マレーシア「ランカウイ」の癒される大人のビーチリゾートまとめ
さまざまな民族がすむ国、マレーシアには、北西に104の島々からなる「ランカウイ島」がある。この島は、多くの伝説が残り、手を加えてない自然があふれ、さらには美しい海が点在して、旅行にもおすすめの穴場であることを紹介する。
さまざまな民族がすむ国、マレーシアには、北西に104の島々からなる「ランカウイ島」がある。この島は、多くの伝説が残り、手を加えてない自然があふれ、さらには美しい海が点在して、旅行にもおすすめの穴場であることを紹介する。
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大小合わせて104の島からなるリゾートアイランド・ランカウイ島
マレーシア北西部のアンダマン海に浮かんでいる島・ランカウイ島
東南アジア、マレーシアが占めているマレー半島の西海岸にある、104もの島々から成り立つ群島で、現在マレーシアを代表するリゾート地として注目されている。面積は約380K㎡、人口は65000人。言語は公用語のマレー語を始め、中国語、タミル語、英語など多種多様。
改めて地図で位置を確認してみると矢印が示している所がランカウイ
ランカウイ島は、マレーシアや東南アジア各国と比べてみるとはるかに小さいことがわかる。ちなみに近くにある小島は、タイのプーケット島であり、ランカウイ島はマレーシア本土からだと空路で1時間程度で渡れる。
この島の魅力は、何といってもきれいなビーチ
どこまでも続く長いビーチに沿っていくつものお店が並ぶパンタイ・チェナン
この島で、一番有名なロングビーチ。長さは1.5kmで、まぶしい白い砂が広がり、海ではジェットスキーやパラセイリングなどのマリンスポーツを楽しむ人が多い。
ランカウイ島の中で一番賑やかだと言われているパンタイ・テンガー
先ほど紹介した、パンタイ・チェナンから岬を隔てて南端に位置する静かで美しいビーチ。長さ1㎞ほどのホワイトサンドビーチで、海を見渡すと、エポール島が浮かんでいるのが見える。
極上のリゾート地という言葉がよく似合っているタンジュン・ルー
岩山に囲まれ、白い砂浜が広がるという、神秘的なビーチ。さらに沖合には、ごつごつした大きな岩の島が浮かんでいる。もちろん周りには宿泊施設となる、立派なリゾートホテルも完備。
深いジャングルの森とどこまでも青い海が調和しているダタイ・ベイ
島の北西にある、熱帯のジャングルに囲まれて弓のように反ったビーチ。波のせせらぎが響き渡り、海の青さとジャングルの深い緑は、言葉では言い表せない光景を作り上げている。
またの名をブラックサンドビーチとも言う黒い砂浜のパシル・イタム
黒い砂でできた砂浜を持つ、個性豊かなビーチ。ここは観光スポットの穴場で、土産物屋も並んでいる。ちなみにランカウイで黒い砂のビーチを持っているのは、このパシル・イタムだけだ。
自然の宝庫でもある、ランカウイ島周辺の島々
マレーシア唯一の海洋国立公園にもなっているパヤ島も素晴らしい
ランカウイ島からボートで50分ほどで行ける島。マレー半島の中でも有数の美しいサンゴ礁や回遊する魚が見られるダイビングの穴場や、白い砂が続くビーチで有名である。
満足できるようなアクティビティ活動も充実しているパヤ島海洋公園
マレーシアで初めて海洋公園と認定された、パヤ島独自の穴場。海の水はものすごく透明で、シュノーケリングやダイビングが盛んに行われて、パンをちぎって魚に餌付けすることもできる。
まだ手つかずの自然が残っていると感じられるダヤン・ブンティン島
周囲はうっそうとした熱帯雨林が広がり、90種類以上もの鳥が生息している。子どもに恵まれなかった夫婦がこの島の湖を飲んで、子どもができたという伝説も残っている。
ボートに乗ってあちこちの島を巡るツアーの目的地でもあるシンガ・ブサール島
野生の動物も生息しており、エメラルドグリーンのビーチが西側に横たわっている島。長い桟橋を渡ってあたりを見回すと、まるで誰も踏み入れたことのない秘境のような光景が広がる。
ブラス・バサー島もランカウイ島を盛り上げてくれる島の一つである
シンガ・ブサール島の西にある小さな島で、海で泳ぐことも楽しめるが、海を見ながらのんびり過ごしても構わない。ちなみにここは島を渡るアクティビティ活動・アイランドホッピングの行き先にもなる。
出典:kosmo.com.my
大自然に囲まれたリゾートで有名なレバック・ブサール島&レバック・ケチル島
沖に浮かぶ、大小二つの、親子のような島々。大きいのがレバック・ブサール島で、大自然に囲まれたリゾートを持っていて、小さいのがレバック・ケチル島で、日帰りで訪れた観光客が多い。
この島ならではの、魅力を楽しめるアクティビティ
ぴーんと張った白い帆のヨットで海を楽しく渡るヨット・クルーズ
白いヨットで、海を優雅に遊覧。そよぐ海風が気持ちよく、大きな三角形の帆は風を受けて進む。さらにヨット・クルーズだけではなく、ビーチでのバーベキューやガイドツアーが楽しめる。
だんだん沈みゆく夕陽を海の上から見られるサンセット・クルーズ
午後5時に出発する、ヨット・クルーズ。今度は真っ赤な夕日と、雄大な自然の景色を楽しめる。またこれには、美味しいディナーやカクテルが付いたコースもある。
勢いよく飛沫を上げて進むジェットスキーでアイランドホッピング
東南アジアのリゾート島でよく行われているアクティビティ活動が、近くの小さな島へ渡るアイランドホッピング。大抵は船に乗って回ることが多いが、こちらでは水しぶきを勢いよく挙げて進むジェットスキーに乗って回るようになっている。
木々に囲まれた河川を自分で漕ぐカヌーで渡るマングローブカヤック
ランカウイ島には、マングローブという木が生い茂っている森がある。そこに流れる大きな河川を、オールで漕ぐカヤックで渡って、自然を満喫するツアー。木の間から差し込む陽光を浴びて、カヤックに乗らなきゃ入れない洞窟も潜る。
今度は屋根が付いた船で大きな河川を渡っていくマングローブクルーズ
こちらは、先ほどのカヤックとは異なっていて、数人乗れる船に乗って河川を渡る。これでも大自然の雄大さを味わえて、素晴らしい旅の思い出になりそう。
ピーンと張ったワイヤーに通したゴンドラで山の景色を見るケーブルカー
日本で言うとロープウエイのような、ケーブルカーだってランカウイ島を楽しめるアクティビティとなっている。ゴンドラに乗って緑いっぱいの山を下りていき、雄大な自然を満喫できる。
せっかくランカウイに来たなら、観光・ショッピングも楽しまなきゃ!
地元ならではの美味しい食事や素敵な雑貨を売るお店が揃ったクアタウン
地元の人や観光客で賑わう、ランカウイ唯一の繁華街。街にはホテルやレストラン、銀行を始め、ありとあらゆるお店が集結している。そしてここのお店は税金がかからない免税店が多い。
独自の勇ましい様子を十分にアピールしたワシの像があるイーグルスクエア
日本語では「大ワシ像」と呼ばれる、勇ましく翼を広げたワシの像が目印となっている場所。ちなみにこの像はかなり大きくて、記念撮影スポットとしても知られている。
緑が茂る山の上に設けられたスカイブリッジはなかなかのスリルがある
標高660mの山の上に設けられた、曲がりくねった吊り橋。これだけ高さがあって距離が長ければ、全部渡り切るのは一苦労かもしれないけれど、自然とスリルを思いっきり味わえる。
動物と触れ合える施設やレストランなども充実しているオリエンタルビレッジ
ここは、ランカウイ島で唯一のテーマパークとなっている。入園料は一切無料で、独時の街並みや、先ほど紹介した山を渡るケーブルカーを備え付けて、お土産屋さんやレストラン、動物と触れ合える場所も完備。
トンネルのような水槽がなかなか魅力的なアンダーウォーター・ワールド
沖縄県の美ら(ちゅら)海水族館を連想させるような、立派な作りの水族館。水槽にはランカウイの海に棲む魚を始め、南極のペンギンやアシカ、クラゲなどがたくさん暮らしている。
ジオフォレストパークとして開かれたマチンチャン・カンブリアン・ジオフォレストパーク
一言で表すと、大地の公園という意味を持っていて、ユネスコにも認められている自然だけのテーマパーク。ここにはマングローブやアジア最古の熱帯雨林がうっそうと生い茂っている。
不思議なトリックアートが繰り広げられるアート・イン・パラダイス
ランカウイ島には、思わず騙されてしまいそうな絵画・トリックアートだけを展示した美術館もある。子供から大人まで楽しめて、ここでトリックアートと一体化した写真をいっぱい撮影しておきたい。
何とランカウイではマレーシア本土と異なっていてビール一缶50円で売られている
街を歩いていてビールが飲みたくなって来たら、缶に入った地元のビールを楽しむとよい。そして現地では酒税が一切かからないので、ビール一缶は日本円に換算すると、たったの50円で買える。
マレーシア及びランカウイを訪れた時のお土産で買ってほしいナマコ石鹸
ランカウイの土産屋やショッピングモールに来たら買ってほしいのが、マレーシアでは当たり前に使われている「ナマコ石鹸」だ。値段もかなり安く、香りもそれぞれ異なっていて、保湿成分も豊富にあるので、お土産にあげると喜ばれるに違いない。
時の流れを忘れさせてくれそうな、ゆっくりくつろげるリゾート
うっそうと茂る熱帯雨林の中に位置しているザ・ダタイ・ランカウイ
ダタイ・ベイに面した、ランカウイの中でも最高級を誇るリゾート地。使っている建築材料は大理石や木など、自然の温もりを感じさせる造りになっている。
この世のものとは思えない楽園という言葉が似合っているジ・アンダマン
ホテルを出るとすぐビーチに行けて、周辺は森が茂っていて、散歩したり鳥を観察したりするのによい環境が整っている。
贅沢気分を満喫できる5つ星ホテル・フォーシーズンズ・リゾート・ランカウイ
客室は広々とした開放感があり、アンダマン海と沈む夕日を眺望できるようになっている。
日本から、ランカウイ島へ行くには
日本と直結しているマレーシア本土のクアラルンプール国際空港へ向かうことが前提だ
日本からランカウイ島へ直接行ける飛行機は運航していないので、日本の成田空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港を出発し、マレーシアのクアラルンプール空港へ渡り、そこから再び飛行機でランカウイ国際空港へ向かうのが近道。