何気なく食べている農作物にはこんなに面白い意外な一面があった!
私たちが日常で食べている野菜や果実などの農作物の中には、お店で並んでいる時では絶対に見られない特徴が出ているということをご存じだろうか。「え!そんな一面があったの!」と驚いたり、これらを深く知ることで、より農作物への興味が湧いてくるに違いない。
私たちが日常で食べている野菜や果実などの農作物の中には、お店で並んでいる時では絶対に見られない特徴が出ているということをご存じだろうか。「え!そんな一面があったの!」と驚いたり、これらを深く知ることで、より農作物への興味が湧いてくるに違いない。
2019.11.15 UPDATE
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知らなかった!美味しく食べている農作物にはこんな意外な特徴があったなんて!
おつまみにも最適でほんのりと塩味を付けるとさらに美味しくなるカシューナッツ
勾玉のような形をしていてそのまま食べても十分に美味しく、お酒のおつまみや中華の炒め物にもなる、定番のナッツ。よくお店では袋に入ったものが売られているが、実は知ると驚くような意外な一面があるのだ。
出典:www.kew.org
何とカシューナッツの収穫前は果実みたいなこんな意外な姿なのだ
カシューナッツは、写真に写っている「カシューアップル」という果実の下に実っている。収穫した後、カシューアップルはそのまま食べたりジュースに加工されて、カシューナッツは一度ローストしてから袋詰めにされる。
ねっとりとした食感と独特の甘さが売りとなっている果実・バナナ
子供から大人まで幅広く人気があって、牛乳と混ぜたりパウンドケーキに使うともっと美味しくなって、手軽に食べられるという果物。ちなみに日本におけるバナナは輸入に頼ることが多い。
食べ頃になって収穫される前は上にぐんぐん伸びるようにして育つ
バナナは主に台湾やフィリピン、エクアドルといった温かい国で栽培され、収穫される。そして最大の特徴は、バナナの果実は下向きではなく、太陽に向かって上向きに成長するということである。そしてここから黄色いバナナへと成長していく。
半分に切って果肉をスプーンですくって食べると最高なグレープフルーツ
果実は黄色やピンク色をしていて、食べるとすっきりするような酸っぱさがある柑橘類。もちろん皮をむいて果肉を取り出してそのまま食べたり、ヨーグルトに乗せたり、絞ってジュースにしても全然かまわない。
グレープフルーツの大きな果実はブドウの房のように実るのが特徴
大きな実のグレープフルーツは、1つの枝にブドウの房のように実ることからこの名前が付けられた。これだけ実っても、決して折れたりしないので、枝は非常に丈夫だなあと感じる。
半分に割った殻もあれこれ手を加えて再利用できるナッツ・ピスタチオ
固い殻に覆われて、お酒のおつまみとしてよく使われるナッツと言えば、このピスタチオも忘れてはならない。他のナッツ類とは異なる独特の風味があるので、「ナッツの女王」とも呼ばれていて、ケーキやアイスクリームに使われることもある。
何と収穫前はほんのりと赤く色づいたオリーブのような形をしている
私たちが見かけるピスタチオは、すでに処理されていて袋詰めになっているが、収穫前はオリーブのような果実になっているのが特徴である。実が少し赤いことから、太陽の恵みをいっぱい浴びて育ったということが伺える。
出典:www.1eo.us
コショウ挽き(ペッパーミル)で粗挽きにすることが多いブラックペッパー
肉料理や魚料理の下ごしらえや、料理の味付けに使うブラックペッパー(黒こしょう)は、やっぱりミルで引くとよい香りが出る。そして詰め替え用は、大抵は写真と同じ粒のような形になっているのが特徴である。
出典:www.kew.org
収穫して加工する前はこんなに色鮮やかな果実のような姿をしている
先ほど紹介したブラックペッパーは、よく乾燥させたものだが、収穫前はこんなにつやつやしていて、まるでみずみずしい果実のようになっているのだ。そして赤く熟したらもう収穫に適しているという知らせだ。
甘~いチョコレートや体が温まるココアで重要な原料となるカカオの実
チョコレートに欠かせない原料や、挽いて粉にするとココアになるのが、このカカオである。ちなみに写真に写っているのは、外側の実を剥いで中の種を取り出して、天日に干して発酵させたものだ。
カカオの収穫前は明るい黄色のラグビーボールみたいな形をしている
カカオは主にガーナやコートジボワールといった西アフリカで採れる。そして1本の木に、ラグビーボールのような形をした黄色い実をたくさん実らせるというのが特徴である。
一粒一粒は細かいけれどたくさんの栄養素がぎっしりと詰まったゴマ
おにぎりやお寿司に練り込んだり、色んな料理に振りかけたり、絞って油を取るなどと言った用途があり、健康にとても良いとされている。白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマと言った色んな種類があって、世界中でよく食されているのだ。
ゴマは収穫される前にこんなにきれいな釣鐘のような花を咲かせる
一見カンパニュラやツリガネソウのような花に見えるが、実はこれはゴマの花なのだ。花が咲いた後はゴマがぎっしりと詰まっている果実となり、収穫される。ちなみにゴマの栽培が始まったのは、紀元前3500年頃のインドである。
アイスクリームを始めとするお菓子作りの香りづけで有名なバニラビーンズ
アイスクリームの定番の味や、ケーキを始めとする手作りお菓子や生クリームに風味を付けるのに欠かせないのが、このバニラである。お店で見かけるものはこんなに黒くなっていたり、エッセンスになって小瓶に入っているものがほとんどである。
ラッパのような花を咲かせてまだ新鮮なインゲンのような実を付ける
実はバニラもラッパのような花を咲かせて、インゲンのような果実を作っているのだ。そして実った果実は収穫して天日に干して、私たちが日常で使うものへと加工される。そしてやっぱりバニラの趣旨から取ったバニラビーンズは、香りがとてもよい。
棒状のまま使ったり粉々にして振りかけて使うよい香りの香辛料・シナモン
日本では「ニッキ」という名前で知られ、紅茶やアップルパイの香りづけや肉の臭み消しによく使われる「シナモン」は、粉になっていたり写真のようなスティック状になっていることが多いが、加工される前は本当に意外な形状である。
あの香り高いシナモンは木の皮を剥いで乾燥させたものから作っている
実はシナモンは、熱帯に生息しているクスノキ科の木の皮を剥いで作っている。皮を剥いだ後は天日に干して香りを出し、棒状にしたり粉末状にして、お店で販売する。ちなみにシナモンは昔、防腐剤や薬として使われていたのだ。
みずみずしさと鮮やかな緑色と程よい酸味が合わさった果実・キウイ
正式名称は「キウイフルーツ」と言い、エメラルドのように鮮やかな緑色をしていて、豊富な栄養素が詰まっていて、美容にも良いとされている果実。もちろんヨーグルトやサラダにトッピングしたり、ミキサーでかけてスムージーにするということも多い。
果実になる前にこんなに白くて美しい花を咲かせることを忘れずに
先ほど紹介したキウイは、包丁で切って中身を見ると鮮やかな緑色をしているだけではなく、こんなに美しい白色の花を咲かせるのだ。もちろん花が枯れたら、立派なキウイの果実になるのだ。ちなみにキウイはマタタビ科の植物である。
香ばしさとカリッとした食感が売りとなっているナッツ・アーモンド
チョコレートで包んだり、お酒のおつまみにもなったり、粉にしてお菓子作りなどに使うという方法が挙げられる、ナッツの代表の1つ。実はこれにはビタミンEとオレイン酸が豊富に含まれているので、美容に気遣う人に重宝されている。
出典:www.madis.gr
サクラのような花を咲かせて鳥から身を守る固い殻に覆われている
アーモンドは、主にアジア南西部やアメリカ、オーストラリアなどで育てられて、日本の小豆島でも作られている。そして育てている最中は、満開のサクラのような花を咲かせて、クルミやピーナツと同じように固い殻に覆われて実るのだ。
黄色いサフランライスやパエリアの風味づけに欠かせないサフラン
日本では乾燥させたり粉末状にしたものが流通していて、主にパエリアやサフランライスなどで使われることが多い香辛料。ちなみに使う時は、水やぬるま湯などに漬けて色を出してから使うことが多い。
実はアヤメ科クロッカス属に分類されてこんなにきれいな花を咲かせる
先ほど紹介したサフランは、アヤメ科の多年草にあるめしべを乾燥させて作っている。1つの花からわずか2~3本しか取れないので、非常に高価な香辛料として存在しているのだ。そして昔は薬としても使われた。
出典:dlpng.com
強烈な個性を持つサボテンの果実である、ドラゴンフルーツ
どきついピンク色と白色の2種類があって、外側の皮は鱗のようになっているのが特徴のドラゴンフルーツは、ビタミンB1・B2、葉酸、ナイアシン、ビタミンC、カロチン等の栄養分が豊富で、低カロリーとなっているのが魅力。
長く伸びたサボテンの先端部分に、一つの果実を付ける
先ほど紹介したドラゴンフルーツが、どのような過程を経て成長するのかを調べたところ、太さが4~7㎝にもなるサボテンの先端に実ることがわかった。ちなみに果実は1本のサボテンにつき1つしか実らない。
一口サイズでパクっと食べられる、芽キャベツ
茹でてドレッシングをかけたり、オリーブオイルで炒めたり、シチューの具にすると美味しい芽キャベツは、まるでキャベツをものすごく小さくしたような姿をしている。
1本の茎に、直径3-4cmの小さなキャベツが50-60個実る
先ほど紹介したかわいらしい芽キャベツは、1本の茎に50~60個の実を付ける。そして実はらせん状になっていることが伺えて、品種によっては味がよく、暑さや寒さにも強いものもあるのだ。