陶芸は家庭でも手軽に楽しめて数々の作品を作ることができる!

陶芸は家庭でも手軽に楽しめて数々の作品を作ることができる!

粘土をこねてろくろに乗せて回したり、伸ばしたりしたものを焼くと、食事で使う食器や花を生ける花びんを始めとする、作品ができあがる。これらは「陶芸」と呼ばれていて、現在では土から採取した粘土ではなく、市販の陶芸用の粘土から作れて、炎を上げる窯ではなくオーブンで焼き上げるという方法が挙げられている。

2019.11.21 UPDATE

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家庭でできちゃう、粘土に心を込めて作る職人技のような立派な陶芸作品集!

和食をいただく時に欠かせないシンプルな白い箸置きは粘土で簡単に作れる

お店で手に入る陶芸用の粘土を使って何かを作りたいなら、まずは和食を食べる時に使う箸に添える箸置きから作るとよい。こねて伸ばして平べったくしたり長方形にしたり棒状にしたりして、オーブンで焼くとこんなに立派に仕上がる。

出典:uk.pinterest.com

形だけではなく葉脈のような溝もきちんと再現しているイチョウの形の箸置き

ある程度慣れてきたら、今度はきちんとした形がある箸置きを作ってみるとよい。写真はいかにも季節感を大切にしている「イチョウの葉っぱ」を模った箸置きであり、和食を頂く時に添えておきたい。そして竹串で模様を作っているのも特徴。

料理を上品に盛り付けるのにふさわしい、凝ったデザインの皿

こちらも陶芸用粘土で作った作品だが、よく見ると縁が内側にまで食い込んでいて仕切りを作っているのがわかる。これはお惣菜を上品に盛り付けるのにピッタリで、なかなか思いつかない斬新なデザインが行き届いている。

出典:artizanmade.com

温かいコーヒーやココアを飲む時にふさわしいマグカップも陶芸で作りたい

陶芸家がよく使う回転台・ろくろを使うと作品の幅が広がる。これがあれば中に水を注げるマグカップなどの容器が作れる。なお写真は2色の色を使った、シンプルなデザインのマグカップである。ちなみにつやを出す時は専用のニスや釉薬(うわぐすり)を使うとよい。

小さな取っ手が付いていて丸みを帯びたマグカップは子供にピッタリ

今度は、子供でも使えそうな丸みを帯びたマグカップを作った。もちろんこれもろくろを使って作っていて、指を引っ掛ける部分が丸い輪になっているのが特徴である。そして側面にはかわいいイラストが刻まれているのが特徴。

出典:the189.com

熱いお茶を飲むのにふさわしい湯飲み茶碗も陶芸が誇る作品と言える

急須で淹れたお茶を注ぐのに欠かせない「湯呑み茶碗」も、是非とも陶芸で作っておきたい作品だ。ろくろを回して丁寧に心を込めて作ってみると、まるで精通している陶芸家が作ったような、高級感あふれる作品に仕上がる。

料理を盛りつけるお皿の見た目も陶芸風だと何だか心が和んでくる

陶芸でやっぱり忘れてはならない作品が、でき上がった料理を盛りつけるお皿である。写真の作品は、色彩も形状も至ってシンプルなものとなっているので、これなら毎日の食事に使えそう。

陶器のお皿ができあがったなら表面に絵を描いてアレンジしてもよい

作った皿が真っ白なら、表面に専用の絵の具で絵を描いても構わない。もちろん描く絵はワンポイントとなるものや模様、さらには相手へ伝えるメッセ―ジでもOK。そして最近は陶器に模様を描けるらくやきマーカーというペンも出てきている。

出典:uk.pinterest.com

お通しや手が込んでいる一品料理をおしゃれに見せてくれる葉っぱの形の皿

今度は、1枚の葉っぱを模ったお皿を作った。形状はもちろん、葉脈や曲がった形状をしっかりと再現して、色も芸術性あふれるものにしているので、手に取ってみると思わず素晴らしい出来栄えだと感じる。そしてこれは料理を盛ったり、火のついたキャンドルを乗せたい。

出典:uk.pinterest.com

適当な大きさに伸ばした粘土に模様を刻み込んで壁にかけておく飾りに

粘土を麺棒を使って平らに伸ばし、模様を竹串などで掘っていき、オーブンで焼いたら、模様の内側に絵の具で色を塗る。そしてあらかじめ開けた穴にひもを通すと、壁に飾っておく飾りになった。ちなみにこれを応用させると、部屋のドアにかけるネームプレートにもなる。

表面に少しだけど絵が描かれているこの皿は小料理屋で使っても悪くない

お酒に合うような美味しい料理を出す小料理屋で使われていそうな、四角いお皿だって簡単にできる。あらかじめ形を長方形にして、安定する土台を付けて、最後は少し湾曲させてみると、焼き魚や焼き鳥を乗せるのにピッタリな、日本風の皿になった。

ほのかな赤色やピンク色が全体をおしゃれにまとめているハート型の皿

今度は、内側に少し反っているハートのお皿を作った。ほんのりピンクや赤に着色しているので、女の子らしいかわいさが出てきている。そしてこれにはクッキーやケーキ、アイスクリームなどといった甘いものを盛り付けるとよい。

シンプルだけど内側に木や文字を刻み込んで特色を出している石鹸を置く皿

洗面所に置いておきたい、石鹸を置く皿は陶芸で手作りしても構わない。しっかりとこねてお皿状に伸ばして、まだやわらかいうちにスタンプで模様をつける。そしてオーブンで焼いて固めて、文字や模様の部分に絵の具で色を付けると、立派な作品に仕上がった。

横が長くて大きいのと小さいのがある刺身や醤油を盛るのに丁度よい皿

5ミリくらいの厚さに伸ばして、横長の長方形に切った粘土の隅っこをつまんで引き上げて、オーブンで焼いてみると、またまた小料理屋で使われていそうな刺身用の皿になった。そして今回は、醤油を垂らすのに使う同じ形の小さな皿や、スプーンも作っている。

丸めた粘土とデコレーションパーツに整えた粘土で作るペンダントヘッド

首にぶら下げるアクセサリー・ペンダントを陶芸で作るなんて、なかなか素晴らしい。まずは土台となる白い粘土を丸めて、その上に色を付けた粘土で模様を付けていく。そして金具を通す穴を空けて、後はいつも通りにオーブンで焼くとできあがり。

出典:myfancycraft.com

花のパーツに整えて金具を付けてゆらゆら揺れるピアスに加工した

今度は、お店ではなかなか手に入らないようなゆらゆら揺れるピアスを作った。写真は咲き誇る花を模っていて、陶器ならではの質感をアクセサリーに取り入れているのがわかる。なおゆらゆら揺れるものなら、陶器粘土で作った貫通したビーズにしても構わない。

文字や模様を刻んだハートのチャームはシンプルだけどなかなかかわいい

粘土を麺棒で伸ばしてクッキーの抜き型で抜いて、レース生地などで模様を付けたり、アルファベットスタンプを押してメッセージを刻み込み、上にストローで穴を空ける。あとはオーブンでじっくりと焼くと、飾りに使える陶器のチャームができあがった。

天然石を通した黒いひもを粘土で作った花のパーツに合わせている

満開になっている花の花びらを、1から丁寧に作って立派なチャームを作った。花びらにはキチンと色を塗って、同じやり方で作った花びらを重ねて、丸いビーズを通したひもを繋げると、こんなに素晴らしい花のチャームができあがる。

出典:folksy.com

青い模様を全体に刻み込んだ小鳥のチャームも立派な粘土作品と言える

粘土を程よい厚さに伸ばして、羽ばたいている鳥のクッキー型で抜く。続いてはひもを通す穴を空けて、表面に模様のスタンプを押していく。後は焼いて模様に水色の絵の具を塗ると、こんなに素晴らしい小鳥のチャームが完成した。

側面に絵の具でおしゃれな模様を描いても悪くない花を生ける花びん

またまた、ろくろを使った渾身の作品。今度は高さを出して立派な花びんを作った。もちろん形状は、円柱の形や壺の形、工夫を凝らしたオリジナルの形で全然構わない。そして側面に絵を描いておくと、畳を敷いた茶室に飾っておきたくなる。

ラーメンを食べる時に使うレンゲと同じ質感を持つ食事用のスプーン

温かいスープをすくって食べるなら、陶器でできたスプーンもおすすめ。作り方も至って簡単で、持つ部分にも絵を描いておくと、子供が積極的に使いたくなること間違いなし。

出典:it.pinterest.com

伸ばした後はクッキー型で抜いて表面に模様を刻み込んでチャームに

今度は丸いクッキー型で粘土を抜いて、その上に模様やアルファベットのスタンプをポンポンと押していく。あとは穴を空けて過熱して固めると、プレゼントにちょっと添えられる陶器のチャームができあがった。これは是非とも大量に作っておきたい。

コーヒーを淹れる時にありがたい、ドリッパーとポット

丁寧に焙煎したコーヒーをドリップしたい時にありがたい。ドリッパーとポットのセット。これらも陶芸で1から丁寧に作られているが、プラスチックのものと比べると、陶芸自慢の独自の味わいが出ている。

出典:rootsvt.com

まるで石を削って、お皿にしたような質感があふれている

今度の陶芸作品は、まるで大きな石を丁寧に削ったような重みのある皿に見えるが、これだって粘土をこねて作っているのだ。そしてこちらの作品は、韓国のキムチやナムルを乗せておくのにふさわしい。

海で獲れる2枚貝をモチーフにした小皿

これまで紹介してきた小皿は、色々なデザインがあったが、海で獲れる2枚貝も立派な小皿のモチーフになることを忘れてはならない。もちろん居酒屋や小料理屋でも使えて、これには海産物でできた、お通しや一品料理を盛り付けると最高である。


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