中国の神秘なる世界遺産・黄山(こうざん)まさに仙人の住む秘境!
中国には、険しい自然の山々が連なっていて、それはもうこの世のものとは思えない素晴らしい情景を作りだしている。長い年月を重ねてきた自然の風景は、感動を誘い、見る者を圧倒させるようだ。
中国には、険しい自然の山々が連なっていて、それはもうこの世のものとは思えない素晴らしい情景を作りだしている。長い年月を重ねてきた自然の風景は、感動を誘い、見る者を圧倒させるようだ。
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黄山の魅力と言えば、雄大な自然が長い年月をかけて作り上げた素晴らしい景観!
この光景は言葉で表せないような景観で仙人が住む世界「仙境」とも呼べる
そびえ立つ険しい山々には、緑と白い雲がかかっていて、まさに中国の民話に出てきそうな仙人が住んでいそうである。これこそが、この大地の魅力であり、1990年に世界遺産に登録された。
黄山には、言葉で表現できないほどの魅力がいっぱい!!!
硬い岩に根を張りたくましく力強く成長している様子が見られる奇松
黄山の四大景観の1つに該当する。この山地には、奇松と呼ばれる10種類もの松が生えていて、硬い岩の割れ目に根を張り、強い生命力があふれている。そして松は、日本の盆栽に応用できそうである。
柱のように切り立っている数々の岩山が作り出すものすごく高い怪石
これも4大景観の1つに入る。最高で海抜1864mもある、切り立つ岩山が美しさを出している。1億年ほど前からの地殻や気候の変動によって、現在の姿に至っているので、いかにも中国の長い歴史を感じることができる。
どこまでも広がっている雲の海がまるで幻想的な雲海を作り出している
毎年11月から翌年の3月の間に見られる光景。冷たい空気が南に移動して、雨や雪が多くなり、谷底に空気が溜まって雲になるのだ。天気が晴れだと、3日間とどまっていることもある。
広がる雲が作り上げた雲海は朝日や夕日とも調和してそれぞれで表情を変える
どこまでも広がる真っ白な雲の海を、真っ赤に輝く朝日や夕日が照らしている。これもなかなか感動的な情景だ。
足を踏み入れたくなるような、迫力満点の観光スポットはまだまだある!
黄山に来たら必ず登っておきたいスリルと迫力が詰まっている天都峰
海抜1830もある、黄山の三大主峰の中で最も高い山。登るのは一苦労だが、一生懸命取り組むと、写真のような素晴らしい眺望が眺められる。中国の水墨画で描きたいテーマとしてあげられそう。
たくさんの地元の人が愛していて十分な貫禄がある松・迎客松も必見
10mもの高さと800年もの樹齢を持つ松は、黄山を一層引き立てる。形がまるで手を伸ばして、客を招き入れているような感じなので、この名前が付いた。山と調和して、まるで西遊記のワンシーンにありそうな景色になっている。
先ほど紹介した迎客松の近くにあるペンションのようなホテル・玉屏楼
山の間に挟まれている、ペンションのような外観を持つ4つ星ホテル。高さは標高1716mもあり、昇る朝日と沈む夕日を見ることができる。ツアーで疲れた体を癒せること間違いなし。
登山できる期間が限られているがなかなか山の中で群を抜いている蓮花峰
これもまた、高くて険しい山で、海抜1864メートルの高さを持つ。黄山天都峰と光明頂の間に位置し、麓には、蓮花洞、蓮花源がある。
ものすごい高さに位置して渡るのが怖くなってしまいそうな歩仙橋
狭い山と山の間を繋いでいる橋。橋から地面までの高さは、1560mもあるので、渡る人は足がすくむか、恐る恐る慎重に渡るだろう。
白雲景区や仙人が歩く橋とも呼ばれている素晴らしい風景の魔幻景区
「桃源郷」という言葉が似合いそうで、スケッチの場所にも最適。大きく分かれている山々の間に、白い雲が入って来て、山の緑と険しさと美しく調和する。
連なっている山々に沈んでいく夕陽を眺望することもできる排雲亭
ここは展望台付きの石の建物。写真は、そこから見た山々の景色である。観光に疲れたら、ここで休むのもよい。
頂上付近は日照時間が長くて日の出を見ることもできる光明頂という山
黄山で、2番目に高いと言われている山。日の出と雲海を眺望することもできるので、この場所に来なければ、真の黄山の景色は見られないと言われている。
昇ってきた朝日を眺望することができるのが最大の魅力の清涼台
ここを渡ると、広がる大空、勇ましい大地を心の底から満喫できること間違いなし。
最初はゆったりとした道だが進むにつれてだんだん上りがきつくなる始信峰
「双璧」という言葉がふさわしい。もし空を飛べたら、この峰の素晴らしさを存分に味わえることは確かだ。
少し白く見える山肌が最大の見どころとなっていて思わず息をのむ白鵝嶺
少し白っぽい岩肌の山が、まるでガチョウのように見えるのでこのような名前が付いた。山には階段が付いているが、さすがに制覇するのは困難である。
労力を使って黄山を制覇するのが苦手な方に雲谷ロープウェイがある
白鵝嶺から雲谷寺を繋ぐ、標高3000m以上のロープウェイ。険しい黄山ツアーを楽にしたいという方におすすめ。窓から見る景色はもう最高である。
周辺は、透き通った水の名所がたくさんあるので、観光後の息抜きに最適!
ずっと黄山と生きてきたということがひしひしと伝わってくる唐模古村
黄山周辺の麓にある古い村。 特色的な文化が観光客を呼び寄せる。
日本でも親しまれている緑色の宝石・ヒスイがそのまま使われたような翡翠谷
黄山の東部に位置し、またの名を「愛人谷」とも呼ばれる。山々の緑と水が織り成す光景は、まるで磨かれたヒスイのようである。
旅や登山の疲れを癒してくれて十分な温もりがあふれている黄山温泉
水温は約42.5℃で、炭酸が強く、硫黄は全くないので、飲むことも可能である。これの他にも、色んな温泉が周囲にある。温泉は日本だけのものではない、中国にもちゃんとあるということが伝わってくる。
いくつもある九龍瀑は常に大きな音と水しぶきを立てて流れ落ちている
国立公園としても認められている滝。大きな音と水しぶきを立てて落ちる山の滝は、非常に素晴らしく、まるで龍が住んでいそうな雰囲気も出ている。
感動を呼ぶ孤高の地・黄山へ渡るには
出典:www.cmqx.com
結論から言えば上海から飛行機で1時間20分で渡ることができる
日本から黄山まで最短ルートで渡るには、まず直行便で中国・上海に向かう。そこからまた飛行機で80分かけて渡ると、黄山へ到着する。
これが黄山全体の地図となっていてどこにどの名所があるか示している
これまで紹介してきた、黄山の数々の名所はどこにあるかを示した地図。写真は中国語だが、日本語の地図もある。