的に扱っているお店。毎日地元の人たちで賑わっていて、すぐに満席になることだって当たり前である。特におすすめなのが、ヘムルタンという海鮮鍋である。

体によいとされるサムゲタンが看板メニューの秘苑 (ビウォン)

多くの人に好まれている、韓国の家庭料理を提供する店。メニューには、ビビンパを始め、チヂミやトッポギなどの定番料理から始まり、少し手間暇がかかっている参鶏湯(サムゲタン)などが揃っている。

スタミナが付く豚肉のサムギョプサルで有名な黒豚家 (済州本店)

こちらは、サムギョプサルという豚バラ肉を焼いたものをレタスで包んでいただくという料理を提供しているお店。ちなみにここのサムギョプサルは、普通の豚バラ肉ではなく黒豚の豚バラ肉を使っている。

出典:koreamz.com

黒豚を使ったプルコギが病みつきの人気メニューであるピジャヒャン

ここは、ピリッと辛い韓国のすき焼き・プルコギが看板メニューとなっているお店。一度その味を味わうと、また食べたくなってしまうこと間違いなし。もちろんおつまみにもなる一品料理も揃っている。

出典:www.hanatour.com

1日を元気に過ごせる色んな種類の朝食も提供しているソンボッ食堂

主に地元の人で賑わっている、庶民的な食堂。ここは主に新鮮な魚介類を使った料理が揃っていて、特におすすめなのが日本ではあまり味わえない太刀魚の刺身である。これは絶対に食べておきたい逸品である。

出典:jeju.news1.kr

ホテル、遊園地、ショッピングモール、カジノなどが集結した済州神話ワールド

世界の神話をテーマにしたこのレジャー施設は、子供から大人まで楽しめるように内容が充実している。遊園地や宿泊ホテル、ショッピングモール、カジノ、プールが集結して、規模は東京ドーム50個分に匹敵する。

済州島自慢のお土産などを買うなら、このお店がおすすめ!

一流ブランドの店が所狭しと集まっている済州新羅免税店(チェジュシルラミョンセジョム)

済州島が誇る、この島最大規模の免税店。ここにはタバコや高級な酒を始め、「ルイ・ヴィトン」、「エルメス」、「ティファニー」などの500種類ものブランド品や香水、そして日用雑貨や食品などが揃っている。

出典:www.jejusori.net

済州ロッテ免税店もなかなか素晴らしいショッピングモールとなる

こちらは、世界的に有名な済州島にあるロッテ免税店。もちろんここでも数々のブランド品や化粧品、雑貨やタバコ、お酒などが揃っている。そしてここでは韓国本土で有名な俳優やアイドルなどのグッズも揃っている。

どの店もリーズナブルな価格で販売をしている東門市場が活気あふれる

地元で採れた食材を、元気に販売している店が連なっている、済州島自慢の市場。市場にはたくさんの地元客や観光客が訪れて、毎日大賑わいで商品が売れていく。ここに来たら、新鮮な刺身や果物を買って行って、ホテルで食べるとよい。

出典:www.jejusori.net

地元でも人気があって丸一日いても飽きないくらいの中央地下商街

こちらは、食べ物だけにとどまらず洋服やアクセサリー、雑貨などを積極的に販売しているお店。もちろん若い人も積極的に訪れて、物をたくさん買って行っている。そしてここでも旅の思い出になるものが売られている。

かわいいぬいぐるみが好きな人にはたまらないテディベア・ミュージアム

世界中で愛されているクマのぬいぐるみ・テディベアは、実は韓国の済州島で、色んなファッションをしていて展示されているのだ。もちろんお土産用のテディベアも揃えていて、ここに来た人の思い出が残るようにしている。

観光や思い出作りにふさわしい、見所はまだまだあった!

出典:pikdo.net

5月から7月にかけて、のどかな風景を繰り広げるボロムワット

晴れた日はたくさんの観光客が訪れて、どこまでも広がるのどかな風景を楽しめるボロムワットは、済州島自慢のラベンダー畑とソバの花畑となっている。ちなみに地名は、済州島の方言で風が吹く畑を意味しているのだ。

世界各国の名所が身近な存在で楽しめる、小人国テーマパーク

済州島にいながら、世界各国の素晴らしい名所を見られることができるのは、何といってもこの小人国テーマパークである。この施設は子供だけではなく大人でも意外と楽しめて、全部回るとまるで世界一周したような気分を味わえる。

宿泊で使うホテルには立派なカジノを完備したリゾートホテルもある

日本では禁止されているカジノは、韓国及び済州島で認められていて、さらに済州島内にはカジノ施設を設けたホテルが8か所もある。そしてホテルのカジノは一般に出回っている、旅行者を狙った悪徳なものよりもよい。

遠くから見ると複雑に見える金寧迷路公園(キムニョンミロコンウォン)

済州島に長い間住んでいた、アメリカ人の大学教授が考案して造った、自然の緑の壁が曲線を描いて入り組んでいる迷路が付いた公園。距離は最短で350mあり、迷ってしまうとなかなか抜け出せないことがあるが、結構多くの人に人気がある。

出典:chillytrip.com

ここもチャングムの誓いのロケ地だった済州民俗村 (チェジュミンソッチョン)

この島に住んでいた昔の人々の生活の様子をそのまま再現して残している、済州島自慢の観光スポット。もちろん博物館としての役割も兼ねていて、園内をぐるりと回る汽車のようなバスに乗って見物しても楽しい。

出典:m.visitjeju.net

済州島の近くにある離島・加波島へ、足を運ぶ人も多い

済州島旅行では、少し離れた離島を訪れる計画もある。その離島の一つである加波島(カパド)は、済州島から船で15分で辿り着けて、徒歩やサイクリングで観光すると有意義に過ごせる島である。

これだけ魅力があふれている、済州島に向かうにはどうしたらよいか

日本各地の空港から出ている直行便で簡単に渡れるのがありがたい

日本から、韓国・済州島に渡れる直行便はたくさん出ていて、そのほとんどが大韓航空という直行便を取り入れている。やはり一番短い時間で渡りたいなら、九州地方の空港がおすすめだ。


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