普通の紅茶にひと工夫を加えるとより美味しいものへと生まれ変わる!
ティーバックにお湯を注いで作る紅茶はそれだけでも十分に美味しいが、ひと工夫を加えると今よりももっと美味しくなる。その工夫は定番のレモンやミルクを入れるところから始まり、中にはなかなか思いつかないようなアイデアもあって、香り高い茶葉は色々なお菓子作りへと応用できる。
ティーバックにお湯を注いで作る紅茶はそれだけでも十分に美味しいが、ひと工夫を加えると今よりももっと美味しくなる。その工夫は定番のレモンやミルクを入れるところから始まり、中にはなかなか思いつかないようなアイデアもあって、香り高い茶葉は色々なお菓子作りへと応用できる。
2019.11.14 UPDATE
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あったかい紅茶に何かを加えて、もっと美味しい紅茶を味わおう!
薄切りのレモンを入れたレモンティーは口の中をさっぱりとさせてくれる
疲れた時や、気分をさっぱりさせたい時に飲むとよい、レモンティーは、紅茶のアレンジの定番とも言える。作り方は熱い紅茶にレモンの輪切りを入れるだけだが、これだけでも紅茶に風味が加わって、入れる前よりもよりよい味になる。だからペットボトル飲料でもかなり人気があるのだと感じる。
出典:faaido.com
寒い冬の時期にはアッサム茶と牛乳のハーモニーが最高なミルクティーがよい
これも、寒くて凍える冬に飲んでおきたいアレンジした紅茶となっている。ちなみに使う紅茶の葉っぱはアッサムが適していて、ティーポットにお湯と一緒に入れて蒸らした後ティーカップに注ぎ、そこに温めた牛乳を注ぎ入れるとよい。甘い砂糖が加わると、もう最高である。
極寒の地・ロシアで生きる人たちの知恵が詰まったロシアンティー
冬になると極寒となるロシアの大地で親しまれている紅茶と言えば、このロシアンティーである。お好みの紅茶を淹れた後、ロシア特有のお酒・ウォッカを混ぜた好きな味のジャムを入れるか、そのまま食べる。ちなみにウォッカは混ぜても混ぜなくても構わない。
紅茶とリンゴのふくよかな香りが融合して生まれるアップルティー
予めリンゴの風味がついている茶葉から淹れるか、種を取って輪切りにしたリンゴを普通の紅茶に漬け込んで作るアップルティーは、リンゴ好きにはたまらない逸品となる。ちなみにリンゴの果実を使う時は、酸っぱさが際立っている紅玉という品種を使うとよい。
料理やお菓子の風味づけとして使われるシナモンスティックを紅茶に浸ける
本来なら粉にして、お菓子作りや料理の風味づけに使うシナモンも、紅茶と相性抜群なのだ。スティック状のシナモンを熱い紅茶に漬け込んで十分に味を出させると、独特の香りがして、飲むとダイエット効果や体の免疫力を挙げる効果も期待できる。
モモの甘さが紅茶を香り高いものにしているピーチティーも捨てがたい
こちらも、アップルティーと同じように果実の香りがしてくる紅茶となっている。予め香りがついている茶葉、ティーバックから淹れても構わないが、食べやすくカットした桃の果実を漬け込んで作っても全然OK。そして夏は氷を入れてアイスティーにしたい。
日本でも結構馴染みがあって色んなスパイスの風味が行き届いているチャイ
インドで親しまれていて、スターバックスのメニューにもあるこのチャイは、スパイスを利かせた独特の味わいがするミルクティーとなっている。もちろん使う茶葉はアッサムで、シナモン、カルダモン、クローブなどの粉末状のスパイスを使うのが肝心となっている。
輪切りにしたオレンジとスパイスを紅茶の中で組み合わせると最高
今度はレモンではなくオレンジの輪切りを漬け込んで、その中に料理で使うピリッと来るようなスパイスを混ぜ合わせると、オレンジとスパイスの風味が見事に融合した紅茶が完成した。一口飲んでみると、今までにない味を美味しく味わえること間違いなし。
風邪を引いた時にありがたいショウガ紅茶は寒い冬の味方になってくれる
本来ならすりおろしてお湯で溶いて、蜂蜜で風味を付けてショウガ湯にするショウガは、実は紅茶とも相性抜群となっている。ちなみにショウガは皮ごと使って紅茶に漬け込んでおくと、風邪予防にも役立つピリッとした風味を発揮できる。
細かく刻んだドライフルーツを熱い紅茶に浸けこむと最高の味わいになる
パウンドケーキやクッキーに混ぜたり、ヨーグルトに漬け込むと美味しいドライフルーツを、ポットに入れた熱い紅茶に漬け込んでおくと、様々なフルーツの風味が溶け出したドライフルーツティーができあがった。ちなみにドライフルーツは細かく刻むとなおさらよい。
中国では薬として使われることもあるクコの実を贅沢に入れた紅茶
中国では当たり前に食べられている、赤いクコの実は、かつての楊貴妃が好んで食べていて、薬膳でも頻繁に使われていて、美容と健康にとてもよいと言われている。そして熱い紅茶にたくさんのクコの実を入れて、滋養強壮に役立てるという人もかなりいるのだ。
いつもは牛乳を使うけれど今回は独自の味がある豆乳でミルクティーを淹れた
前回のミルクティーは温めた牛乳を注ぎ入れたが、今回は豆乳を使っている。豆乳はかなり栄養があって、紅茶とも相性抜群なので、健康に気遣う人はぜひ実践してみるとよい。茶葉の香りと豆乳の風味が見事に調和して、心が安らぐ味になっている。
クローブというスパイスを取り入れた珍しい紅茶も味わってみる価値あり
またの名をチョウジとも言うスパイス・クローブを使った紅茶。前回紹介したシナモンティーとは全く違う味わいになっていて、紅茶にして飲んでみると口臭予防や鎮痛剤の効果を受けられる。そしてこれにはお好みで柑橘類の輪切りを加えても構わない。
紅茶に甘さを出したいなら天然のはちみつを混ぜても全然構わない
紅茶に甘さを出したいなら、大抵はスティックシュガーか角砂糖を使うことが多いが、体によいとされるはちみつを取り入れても構わない。これは喉が痛い時にも最適で、はちみつ独自の味わいが心を優しくしてくれる。なお、紅茶によってははちみつを入れると黒くなってしまうものもあるので要注意。
ブランデーというお酒を少し混ぜると大人しか飲めない紅茶になる
こちらは紅茶というより、ホットカクテルという言葉が似合っている。作り方は熱い紅茶にブランデーを適量混ぜるだけで、お好みでオレンジの輪切りやスパイスを乗せても構わない。もちろんこれはアルコールが入っているので、大人だけしか飲めない。
コーヒーのものとは一味も二味も異なって上に模様を描いて楽しむティーカプチーノ
一見、コーヒーが使われたカプチーノのように見えるが、実はきちんと紅茶が使われているのだ。上に乗せている白いものは牛乳を温めて泡立てて作ったもので、乗せた後は竹串を使って慎重に素敵な模様を描いているのが特徴である。
深い香りの茶葉は、手作りお菓子を盛り上げる材料となっている!
紅茶の葉っぱをそのまま生地に練り込んで作る紅茶風味のクッキー
クッキー生地に紅茶の茶葉を混ぜ込んで、好きな形に整えて焼くことで、紅茶の風味が行き届いたクッキーができあがった。ちなみに使う紅茶の品種は、アールグレイがおすすめで、このクッキーは、熱い紅茶とも相性がよさそうである。
茶葉が生地全体に行き渡るように混ぜ合わせて焼き上げるパウンドケーキ
こちらもアールグレイの茶葉を使った、紅茶風味のお菓子となっている。食べやすい厚さに切ったパウンドケーキも、お茶会のお供に最適で、一切れ食べるともう一切れ食べたくなること間違いなし。そしてパウンドケーキの生地は、ホットケーキミックスを使うと簡単に作れる。
卵白を泡立てることが重要なシフォンケーキにも紅茶の風味を聞かせたい
卵白をしっかり泡立ててふんわりと膨らませる「シフォンケーキ」に、茶葉を混ぜ込んでみると、ふんわり感と紅茶の風味が融合した逸品になった。これは多くのシフォンケーキ専門店でも定番になっている味である。
イギリスのアフタヌーンティーでお馴染みのスコーンも紅茶を練り込む
イギリスのティータイムで当たり前に食べられている「スコーン」に、アールグレイの茶葉を練りこんで焼き上げると、ふくよかな味わいのスコーンへと発展した。もちろん本当の紅茶と一緒にいただいても、全然悪くない。