「至福の一杯 淹れたてコーヒー」をコンビニで、を味わいませんか?
「おでん」「から揚げ」「肉まん」「ソフトクリーム」など、レジの近くで食べ物を売ることは、もはやコンビニの重要な役割と言える。そして近年、多くのコンビニエンスストアで、「淹れたてコーヒー」がレジ近くで売られるようになった。その真髄について調べ、まとめて公表する。
「おでん」「から揚げ」「肉まん」「ソフトクリーム」など、レジの近くで食べ物を売ることは、もはやコンビニの重要な役割と言える。そして近年、多くのコンビニエンスストアで、「淹れたてコーヒー」がレジ近くで売られるようになった。その真髄について調べ、まとめて公表する。
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コンビニで売るコーヒーは、店舗ごとのこだわりがあった!
出典:mognavi.jp
コンビニエンスストアのレジの近くに当たり前にあるコンビニコーヒー
何気なく、コンビニで淹れたてコーヒーを買っているあなたへ、1部のコンビニ店舗での「コーヒー」は、おいしく淹れるために、豆の特徴を理解し、下準備を欠かしていないことをご存じだろうか。コーヒーは、ただ苦い味わいの飲み物ではなく、苦味はもちろん、酸味、香り、コクなどの味のハーモニーを踏まえている必要がある。
種類によって味が変わるコーヒーの味を分類しているグラフチャート
この表は、南アメリカやアフリカなど、コーヒー豆を生産している国によって、味が異なることを表している。コーヒーにうるさい人は、これくらいのことは知っていて、どの品種が美味しさのバランスを保っているのかがわかる。
プロが淹れたような味わいを作れる高性能のマシンで「至福の一杯」をお届け!
(写真はセブンイレブンのマシン)一杯ごとに豆を挽き、素人では難しいプロのようなドリップをその中で行う。そして、香り、コク、すっきりとした後味を調和した一杯ができあがる。
コンビニコーヒーを味わう前に、もっと深く知ろう!
台湾や中国にも展開しているコンビニチェーン・セブンイレブンのマシン
人気コンビニチェーン・セブンイレブンでは「セブンカフェ」というコーヒー提供システムを取り入れていて、レジの横にセルフサービス式のコーヒーマシンを設置している。レジで専用のカップを買って、後はボタンを押すだけでできあがり。
出典:mitok.info
ちなみにセブンイレブンはプライベートブランドでコーヒー豆を売っている
セブンイレブンでは、先ほど紹介した専用マシンに常に入れているコーヒー豆自体も販売している。どれも丹念に焙煎して香り高く仕上げているので、家でセブンのコーヒーを楽しみたい方は、ぜひ買うとよい。
熱いコーヒーがすぐに冷たくなるようにアイスコーヒー用の氷も完備している
セブンイレブンでアイスコーヒーを飲みたいなら、専用カップにぎっしり入った氷を買って、そのフタを開けて専用マシンで抽出したコーヒーを入れるという方法を実践している。ちなみにこの氷は、アイスクリーム売り場に置かれている。
さらにファミリーマートのコーヒーマシンは豆を分類できる工夫もある
ファミリーマートのコーヒーマシンは、客が選んだメニューに合わせて、コーヒー豆を分ける、またはブレンドする特徴を持っている。そして使っている豆はグアテマラ、ブラジル、コロンビア、タンザニアという4つの産地から出た豆で、厳しい審査が執り行われている。
ファミマでは温めて泡立てた牛乳を乗せたカフェラテも淹れられる
先ほど紹介した、ファミマのコーヒーマシンでは、温めて泡立てた牛乳を混ぜて、美味しいカフェラテも作っている。ちなみに牛乳はコーヒーの味を損なわないように、こだわりの温度を保っている。
出典:bizmakoto.jp
ローソンでのコーヒーは専門的な資格を持ったお店の人が淹れてくれる
ローソンは、お客様が行うセルフサービスではなく、レジの向こう側に専用マシンを設置していて、お客様からの注文が入ったら、お店の人が入れてくれるというシステムになっている。そしてローソンでのコーヒーを淹れる場所は、マチカフェという名前が付けられている。
専門的な知識や技能を持ったコーヒーソムリエ「ファンタジスタ」が専属!
ローソンでは、研修を積んでコーヒーの専門的な知識を学んだ「ファンタジスタ」が一部の店舗で勤めている。「マチカフェ ファンタジスタのいる店」という表示が目印で、ローソンでコーヒーを頼む時、どうしたらよいかわからないという方には、迷わず、ファンタジスタに尋ねるとよい。
東京を中心に展開しているコンビニチェーン・ミニストップも負けていない
夏になるとソフトクリームを盛ったかき氷・ハロハロを販売して、店頭で作るオリジナルのパフェも売りとなっているミニストップでも、他の店に負けないくらいのコーヒーを提供している。
ミニストップは外国のコーヒー生産者に貢献できる「フェアトレードコーヒー」
ミニストップのコーヒーは、より公正な国際貿易を目指す「フェアトレード」を取り入れている。この制度は、コーヒー豆の生産国の労働者の権利を保障し、彼らにより良い交易条件を提供することを目的としている。このコーヒーを買って飲むことで、誰かの役に立ち、自分にも役立つということを伝えている。
サンクス・デイリーヤマザキのコーヒーは「Kカップ」が美味しさを維持する
サンクス、デイリーヤマザキは、マシンにこの「Kカップ」を入れてからコーヒーを提供している。これのおかげで、淹れる時間を従来よりも短縮し、コーヒーの旨みも鮮度も損うこともない。フタは特殊包装の密封式で、中にはフィルターが入っており、側面の容器も室温に置いても酸素が入らないような作りになっている。
コンビニコーヒーは小銭で買えるようなより手頃な値段なのが特徴
(写真はローソンのブレンドコーヒー Sサイズ)
ローソン、セブンイレブン、サンクスなどは、コンビニコーヒーをもっとたくさんの方に味わってもらおうと、なんと、一杯100円で提供する試みをしたのだ。
コンビニコーヒーを温かいまま飲める、優れものも登場!
紙コップに入ったホットコーヒーを暖かいままにできる真空コンビニカップ
淹れたてのコーヒーは、紙カップのままだとどんどん冷めていき、風味を失ってしまう。そんな時に役立ててほしいのが、紙カップごと入れられて温かさを保つことができる、この真空コンビニカップだ。ちなみにカップ自体は特殊な製造方法を取り入れている。
コンビニコーヒーによって、缶コーヒーの売り上げが下がっている現実がある
コンビニコーヒーの進展によって缶コーヒーの売り上げが下がってきている
今、ほとんどのコンビニで、淹れたてのコーヒーを提供している。しかしその普及によって自動販売機で売られている缶コーヒーの売り上げが下がって来ているという現実がある。