韓国の首都・ソウルを旅する時に押さえておきたい観光スポット！

毎日たくさんの人で賑わう韓国の首都・ソウルは結構魅力あふれる都市

韓国の名前で親しまれている国・大韓民国のれっきとした首都である。面積は605.21 km²で、人口は10,442,426 人、やっぱり首都であるだけあって、色んな見どころや長い歴史があるので、多くの観光客が訪れている。

景福宮（キョンボックン）という立派な王宮はソウルの中で一番を誇る

ソウルを訪れたら、まず見て欲しいのがこの歴史的建造物である。ここは朝鮮王朝の王宮で、大日本帝国に統合された後に設置された朝鮮総督府の庁舎や、大統領官邸（青瓦台）もあるのが特徴。

漢民族の昔の暮らしぶりをしっかりと学ぶことができる韓国国立民俗博物館

景福宮の敷地内にある、はるか昔の韓国人の暮らしぶりを伝える博物館。８万以上もある貴重な遺品をずらりと展示していて、日本からやってきた客のための音声ガイドもついている。

日本で言う渋谷や原宿のように賑わっている繁華街・明洞（ミョンドン）

若い人でいつも賑わっている、ソウル自慢の繁華街。化粧品やファッションアイテム、アクセサリーなどを安く売る店が連なっていて、夕方になると美味しい料理を提供する屋台も出てくる。ここでショッピングを楽しんでも全然悪くない。

女性に人気の街として有名なカロスキルは、トレンドアイテムを安く買える

ソウルの江南（カンナム）エリアにあるこの街路樹通りは、韓国内外のファッションブランドの店がずらりと並んでいて、その上セレクトショップ、カフェ・レストランも揃っているので、今流行っているトレンドアイテムを気軽に買うことができる。

Ｎソウルタワーはソウル観光では絶対に外せない建物となっている

236.7mの高さを持つ、山の頂上付近にあるタワー。ソウル市内のあちこちから見ることができて、夜になると素晴らしくライトアップされる。この塔はテレビやラジオの送受信に役立っていて、観光のための展望台も設置されている。

ただのんびり歩くだけでも楽しい北村韓屋村（ブッチョンハノクマウル）

昔にタイムスリップしたような感じがする、素晴らしい風景の街並み。ここには古くから伝わってきた伝統的な家屋が密集している。そして地元の人や多くの観光客が訪れている。なのでこの街は、半日でもかけて散策したい。

ユネスコ世界遺産としても認められた昌徳宮（しょうとくきゅう）

朝鮮王朝の太宗によって建てられた、ソウル市内の５つの王宮の中の１つ。そしてここでは２７０年にも及ぶ王政が行われてきた。正殿、橋、建物の造り、石段など・・・どれをとっても感動を誘うものである。

ビルが立ち並ぶビジネス街に位地する故宮・徳寿宮（トクスグン）

今では立派な観光名所となっているが、昔は何回も襲撃にあって破壊されたり、災害にあって壊れたりするなどの悲惨な歴史を辿っていた。そして現在では、どんな人でも自由に入ることができて、サラリーマンの憩いの場ともなっている。

仁寺洞（インサドン）はとにかく韓国の伝統を大切にしている地域

ソウルの文化の街として知られている地域。この辺りには骨董品店・古美術店・陶磁器店・ギャラリー・喫茶店・伝統工芸品店・土産物店などが揃っていて、多くの人が買い求めている。とくに韓国の伝統茶を提供するお店には、ぜひ寄ってみるとよい。

まるで威圧感を出しているように堂々と建つ光化門(クァンファムン)

こちらはソウル特別市鍾路区にある、王宮の城門。建てられたのは１３９４年になるが、焼失と復元を繰り返して、２０１０年には今の形でもある最新の門が公に公開された。

花や噴水などによって癒される光化門広場（クァンファムンクァンジャン ）

どこまでも続いている長くて幅がある道を持っている、人々の憩いの場。肝心の目玉はイ・スンシン（李舜臣）の銅像で、その周りには夏の暑い時期にありがたい噴水が設置されている。そして周りには花畑もあるという、理想の場所でもある。

600年の歴史とたくさんの人が行き交う路地を持つ南大門（なんだいもん）

仏教の要素が強くある、荘厳な正門。土台はしっかりとレンガでできていて、その周辺にはたくさんの屋台やお店などが出されている。そして夜になるとこのように美しくライトアップされる。

朝鮮半島を２つの国になるように分断した板門店(はんもんてん)

ずっと昔に行われた朝鮮戦争のために使われてきた地区。北朝鮮と韓国を分断する役割を果たしたのも、この地区のおかげである。今では警備員がいて、厳重に守っているが、見学できるツアーがある。

李氏朝鮮時代にソウルを囲んで守っていた興仁之門（こうじんしもん）

敵の侵入を防ぐ大きな砦（とりで）があるのが特徴な、遥か昔にソウルを取り囲んでいた城郭の門。夜になったらこんなに素晴らしくライトアップされて、まるで闘技場のような感じになっている。

麓には色んな観光名所がある南山（ナムサン）もおすすめの場所だ

先ほど紹介したケーブルカーで頂上まで登ることができ、階段も備えている海抜262ｍの山。さらに頂上にはＮソウルタワーがそびえ立っているので、この山自体で丸一日観光を楽しめそう。

山と麓の間を何回も往復している南山ケーブルカーからはよい景色が見られる

先ほど紹介したNソウルタワーには、なんとロープウェイのようなケーブルカーが繋がっているのだ。これに乗って素晴らしい景色をより楽しむことができる。そして楽しい旅の思い出になることもある。

若い人を中心に人気を集めている、ショッピングの不夜城・東大門

一日中ここに入り浸りたいという人が多い大型商業施設・東大門（トンデムン）は、早朝から夜遅くまで営業していて、洋服、アクセサリー、免税品、フードコートなどが充実していて、その上荷物を預けるコインロッカーも完備しているので、やっぱり旅行に来た時は訪れておきたい。

ソウルを流れる川をクルージングする漢江遊覧船（ハンガン ユラムソン）

夜になると、ソウルには素晴らしい風景が広がっている。それを一層楽しくする乗り物が、通っている運河を渡る、この遊覧船である。風景を映す水面をゆっくりと渡ってくれるので、より楽しいイベントになっている。

韓国で一番の遊園地と言えば何と言ってもこのロッテワールドと言える

ソウルには、子供から大人まで楽しめる遊園地が完備されている。ここには一日中いても飽きない乗り物が充実していて、ロッテ免税店も完備されている。そして何より、修学旅行で韓国を訪れたら、立ち寄ってみるとよい。

大切にしたい国宝や王朝の遺品をずらりと展示する国立中央博物館

大韓民国を代表する、大規模な国立博物館。主に考古学に関するもの、歴史、美術などに関するものを展示しているが、野外展示館や企画展示室、子ども向け博物館、さらには劇場も完備している。

清渓川（チョンゲチョン）は今の人たちにとって憩いの場となっている

朝鮮時代だった頃からずっと流れている、ソウル自慢の河川。周りはビルがずらりと並んでいるが、川自体は市民のふれあいの場となっている。そして夜になると、きれいにライトアップされるのも素晴らしい。

これまで韓国に起こってきた戦争の様子を現代に訴えている戦争記念館

北朝鮮と韓国を含む朝鮮全土で起こった、戦争の歴史を伝えるために建てられた博物館。実際に使われた戦車や戦闘機もきちんと保存していて、時々国軍儀仗隊パレードも行われる。

ずっと受け継がれている韓国の漬物・キムチを深く学べるキムチ博物館

韓国を代表する料理・キムチは日本にも親しまれている逸品だ。そのキムチを深く、楽しく学べる施設が、このキムチ博物館。作り方を疑似体験できるようなタッチパネルや、日本語での説明をしてくれる音声ガイドも備えている。

華麗な花が咲いていて晴れた日はここでのんびりと過ごしたいソウル大公園

子供から大人、さらにはお年寄りが思いっきり楽しめるソウルの素晴らしい施設。ここには色んな動物が暮らす動物園、１３００種類の花が植えられている植物園、さらには楽しい遊園地や美術館も集結しているので、休日は家族連れで賑わう。

昔と今が入り交じっているサムスン美術館 Leeum（リウム）

日本にも進出している韓国最大の財閥・サムスンが運営している美術館。ここは国が運営している従来の美術館の常識を覆すような内容が詰め込まれていて、まさに過去と未来が混合したような雰囲気があふれている。

記念写真やSNSに投稿する写真を撮るのにふさわしい、梨花壁画村

公園近くにあるこの穴場は、行く道行く道の店や家、橋下の壁、階段、家のメーターにまで、ユニークな芸術が行き届いている。絵はどれも形式にとらわれない、自由な発想で描かれているので、この道はただふらふら散策するだけではなく、思い出の写真を撮るのにもふさわしい。

日本では新幹線と呼ばれそうな、韓国高速鉄道・KTXで釜山へ行ける

ソウルと同じように人気がある韓国の街・釜山（プサン）へ行きたい時は、大韓民国の高速鉄道システム・KTXを使えば、2時間数十分程度で行ける。この列車はフランスのTGVの技術を生かしていて、最高速度は時速305㎞にも及ぶ。

一切れ食べるともう一切れ食べたくなってしまうキムガネのキムパ

中に焼き肉やナムルなどを巻いている、韓国版ののり巻き「キムパ」をソウルで食べるなら、このキムガネがおすすめである。使われている海苔にはゴマ油が塗られていて、全体の味をうまくまとめている。もちろん持ち帰りも可能だ。

モッシドンナの看板メニューとなっているトッポギ鍋はみんなで楽しめる

韓国の棒状のお餅・トッポギを辛いスープの鍋でじっくり煮込んで、大勢でわいわい楽しめる鍋料理にした。大抵トッポギは炒めることが多いが、煮込むと全く違う味わいになる。仕上げにチーズを入れると味がまろやかになる。

明洞にあるワッフル専門店・BEANS BINS COFFEE

韓国の若い女性に人気がある、美味しいコーヒーと焼きたてワッフルを提供するお店。ワッフルは、何も載っていないプレーンを始め、生クリームやアイスクリーム、フルーツをトッピングしたものもある。

神仙（シンソン）ソルロンタンの代表メニュー・ソルロンタンはうまさ満点！

豚や牛の骨をじっくりと煮込んで取り出したスープに、茹でた豚肉とネギをトッピングした料理。これはそのまま食べても美味しいが、ご飯を混ぜておじや風にしても構わない。特に明洞では、この料理の専門店がたくさんある。

多くの人が絶賛してリピートする明洞餃子（ミョンドンギョジャ）

日本人にも愛されている餃子は、実は韓国の明洞でも愛されているのだ。１個１個丁寧に作っている餃子は、蒸したり、スープの具にしたりして出すことが多い。特にこのお店は、長蛇の列ができることは日常茶飯事である。

50年以上の歴史を持つソソモンヌンカルビチッ ヨンナムシクタン

美味しいカルビやホルモンを、ドラム缶のバーべーキューコンロで焼いて食べるという斬新なスタイルを持つ焼肉屋さん。そして店には椅子なんて全くなく、立ったまま召し上がるのだ。

武橋洞（ムギョドン）のプゴグッチッは朝食としても重宝されている

干しダラを材料にして作った、寒い冬に召し上がりたいスープ。タラから出したスープは、全然臭みもなく、あっさりとしているので、食べた人を元気にしてくれそうだ。上にかけた卵がふんわりとしていて、より味を深くしている。